2019年3月24日 (日) に西院春日神社・春日幼稚園で開催された NT京都2019 に、
PC 用 TAS 開発環境 Speedrunner を出展しました。
「NT」はニコニコ技術部のことで、ネタもの系ものづくりの展示会です。
2010年にニコニコ動画で 【TASさんの休日】mixiアプリ 四則演算ゲーム 92問正解 などの TAS 動画を投稿しており、そのときに開発したツールを実演しました。
なお、TAS とは Tool-Assisted Speedrun の略で、ツールの補助によりゲームを高速でプレイすることを指します。一般には各ゲーム機のエミュレーターを利用することが多いですが、これは PC (Windows) 上での TAS となっています。
最近では RPA (Robotic Process Automation) というキーワードもあり、原理的にはこれも同じです。
また、ツールをバージョンアップして、Visual Studio の GUI でワークフローを組めるようにしました。
機能:
- PC のマウス・キーボード操作を記録
- Visual Studio の GUI でワークフローを作成
- ワークフローを実行
- いちおうプログラミングもできる
次の動画は円周率を求める例です (2倍速)。最後に計算結果が表示されています。
NT京都は、今までに見た展示会の中で最もカオスでした。
発想の源が狂っているものが多いです。既存の技術なのに「そんな使い方するのか!?」という驚きがあって素晴らしいです。