Ferrari F2005は無茶苦茶格好良い
やあ。
今年のF1は10年に一度のレギュレーション大改革で,面白いと「いまさら聞けない「ホンダF1とブラウンGP」超入門」に書いたが,最近はどうもつまらないと思いながらF1を見ていた。
もうやっぱり潤沢な開発資金を投入しているチームが追い上げてきて,レース中継も眠たいと思いながら見ていた。(面白いのかも知れないが,眠りに落ちていてよく分かってない)
それが先日,フェリペ・マッサが事故で重傷となってしまい,急遽空いた1台につまりフェラーリをミハエル・シューマッハが再度ドライブすることになったというニュースを見て,仰け反った。
というのも,つい昨日に「シューマッハーのF1復帰は200パーセントない」とマネージャーという記事を見ていたからだ。
まあ,ふつう乗らないよなあ。MotoGPマシンで驚異的なタイムをたたき出したり,いつの間にかバイクレースに出て非凡な才能を発揮しているシューマッハだけど。いくら,引退後もスクーデリア・フェラーリとドライブしないアドバイザー契約を結んでいるとしても,ゴシップ記事の域を出ないよなあこんなの。なんて思っていたらこれだ。
ミハエル・シューマッハは29日(水)、元チームメートであり、負傷したフェリペ・マッサ(フェラーリ)の代役として、これからのグランプリに参戦することを楽しみにしていると発表した。
「今日(29日)の午後にステファノ・ドメニカリ(フェラーリ/チーム代表)とルカ・ディ・モンテゼモーロ(フェラーリ会長)に会って、フェリペの代役を務めるために、準備をすることを一緒に決断した」と2006年に現役を引退し、40歳になっているシューマッハは語った。
一体誰がシューマッハが現役復帰するなんて考えてたか。近年そんな引退からトップチームへ返り咲いたドライバーがいたか。引退を惜しまれ,そして引退してもまだ走りが見たいと思わせるドライバーがいたか。
今年のF1が俄然面白くなってきた。