仮装大賞2.0

コウモリ

我が家のクリエイターによる作品

Ten先生に教えてもらった欽ちゃんの仮装大賞の作品から話が始まる。

昔はよく見たが,仮装大賞なんて見なくなって久しい。ちょっと調べてみると,今は欽ちゃんの仮装大賞ではなく「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」となっている。そういや,香取慎吾と一緒にやってるのは見た事がない。

冒頭の作品を,YouTubeで探しだした。「ピンポン」。いつの間に仮装大賞は,こんなダイナミズム溢れる描写をするライブパフォーマンスになったのだと感動した。YouTubeでその他の作品を見たが,もう俺の知っている仮装大賞ではなかった。表にいる人に対する黒子動員数は多く,舞台なのに,カメラアングルは回り込みや俯瞰など縦横無尽であり,人はワイヤーアクションのように宙を飛ぶ。前述の作品もマトリックスばりの演出がきいている。これは,言うなれば既に仮装大賞2.0だ。

近年の名作が日テレのWebで公開されている。先ほどのピンポンは,2003年の第69回の優勝作品となっている。もう5年も前の作品なのか,知らなかった。第73回優勝作品「そしていなくなった」も凄いと思ったが,ピンポン後の作品だ。

このブログを読むと,このピンポンの梶原比出樹さんという方は仮装大賞の常連らしい。気を付けて見てみると,様々な名作で名前を見ることができる。少し探して見つかったものを,年齢による時系列で並べると

・「ピンポン」30歳。
・「仁義なき空手道場」32歳。
・「僕の彼女が怒った理由」35歳。

最後の作品なんて,見えている2人に対して黒子が13人。この長年続いている番組は,海外にも通用する新しいエンターテイメントに昇華したようだ。先ほどのブログに記載のあったペプシのCMと,Scissor Sisters というバンドのPVには,上記作品のエッセンスが惜しみなく注がれている。

ペプシCM
Scissor Sisters – She’s My Man PV

ただ,ただ面白い。

comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*