VAIO Type P / 今年もよろしく

今年もよろしく

iPhone/iPod Touchアプリ i書道(iShodo)を使用

1月も既に中旬に差し掛かったというのに,このタイミングを逃したエントリ。皆様,0x7D9年もどうかよろしく。今年は,ネタが腐ってしまわないうちに書く事を心がけます。デジタルガジェット,iPhone,レース,ロードスター,バイク,このあたりの充実に努めます。

さて,先日書いたVAIO Type P自作の話。思ってた以上の反響をいただきました。見るなりアホ呼ばわりしてくださった何名かの方,関西地区における最高の褒め言葉ありがとうございます。紙である事にはまったく触れず,お,それはType Pですね,と話を切り出してくる学生達。これからもアンテナ感度を落とさずやっていけ。

ビックカメラには実機が並んでおり,原寸大写真が入ったパンフレットもあるとか。

世間でのこのマシンの評判はというと,どうも否定的な意見も多い様子。しかし,これは久しぶりにSONYらしい,SONY以外からは1台目として世に出てこないであろう名機である事は間違いない。そもそも批判的意見の大半は,万能ノートPCとして評価しているように見える。まともなキーボードを備えた為に,そうなったかと思われるが,これはVAIO Type UやLOOX Uぐらいの尖ったマシンと考えるべき。これらに比べれば遙かに守備範囲が広い。

iPhoneとWILLCOM D4

そもそも前回比較したhp 2133もそうだが,こいつらはいわゆるIntelが言うところのUMPC(ネットブックと同義で良いか?)ではなくMID(mobile internet device)であり,ほとんど同じ構成となるのはWILLCOM D4(以前のエントリ)だ。それよりは、ふつうの人にも十分お勧めできる。Type Pより小さなコンピュータは数あれど,Type Pほどちゃんとしたキーボードを持つ小さなPCは他に無い。

ただし,この変態高解像度は,15インチQXGA(XGA4枚分だよ)マシンを持ってる高解像度野郎の俺でも,少し不安になる。電車で活用させようにも,膝に乗せた状態ではおそらく文字が読めない。ただ,読めないなら読めないで,Windows Vista以降は画面のdpiスケールを変更可能なので変えればいい,と言い聞かせる。

で,買うのか?

買わない。理由は,少し前にノートPCを買った事,iPhoneが強力過ぎてこのあたりのサイズのPCとすら競合する事が理由。逆にiPhone持ってなければ,WAN内蔵モデルを絶対買ってた。

と書いててもまだ欲しいので,買った学生は俺の魂を揺さぶりに見せびらかせにきてください。


1/14 23:00 追記
読み返して思ったが、MIDとUMPCって、MIDのほうが定義上は下じゃないか。文章を小修正。このプラットフォームのメリットは省エネ、動画再生支援か?

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いかにして俺はSONY VAIO Type Pを紙で作るという狂気に至ったのか

手作りVAIO Type P

手作りVAIO Type P

本日 2009 International CES および国内で,SONYが発表した新型VAIO Type P 。クリスマスあたりからティザー広告を公開しており,CESでウルトラモバイルVAIOが発表になるのではないか,という事は分かっていた。全国256万人のデジタルガジェット大好き野郎が,今か今かと正式発表を待ちわびており,本日発表。

詳細は,このあたりの記事をどうぞ。

大きさを数字で見てみてもよく分からないので,作ってみた。SONYのサイトの何枚かの画像を実サイズに印刷してみて厚紙に貼って。構想30秒 制作時間5分。

iPhoneと比べると,まともに打鍵できるキーボードが付いているPCとしては,かなり小さい。初代VAIO C1が出たときぐらいの衝撃。Sigmarion2を持っているけど,あれをタッチタイプで使うのは慣れが必要だった,というより慣れればタッチタイプできなくはないというレベルであり積極的に使いたいレベルではなかった。これは問題なさそうだ。(これ紙だから分からんけど)

hp2133とVAIO Type P比較1

そうこうしていると,発売後あっという間に売れ切れた事でお馴染みのhp 2133(初期型なのでUS配列)を持っている学生が来たので,比較。hp 2133は,その後出たネットブックと違いまともなキーボードが付いている。VAIO Type Pはかなり小さいな,やはり。厚みは無視。

hp2133とVAIO Type P比較2

背面も比較。hp 2133のアルミ筐体はかなり格好良いが,VAIO Type Pのいわゆるピアノブラックも高級感があり大変良い(これ紙だから光沢ないけど)。厚みは無視。

hp2133とVAIO Type P比較3

重ねて見た。訴求力あるぜ。

手作りVAIO Type Pは,ウルトラモバイル過ぎてむしろフェザーモバイルといっていいぐらいなので,もう少し実感追求型の改造を施すことに。

VAIO Type Pの重さ

重さも厚み(19mm)も素晴らしくばっちり!! 興奮冷めやらぬままに,一緒に持ってみた。しかし,実感はほとんど増えなく失敗。この太古の昔から存在する書籍というものは,マグネシウムボディと剛性が違いすぎて,いくらガジェット好きでも想像が届かない。

実機(て何)を触りたい方は,机の上に置いてあるので,勝手にどうぞ。

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サンタ追跡サイト

サンタさん富士山通過中

サンタさん富士山通過ちう

21世紀の科学力というかGoogleは、あのサンタクロースをもリアルタイム追跡を可能とするのか!! と何年か前に,とても驚いた。

NORAD TRACKS SANTA 2008で,サンタの現在位置を知ることができる。以前見たときには,日本語化されておらず読んでなかったページがあった。

サンタを追跡する理由

この恒例行事は、1955 年にコロラド スプリングスに拠点を置くシアーズローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設したときに、誤った電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まりました。サンタにつながるはずのその番号は、なんと CONAD の司令長官のホットラインの番号だったのです。子供たちからの電話を受けた当時の司令官ハリーシャウプ大佐は、サンタが北極から南に向かった形跡があることを部下にレーダーで確認させました。そして、電話を掛けてきた子供たちにサンタの現在地の最新情報を順次伝えたことから、この伝統が生まれました。

違うじゃないか!! Googleではなくて,NORADが粋なんじゃないか!! なんてエエ話やねん。ダメだ!! アラサーな俺はこういうエピソードに無茶苦茶弱い。こういう時のアメリカはなんて格好良いんだと思う。シビれる。

そして,去年の記事のこれ。
米Google:クリスマス恒例の「サンタ追跡サイト」に協力

なお、Googleの公式ブログに発表を投稿したのは、サンタ追跡の“生みの親”となったシャウプ大佐の孫娘であり、現在Googleで働いているキャリー・ファレルさん。

こんなところでGoogleと繋がる訳か!!

さて,追跡ページによると彼は現在ロシア西部を飛行中。メルカトル図法ではピンと来ないので,せっかくなのでGoogle Earthで追跡するのがお勧め。

メリークリスマス。

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