私が京都コンピュータ学院に来たのは1998年で,ゲーム開発科(2年制)で開講された科目を主に担当していました。私はプログラムはあまりというかほとんどできなかったのですが,まず,ビジュアルベーシックで,ビデオゲームのプログラムの基礎,つまり,キーボードの状態を調べ,画面を構成するオブジェクトの配置を計算し,描画を指示するという流れを知りました。その後,ネットやろうぜ!(黒いPlayStationを使った開発キット)で,クロス開発の仕方,3Dオブジェクトの扱い,メモリカードの扱いなどを勉強して,関連する授業で教えました。現在からするとPSは非常に非力なマシンですが,ゲーム開発の基本は今でも変わりません。私がゲーム開発を指導できるのはこのネットやろうぜ!のおかげですし,黒PSはとても思い出深いマシンです。
※現在,ネットやろうぜ!は授業で使われていません。念のため。
AW