メディア論

メディア論―人間の拡張の諸相

私たちは,様々な「メディア」の中で生活していますが
中でもウェブなどのインターネットは私たちの生活に大きな影響を与えたといえます。

そんなメディアについて様々な論理を提唱しているのが,マーシャル・マクルーハンという人物です。
一般的にメディアとは「媒体」を表しますが,彼は「メディアはメッセージである」という主張をしています。
多くの人は,情報伝達の「内容」を重視しますが,彼の主張では「内容自体よりも伝えるメディアの形が重要であるとする」と考えています。

新しいメディアの形として,セカンドライフなどのメタバース(三次元仮想空間)があります。
メタバースの世界の今後は透明な段階ではありますが,新しいインターネットの形式として,ビジネスや私たちの生活に,どのよう影響を与えるか注目されています。

20年以上前に書かれた本なので,メタバースの世界については書かれていませんが,
本書を読んで「メディアとは何か?」という原点にたって考えてみるものもおもしろいでしょう。

【参考】
マーシャル・マクルーハン – Wikipedia
メタバース – Wikipedia
京都コンピュータ学院 | 学科 | コンピュータサイエンス学系(メディア情報学科)

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ストレングス・ファインダー

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

本書は,「自分自身の『弱み』を克服して苦労することよりも,
『強み(=才能)』を見つけ出し,それを伸ばしていくことが成功への道だ」と考えられています。

ビル・ゲイツや,タイガー・ウッズなど,ビジネスやスポーツなどの場で
成功を収めた人の「才能」についてのケーススタディをもとに詳しく紹介し,
人間の才能について34の分類を設け,それぞれを詳しく解説しています。

本書の大きな特徴は,『ストレングス・ファインダー』というウェブ上のツールが利用できることです。

自分自身の才能を見つけ出すということは難しいですが,
このツールでは,いくつかの質問に答えると,最終的に自身の才能を上位5つを解説してくれます。

就職活動を控えている人は自己分析の参考になるかもしれませんね。

※ちなみに,この『ストレングス・ファインダー』は,本1冊ごとに1つのIDが割り当てられていますので,
新品で購入した人のみがツールを利用することができます。

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What is Web2.0

Web2.0への道 (Impress Mook)

本書は「Web2.0」について詳しく述べられています。

「Web2.0」という言葉が使われるようになって4年ほど経過しましたが,
ウェブは単なる情報の集まりだけではなく,個人の行動がウェブ全体に影響を与える時代となりました。

もしかすると,近い将来人間の思考そのものがウェブ型になる時代が来るのかもしれません。

【参考】
Web2.0 -Wikipedia
O’Reilly — What Is Web 2.0

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