5月15日にチェコ共和国パルドゥビッツェ大学との遠隔ビデオ会議システムを使った学術教育交流に関する調印式が行われた。この会議システムは本来は京都市内にあるKCGグループの校舎を結んだeラーニングを行う目的のものであるが,今回はチェコと接続し,双方の画像をリアルタイムに見ながら調印を行うという画期的なものであった。式典後,大スクリーンをはさんでチェコ側とKCG側参列者が並び,ワインで乾杯を行った。ICTは世界の物理的な距離ばかりではなく,心理的な距離をも縮めることができると実感した。”チアーズ!”の声はこの瞬間,遠く離れたチェコでも同時にお互いの心に響きあった。
この式典は22日の読売新聞でも報道された。