いかにして俺はSONY VAIO Type Pを紙で作るという狂気に至ったのか

手作りVAIO Type P

手作りVAIO Type P

本日 2009 International CES および国内で,SONYが発表した新型VAIO Type P 。クリスマスあたりからティザー広告を公開しており,CESでウルトラモバイルVAIOが発表になるのではないか,という事は分かっていた。全国256万人のデジタルガジェット大好き野郎が,今か今かと正式発表を待ちわびており,本日発表。

詳細は,このあたりの記事をどうぞ。

大きさを数字で見てみてもよく分からないので,作ってみた。SONYのサイトの何枚かの画像を実サイズに印刷してみて厚紙に貼って。構想30秒 制作時間5分。

iPhoneと比べると,まともに打鍵できるキーボードが付いているPCとしては,かなり小さい。初代VAIO C1が出たときぐらいの衝撃。Sigmarion2を持っているけど,あれをタッチタイプで使うのは慣れが必要だった,というより慣れればタッチタイプできなくはないというレベルであり積極的に使いたいレベルではなかった。これは問題なさそうだ。(これ紙だから分からんけど)

hp2133とVAIO Type P比較1

そうこうしていると,発売後あっという間に売れ切れた事でお馴染みのhp 2133(初期型なのでUS配列)を持っている学生が来たので,比較。hp 2133は,その後出たネットブックと違いまともなキーボードが付いている。VAIO Type Pはかなり小さいな,やはり。厚みは無視。

hp2133とVAIO Type P比較2

背面も比較。hp 2133のアルミ筐体はかなり格好良いが,VAIO Type Pのいわゆるピアノブラックも高級感があり大変良い(これ紙だから光沢ないけど)。厚みは無視。

hp2133とVAIO Type P比較3

重ねて見た。訴求力あるぜ。

手作りVAIO Type Pは,ウルトラモバイル過ぎてむしろフェザーモバイルといっていいぐらいなので,もう少し実感追求型の改造を施すことに。

VAIO Type Pの重さ

重さも厚み(19mm)も素晴らしくばっちり!! 興奮冷めやらぬままに,一緒に持ってみた。しかし,実感はほとんど増えなく失敗。この太古の昔から存在する書籍というものは,マグネシウムボディと剛性が違いすぎて,いくらガジェット好きでも想像が届かない。

実機(て何)を触りたい方は,机の上に置いてあるので,勝手にどうぞ。

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サンタ追跡サイト

サンタさん富士山通過中

サンタさん富士山通過ちう

21世紀の科学力というかGoogleは、あのサンタクロースをもリアルタイム追跡を可能とするのか!! と何年か前に,とても驚いた。

NORAD TRACKS SANTA 2008で,サンタの現在位置を知ることができる。以前見たときには,日本語化されておらず読んでなかったページがあった。

サンタを追跡する理由

この恒例行事は、1955 年にコロラド スプリングスに拠点を置くシアーズローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設したときに、誤った電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まりました。サンタにつながるはずのその番号は、なんと CONAD の司令長官のホットラインの番号だったのです。子供たちからの電話を受けた当時の司令官ハリーシャウプ大佐は、サンタが北極から南に向かった形跡があることを部下にレーダーで確認させました。そして、電話を掛けてきた子供たちにサンタの現在地の最新情報を順次伝えたことから、この伝統が生まれました。

違うじゃないか!! Googleではなくて,NORADが粋なんじゃないか!! なんてエエ話やねん。ダメだ!! アラサーな俺はこういうエピソードに無茶苦茶弱い。こういう時のアメリカはなんて格好良いんだと思う。シビれる。

そして,去年の記事のこれ。
米Google:クリスマス恒例の「サンタ追跡サイト」に協力

なお、Googleの公式ブログに発表を投稿したのは、サンタ追跡の“生みの親”となったシャウプ大佐の孫娘であり、現在Googleで働いているキャリー・ファレルさん。

こんなところでGoogleと繋がる訳か!!

さて,追跡ページによると彼は現在ロシア西部を飛行中。メルカトル図法ではピンと来ないので,せっかくなのでGoogle Earthで追跡するのがお勧め。

メリークリスマス。

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仮装大賞2.0

コウモリ

我が家のクリエイターによる作品

Ten先生に教えてもらった欽ちゃんの仮装大賞の作品から話が始まる。

昔はよく見たが,仮装大賞なんて見なくなって久しい。ちょっと調べてみると,今は欽ちゃんの仮装大賞ではなく「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」となっている。そういや,香取慎吾と一緒にやってるのは見た事がない。

冒頭の作品を,YouTubeで探しだした。「ピンポン」。いつの間に仮装大賞は,こんなダイナミズム溢れる描写をするライブパフォーマンスになったのだと感動した。YouTubeでその他の作品を見たが,もう俺の知っている仮装大賞ではなかった。表にいる人に対する黒子動員数は多く,舞台なのに,カメラアングルは回り込みや俯瞰など縦横無尽であり,人はワイヤーアクションのように宙を飛ぶ。前述の作品もマトリックスばりの演出がきいている。これは,言うなれば既に仮装大賞2.0だ。

近年の名作が日テレのWebで公開されている。先ほどのピンポンは,2003年の第69回の優勝作品となっている。もう5年も前の作品なのか,知らなかった。第73回優勝作品「そしていなくなった」も凄いと思ったが,ピンポン後の作品だ。

このブログを読むと,このピンポンの梶原比出樹さんという方は仮装大賞の常連らしい。気を付けて見てみると,様々な名作で名前を見ることができる。少し探して見つかったものを,年齢による時系列で並べると

・「ピンポン」30歳。
・「仁義なき空手道場」32歳。
・「僕の彼女が怒った理由」35歳。

最後の作品なんて,見えている2人に対して黒子が13人。この長年続いている番組は,海外にも通用する新しいエンターテイメントに昇華したようだ。先ほどのブログに記載のあったペプシのCMと,Scissor Sisters というバンドのPVには,上記作品のエッセンスが惜しみなく注がれている。

ペプシCM
Scissor Sisters – She’s My Man PV

ただ,ただ面白い。

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