うちに帰りたくない…

朝から嫌なモノを見つけてしまいました。

鏡に映ったカーテンにへばりついていたのは,

なんと…ムカデ!!

ティッシュペーパーを使って,ちょっとだけ戦ってはみたのですが,
気持ち悪いのなんのって,もうハンパないです(涙)
しかも,出勤前の貴重な時間を割いたにも関わらず,最終的には敵を見失うという大失態!

こうしている今も,部屋のどこにいるか分からないので,
今日はちょっとうちに帰りたくありません…。

————— キリトリセン 8X —————

気を取り直して,間違った問題,第 2 弾!

[問題1]
ソフトウェアの要求定義や分析・設計で用いられる技法に関する記述として,適切なものはどれか。

 (ア) 決定表は,条件と処理を対比させた表形式で論理を表現し,複雑な条件判定を
    ともなう要求仕様の記述手段として有効である。プログラム制御の条件漏れなどの
    チェックにも効果がある
 (イ) 構造化チャートは,システムの "状態" の種別とその状態が遷移するための
    "要因" との関係をわかりやすく表現できる
 (ウ) 状態遷移図は,DFD に "コントロール変換とコントロールフロー" を付加して,
    制御系システムに特有な処理系形態を表現することができる
 (エ) 制御フロー図は,データの "源泉,吸収,流れ,処理,記憶" を基本要素とし,
    システム内のデータの流れのネットワークを表現することができる

[問題2]
データ中心アプローチに関する記述として,適切なものはどれか。

 (ア) 設計の初期の段階から,論理設計と物理設計を一体のものとして扱う
 (イ) データ中心アプローチによって開発されたシステムでは,複数の業務が
    それぞれ個別に構築したデータベースを利用する
 (ウ) データの構造は変わりやすいが,プロセスの仕様は対象業務が変わらない限り
    比較的安定している,という前提に立つ
 (エ) データを共有資源とみなし,その一貫性や完全性維持を重視して資源側から
    ソフトウェアを規程する,という考え方に基づく

[問題3]
トップダウンテストと比較したときのボトムアップテストに関する記述のうち,適切なものはどれか。

 (ア) 既存のシステムを修正してシステム開発する場合よりも,新規に開発する
    システムに適用すると効果がある
 (イ) テストの最終段階で,モジュール間のインタフェース上の問題が発見されたときの
    影響が大きい
 (ウ) 未開発の上位のモジュールを代行するスタブが必要になる
 (エ) モジュール数の多い下位の部分から開発していくことになるので,開発の初期の
    段階ではプログラミングとテストの並行作業が困難である

ここまでの解答と解説!

[問題1] (ア)
決定表(デシジョンテーブル)は,複雑な条件とそれによって決まる処理を
分かりやすく表形式にまとめたもので,複雑な論理の説明を行うのに有効な手法です。
(イ) は状態遷移図,(ウ) は DFD を拡張して制御とタイミングを
表現できるようにした制御フロー図(変換図),(エ) は DFD の説明です。

[問題2] (エ)
データ中心アプローチ(DOA:Date Oriented Approach)とは,最も安定した情報資源である
データに着目し,データ構造からシステムあるいはソフトウェアを開発することです。
 (ア) 概念設計,論理設計,物理摂家の順に行われます
 (イ) システムの安定性や拡張性を保証するうえでも,個別データベースではなく,
    全社的なデータベースを利用する
 (エ) データを共有資源とみなし,その一貫性や完全性維持を重視して資源側から
    ソフトウェアを規定する,という考え方に基づく

[問題3] (イ)
以下,自分メモ参照。

★ ボトムアップテスト

 ・モジュール数の多い下位の部分から開発していくことになるので,最初から
  プログラミングとテストの並行作業が可能です。
 ・テストの最終段階で,モジュール間のインタフェース上の問題が発見されたときの
  影響が大きくなります。
 ・既存のシステムを修正してシステム開発する場合に適しています。

★ トップダウンテスト

 ・モジュール数の少ない上位モジュールから開発していくことになるので,
  初期段階では,プログラミングとテストの並行作業が困難です。
 ・重要度の高い上位モジュールが何回もテストでき,上位モジュールの
  インタフェースの信頼性が高くなります。
 ・新規に開発するシステムに適用します。

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