私たちは,様々な「メディア」の中で生活していますが
中でもウェブなどのインターネットは私たちの生活に大きな影響を与えたといえます。
そんなメディアについて様々な論理を提唱しているのが,マーシャル・マクルーハンという人物です。
一般的にメディアとは「媒体」を表しますが,彼は「メディアはメッセージである」という主張をしています。
多くの人は,情報伝達の「内容」を重視しますが,彼の主張では「内容自体よりも伝えるメディアの形が重要であるとする」と考えています。
新しいメディアの形として,セカンドライフなどのメタバース(三次元仮想空間)があります。
メタバースの世界の今後は透明な段階ではありますが,新しいインターネットの形式として,ビジネスや私たちの生活に,どのよう影響を与えるか注目されています。
20年以上前に書かれた本なので,メタバースの世界については書かれていませんが,
本書を読んで「メディアとは何か?」という原点にたって考えてみるものもおもしろいでしょう。
【参考】
マーシャル・マクルーハン – Wikipedia
メタバース – Wikipedia
京都コンピュータ学院 | 学科 | コンピュータサイエンス学系(メディア情報学科)