たい焼きに天然物と養殖物が存在するのを君は知っているか!?

冷凍食品化した白いたいやき

冷凍食品化した白いたいやき

やあ。

白いたい焼きに関するエントリが,少し前にKCGブログで複数の方によって書かれていたのを覚えているか? これはタピオカ粉を使っているので,メイラード反応が起きている通常のものとは焼き色が異なる。

したり顔をしながら書き出してみたが,そこまでの理系野郎ではないのでメイラード反応なんて知りませんでしたとも! 生まれて初めてタイピングしたよ。

最近たい焼きがブームとなっており,今年はたい焼き生誕100年ということで盛り上がってらしい。wikipediってみた。

たい焼きの焼型には、1匹ずつ焼き上げる型(「天然物」、「一本焼き」と呼ばれる)と複数匹を一度に焼き上げる型(「養殖物」)の2種類がある。手間がかかる前者の焼型の使用は減少を続けているが、こだわりを持つたい焼き職人もいる[1] 。天然物と養殖物は、焼き方が違い、また火の通り方が異なることから味も違う。

たい焼き – Wikipedia

なんと,たい焼きには天然モノと養殖モノがあり,味が違うとまで書かれている。

冷凍状態で白く凍っている白いたい焼き

冷凍状態で白く凍っている白いたい焼き

その、白いたい焼き食べたいなー養殖物で良いから!! と思っていたら,近所のスーパーに行った時に見つけた。なんてことだ。もう,「白いたいやき」はここまでコモディティ化が進んでいたとは!! ブツブツと独り言を言ってるとあやしいので,とっとと買って帰った。食す。

冷凍状態じゃなくなってもまだ白いたい焼き

冷凍状態じゃなくなってもまだ白いたい焼き

レンチン(レンジでチン)処理後。
しんなり(魚ならぐったり?)してしまった。

もちもち食感を味わう

熱すぎて手で触れずスプーン。エラのあたりをザックリひと思いに切断

これは美味しい。買ったのが,カスタードクリームだった為にもう「たい焼き」じゃないが,そんなのお構いなしに美味しい。これは新しい温かいデザートだ。

このもちもち食感ならば,メイラード反応による焼き色がないのも全く問題無しだ。(メイラード反応って言いたいだけやん)

comments

全ての赤ちゃんの顔は3種類に分類することができる

誕生翌日の彼

隣はマスターヨーダタイプだな。二日目のファーストチルドレン。

やあ。

子供は,頭蓋骨を折り重ねるようにして頭を小さくし,産道を通ってくるのだという。その合体変形ロボのようなギミックに驚く。俺もそれ,できるんかな。できねーよ

看護師さんに言われるがままに頭上を触ってみると,小さな三角形の凹みがある。ここにトライフォースでもハマるのか? しかし数ヶ月だったかどれぐらいの期間かは失念したが,その凹みも次第に無くなるのだという。人体の不思議。俺にもそれあるかなと思い,一応触ってみる。ねーよ

退院までは子供は控え室というか,ベッドを並べているスペースに居るので母親以外は接触が不可能となる。そのスペースには,退院までの5日間の子供が並べられている。

自分が,何グラムで生まれてきたかを知らなかった(興味が無かった)俺としては,今自分の子供ぐらいしかモデルケースがないので,他の子供をじっくり見てみる。体重も身長も様々で,当然顔も全然違う。

生まれたすぐの赤ん坊というのは猿みたいと,よく聞くので覚悟していたが可愛いかどうかはさておき,違った。並んでいる子供達を観察すると3種類に分類可能だ。

まずはガッツ石松タイプ。これは泣き顔の額の深いシワに人生の苦労が染み出ており,世界チャンプ顔。次は,マスターヨーダタイプ。他のジェダイを突き放す常人離れしたミディクロリアン値を持つ知性溢れる顔。ダークサイドに落ちるなよ。それ以外が仏像タイプ。ありがたいので拝んでおこう。

とどのつまり,単に体重によって顔が違うだけじゃないかという話。冗談なのでお気になさらずに。

comments

子供が生まれた。こんな時どんな顔すればいいかわからないの。

やあ。

コテンパンにやっつけられたベジータのようになりながら,分娩室へ向かった彼女。(前回に引き続き7/11土曜日の話)

結構早めな時間帯に看護師さんが,良かったですねーやっと生まれますねー的な事を待ってる俺に言いにきた。お産には危険がゼロではないが,こんなに早く無責任ともとれる言葉を掛けてくれるということは,もう心配は要らないんだろう。

頑張ってるのが聞こえながら,静かに待つ。そんな事を言われるということは,もうすぐに生まれるんだろうなと思ったが,思ってたより時間が必要だった。近くには,この数日に生まれた子供が並べられているため鳴き声が聞こえる。なのでよくドラマであるような,赤ん坊の鳴き声で生まれたのを知るという状況ではなかった。

それから1時間はかるく経過した時,急にTV版エヴァンゲリオンの最終回のように「おめでとう」という声が沢山聞こえてきた。生まれたのか。間髪入れず俺にも報告が入る。

暫くし,分娩室へ通され彼女が抱いている我が子を見る。まるで,MIBで至近距離から悪玉宇宙人をやっつけたかのようだ。

また暫く陣痛室で待つと,キレイにしてもらいタオルに包まれてやってくる。今思えば,ここはとても大事だ。父親は,母親と違い生まれた当日しか抱いてやる事ができない。今思えば2回しか機会がなく,その数少ない1回がここだ。軽く話しかけてみる。どうだ,シャバの空気は?

しかし,この場面は俺一人ではない。すぐにお義母さんもお義父さんも雪崩れ込んでくる。父親と子供との親子水入らずの初めての時間は,彼らの手によりあっという間に終了。主役は,俺のぎこちない抱き方での記念撮影タイムを終え退場。

この時は,まだ見えてないんだろうが両目を開けた。俺はこの翌日に病院をあとにしたが,両目を開けたのは生まれた直後のこの時だけ。それ以外は泣いている時も寝ている時も,動いてる時も目を閉じている。そういうもんなのか。

生後3時間の彼

3時間しか人生経験のない彼

考えれば,なんて不思議なんだ。ついさっきまで,こいつは肺呼吸をしてなかったんだ。どういう仕組みになってるんだ。看護師さんに羊水を口や鼻から出すかもしれませんと言われるが,そんな状態で呼吸できなくなったりしないのかよ!! 「そういうもんなんですか??」今年の俺の流行語大賞のノミネートフレーズはこれ。学ばないとならない事ばかりだ。

まずは,誕生日おめでとう。

comments