マジカルスプーン

オブジェクト悩@kcgでも少し言及されていましたが、
3日(日曜日)オープンキャンパスの裏で、
飛行船関係の大学院生の自主ゼミ(?)が開かれていました‥。
私も誘われていたので途中から見学させて頂きました。

今週はバタバタと書く機会を逃していて、もう一週間になってしまいましたが (‘_’ 😉
忘れてしまわないうちに写真など、当日の様子を少しご紹介。

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少し遅れて実習室へ着いたのですが‥
お昼前は、新しい制御プログラム(と新しいパイロット?)のテストも兼ねる形で、
いろいろパラメタを変えながら飛行船を操作して、何度も教室の中を行ったり来たり。

ホバリングして飛行特性を確認したり、
安定した飛行のために重心位置について意見が出たり、
なかなかフランクな雰囲気で和気藹々と。

お昼にはゲストが到着されて、
マジカルスプーンについて実演して頂きました。

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マジカルスプーンは短く言うと、
スプーンを叩くと生じる40kHzの超音波をマイクで拾い、
ビットのオンオフに変換してコマンドを入力するという仕組みです。

入力されたコマンドはUSBを介してシミュレータプログラム上の飛行船模型を操作したり、
ZigBee規格の無線で飛行船へ送信することができるようです。

気になる方は↑のいい加減な説明はスキップして↓の解説記事をご覧ください。

*MDDロボットチャレンジからマジカルスプーンへ:組込みZine(クミコミジン)
*マジカルスプーンと教育:組込みZine(クミコミジン)

その場の全員、みな面白がってひとしきりスプーンを叩きまくった後‥ 
# 思い通りに動かすのは結構難しかったです‥リズム感が重要! (^_^ ;
コマンドを編集して変更して、再度チャレンジしてみたり。

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さらに、基盤について直接詳しく解説して頂いたり、

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さらに皆でソースコードを囲み(2画面)
かなり具体的な処理手順まで丁寧に解説して頂いたりと‥

なかなか貴重な時間を過ごすことができました。

飛行船の実機を制御するプログラムには、
実は秘密のパラメタで調整されているところもあったりして‥興味深かったです。

最後に少し、実際に高校の授業でマジカルスプーンで飛行船を飛ばしたシーンの
ムービーも見せて頂きました。めちゃめちゃ盛り上がってました‥
面白さを実感したばかりですから、さもありなんと。

その後も、大学院生たちはHERO社の技術者の方と打ち合わせしたりと、
なかなか精力的に動いていたので‥今後の展開にますます期待が高まります。 o(‘_’ )))

休日にもかかわらず、貴重な機会を提供していただいた皆さまに感謝申しあげます。

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