月刊陸上競技と陸上競技マガジンをナメるな!

月刊陸上競技(ゲツリク)

月刊陸上競技2009年6月号

やあ。

数日前のいつもの事務室での事。あまりに衝撃的すぎて,話の前後をどうやっても思い出せないのだが,何故か陸上競技の話になった。なったというより,友人とあわせて3人でやって来たその1回生がやたらとアツい。

まあ,アツい奴および何かの分野に突出している奴は例外なく面白い。聞くと陸上競技をやっていたらしく「ゲツリク」がどうとかこうとか言っている。へ? げつりく? なんだそれはと,自称略語家の俺も何の事かさっぱり分からないので聞いてみる。

え,知らないんですかセンセー。ゲツリクといったら,月陸ですよ月陸。月刊陸上競技ですよ!!

しらねーよ!

もう少し聞くと陸上競技者では知らない奴はいなく,皆が読んでいるらしい。ホントに月刊なのか? 季刊じゃなくて? 確かに陸上競技人口は少なくはないが,本屋で見た事もないし,陸上野郎が読んでいる風景も見た事がない。そもそも何が載っているのか皆目見当がつかない。しかも月刊だ。聞くと,全国の地区大会の結果等が載っていて,俺どの県でも無茶苦茶詳しいですよと言う。

常識っすよ常識と熱弁を振るうその学生,彼と一緒に来ていた友人は既に置いてけぼり。全く理解できませんを全力で俺に向かってアピールしている。少し胸を撫で下ろす俺。

陸上専門月刊誌の存在に驚いていると,あとはそうっすね陸マガっすね。このふたつはジョーシキですね。え? リクマガなる雑誌もあるのかよ! しかもそれも月刊誌なのかよ。そうですよ,どっちも14日発売っすよ。

身近でありながら,知らない世界というのは沢山あるんだな,面白いなと思い帰宅し,調べてみた。

日本初の月刊陸上競技専門誌として創刊され、現在に至るまで陸上競技専門誌の最高峰として君臨している。石井朗生、寺田辰朗ら、陸上競技に造詣の深いライターや新聞記者の原稿を積極的に採用しており、読み応えのある記事と豊富なグラビアページで人気を博している。

陸上競技マガジン – Wikipedia

最高峰…。豊富なグラビアページ…。ちょっと読んでみたくなった。しかし,非陸上競技者にとってリクと言えば,リクルートの略であってリクナビは就職活動で大活用する。それなら,陸ナビというサイト作ってやろうかと思ってググってみたら既に存在した。くそう。

数日後の今日,再度その学生と出くわした。えーっとなんだっけゲツリクだっけー? と少し背伸びしてコミュニケーション図ってみたら「センセー月陸と陸マガですよー! 今日明日××(聞き取り不能)は京都府の××大会(聞き取り不能)が××(聞き取り不能)… 」

すごい勢いでネイティブな陸上語を放ちながら消えて行った。

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