昨日からの夏休み(お盆休み?)も今日で 2 日目。
こうも暑いと,ついだれてしまうので,最近は涼しいカフェで
短期集中型な感じで,勉強してます。
さてさて。
今日は,問題集を使って,第 9 章の範囲の問題にチャレンジしました!
とりあえず 2 回ほどやってみましたが,やっぱり,アルファベット系の暗記が
どうも苦手なようで,そういう問題はなかなか正解できませんでした…(汗)
ちなみに,2 回やって 2 回とも間違ったのは,以下の問題です。
[問題1]
RSA 方式の暗号に関する記述として,正しいものはどれか。
(ア) 暗号化かぎと復号かぎが同じであり,暗号化速度が速い
(イ) 公開かぎ暗号方式の 1 つであり,送信者から受信者への秘密かぎの
配送は不要である
(ウ) 短時間で解読するアルゴリズムが考えられており,ディジタル署名には
適していない
(エ) 代数論で古くから知られている素因数分解の困難性を利用した暗号である
[問題2]
SLCP-JCF98(Software Life Cycle Processes – Japan Common Frame 98)策定の
目的はどれか。
(ア) 取得者と供給者の 2 者間取引におけるシステムの使用開始から終了までの
使用条件を定めること
(イ) 取得者と供給者の 2 者間取引に共通の物差しを用いて取引を明確にすること
(ウ) 取得者と供給者の 2 者間取引の契約条件をパターン化すること
(エ) 取得者と供給者の 2 者間取引のトラブルを回避するためのガイドラインを
定めること
問題の解答は,以下のとおり。
[問題1] (イ)
RSA 方式は公開かぎ暗号方式の一種,ディジタル署名は公開かぎ暗号方式の
暗号化技術を利用した応用技術。
[問題2] (イ)
SLCP-JCF98 は,企業間でのソフトウェア取引を明確化するために,
取得者と供給者の目安になる「共通の物差し」を提供しようとするもの。
…今は覚えたてなので,もう 1 度やったら正解できそうですが,
知識の定着化を図るために,お盆明けくらいに改めて,
第 9 章にチャレンジしてみようと思います!
————— キリトリセン 8X —————
以下,自分のための覚書。
★ 暗号化方式の代表的なもの
・DES(Data Encryption Standard)方式
共通かぎ暗号方式の 1 つで,暗号化アルゴリズムが簡単なため
高速に処理することができるが,共通かぎを受信者に伝えるための
配送手段が必要になります。
・RSA(Rivest Shamir Adleman)方式
公開かぎ暗号方式の 1 つで,複雑な暗号化アルゴリズムであるため
高速処理はできませんが,秘密かぎの配送は不要です。
★ SLCP-JCF98 について
SLCP-JCF98 は,企業間におけるシステム開発の手順,日程,
作業内容などの違いによる,開発費の算出や品質保証などに対する混乱を
避けるために,それらを可視化し,共通の枠組みとして規定したもの。