ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破を一行で説明する (ネタバレ無し)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 パンフレット

映画を見る前に開けるな,とステッカーで封をしてあるパンフレット

やあ。

前回「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11)でBlu-rayの威力を再確認」に書いたように,地上波を放送している日のレイトショーを観てきた。まずどこで観ようかと京都界隈のシネコンを調査。

「イオンシネマ|久御山店」は,一番近いのだがセンセーが観た時にはピントが甘かったとおっしゃってたので,除外。しかしホントかなー。「TOHO シネマズ二条」は駐車場に優待制度が無くキッチリ駐車場代が掛かるというサービスの悪さで除外なのだが,そもそもこの作品を上映していない。「MOVIX京都」は上映しているが,駐車場が無い。人も多そうだ。

その次に近いのは,「ワーナーマイカルシネマズ茨木」だ。少し遠いが,最終上映回が21:45と遅いので,ここにする。シネコンなので勿論ウェブ予約しない手はないので,真ん中あたりの良い席を予約する。決済画面で驚いた。今時,予約手数料が100円掛かる。この21世紀になんて前時代的サービスなんだと驚愕しながらも,仕方なく予約。

で,感想。

期待を裏切らない素晴らしい出来。単なるアニメじゃなく,SF特撮エンターテイメント大作映画と呼ぶに相応しい。

内容については以上。1行じゃないじゃん。残りは映画館の話。もう俺は映画館には行かないと決めてた。昔はよく行ったし,誰かと行くのも,近所にシネコンが幾つかできてからは,ふらっと行く一人映画も好きだった。

ただ,もう映画館は心を落ち着かせる事のできる公共の場として考えられない。いくら席が広くなっても隣人との肘の譲り合い,やたらと彼女に解説したがる男の耳につく会話,空腹でない時のマクドナルドスメル。映画というものは幾分も我慢しないとならないものであり,気を遣い譲り合わうのが当然のものだった。これが,家庭内の映像・音響設備の発展進歩によって,本来のストレスレスな映画鑑賞を味わえるようになり,映画館に行かなくなった。

3Dや2K4K(スパイダーマン2をこれで観たが凄かった)やIMAXデジタルシアターは,未だ映画館でしか観る事のできない数少ない映像体験だが,それ以外ならBlu-rayを5.1chで観る方が幸せじゃないかと思う。

まあ,エヴァはそもそも語りたくなる作品なので,今回は特にマッチングが悪かった。いくら地上波が裏でやっていると言っても,週末のレイトショーなので客が多く,特に真ん中ブロックはギッチリ。本編は静かだったが,エンドロールで周り一帯が一斉に喋りだした。見終わった後に不快な気持ちが強く残った。喋って他人に迷惑を掛けるくらいなら,出て行けというのは映画も授業も一緒だ。

なので,ほんとに好きな人はBDを家で観るのを勧める。ただ,この高度情報化社会において,ネタバレを半年以上も避けるのは不可能に近いか。その精神的ストレスこそ不毛だ。そうだ,2回観るつもりなら,別に周りが騒がしくても気にならないんじゃないか。そうだ,そうに違いない。

という訳で,次は平日モーニングショー(レイトショーの逆)に行くぜ。2回同じ映画観るのも,旧劇場版以来だ。

(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 オリジナルサウンドトラック(サントラ)に続く。)

comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*