里帰り出産とiPhoneの素晴らしい相性に感動した

胎児の心拍と陣痛モニタ

胎児の心拍と陣痛のモニタリング装置

やあ。

里帰り出産により暫く独り身を続けていたが,大人の階段をあがる為に授業終わりで福井県入りすることになった。今日明日には生まれるのだろうと思い,ノートPCと一眼デジタルカメラと歯磨きセットだけ朝家を出る時に鞄には入れておいた。

しかし,計画分娩となってからも,これがまったく生まれないのなんの。激しい誤算により,スーパー銭湯と着替えを買うユニクロ,および歯磨き以外のグルーミングセットを買うドラッグストアに行かなければならなくなった。

これらを探し出すのに,10年前の父親の初代プリウスに搭載されているナビでは心許ないが,iPhoneの「Yahoo!地図」で不慣れな土地であっという間に全てのミッションを完了。こんな事は別にiPhoneでなくても勿論可能だが,iPhoneなら見積もっていた時間の半分以下で済ませる事ができる。iPhone3Gを購入し今日で一年だが,素晴らしいストレスレスなモバイル体験。

ただ,唯一の失敗は,そのiPhoneのUSBケーブルを忘れた事。こいつが無いと充電ができない。院内はWi-Fiが飛んでおらず,俺の手持ちのデバイスではインターネットに接続できるのはiPhoneしか無い。twitterアプリやらGmailやらをフル活用してると,バッテリーが風前の灯となった。

タイミングを見計らい,USBケーブル購入のためにSoftbankショップに駆け込むが,在庫が無い。そんな事を告げられても,まだ慌てなくても大丈夫だ。iPhoneのUSBケーブルはiPodのそれと全く同製品であり,デファクトスタンダードたるiPodの周辺アクセサリは,そのへんの大型電気屋に山積みだ。バッテリーに残った最後の電気で,近くのヤマダ電機を検索し向かう。Apple純正USB接続ケーブルは,3本持っているので同じ物はもう買いたくない。充電も1度だけだろうと考え,満たされていなかった車内充電環境を整える為DC12V充電器を購入。ケータイもそうだが,車内で充電できないのはとても困る時がある。

しかし,これも思慮不足だった。さらに出産が翌日,その次へと延期となった。iPhone3Gを購入し1年経つ事からバッテリーがへたり気味ゆえ,フル充電しても半日ともたない。病院は21時を超えると出入り不可能となり車内に行けなくなるし,昼間にはエンジンON(プリウスなので殆どエンジン掛からない)で4枚ドアを締め,トランクスルーにしトランクロック解除状態でクルマを離れる事数度と,不便この上ない。こんな事で凌ぎながらも,彼女に付き添いながらも,返信しないとならないメールがあるので仕方ない。逆に言えば,iPhoneがあれば,通常のメールのやり取りを必要以上に頑張らずとも全てこなす事ができる。

とは言え,さらに翌日に繰り越される決定がくだったときには,この充電ソリューションは限界を迎え,再度ヤマダ電機でUSBケーブルを購入した。最初からそれを買っておけって? まあ,人間そうやって失敗しながら大きくなっていくものだ。

教訓:電脳野郎たるもの,いかなる場合も長期戦を考慮すべし。

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kcg.eduロードスターの優勝は七夕の夢を見るか

願い2009版

字が上手くなりますようにとの願いも必要だな

やあ。

京都駅前校に飾られた笹飾りに,学生が続々と願い事を書いていく。そういえば,去年は「レースで勝てますように」と書いたな。結局,入賞続き(これも凄い事なんだけどなあ)だけど,表彰台には乗れんかった。

レーシングジャーナルといいながら,レース話少なすぎなんだよ俺!! だから,新入生にも趣味でレースやってる事なんて知られてないんだよ!! インドア系電脳野郎と思われてるんだよ!!

京都コンピュータ学院 | KCG News | マツダロードスターによるワンメイクレース「Party Race」で,「kcg.eduロードスター」高木俊之先生が優勝!

ちょっとアピってみた。(公式サイトが大幅変更された関係でリンクが無くなってるのか,要メンテ俺。)

そうこうしてると,俺も七夕気分満点になり今年版を書いてみた。さあ,おらの願い叶えてくれ! 神龍!! (違う)

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破を一行で説明する (ネタバレ無し)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 パンフレット

映画を見る前に開けるな,とステッカーで封をしてあるパンフレット

やあ。

前回「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11)でBlu-rayの威力を再確認」に書いたように,地上波を放送している日のレイトショーを観てきた。まずどこで観ようかと京都界隈のシネコンを調査。

「イオンシネマ|久御山店」は,一番近いのだがセンセーが観た時にはピントが甘かったとおっしゃってたので,除外。しかしホントかなー。「TOHO シネマズ二条」は駐車場に優待制度が無くキッチリ駐車場代が掛かるというサービスの悪さで除外なのだが,そもそもこの作品を上映していない。「MOVIX京都」は上映しているが,駐車場が無い。人も多そうだ。

その次に近いのは,「ワーナーマイカルシネマズ茨木」だ。少し遠いが,最終上映回が21:45と遅いので,ここにする。シネコンなので勿論ウェブ予約しない手はないので,真ん中あたりの良い席を予約する。決済画面で驚いた。今時,予約手数料が100円掛かる。この21世紀になんて前時代的サービスなんだと驚愕しながらも,仕方なく予約。

で,感想。

期待を裏切らない素晴らしい出来。単なるアニメじゃなく,SF特撮エンターテイメント大作映画と呼ぶに相応しい。

内容については以上。1行じゃないじゃん。残りは映画館の話。もう俺は映画館には行かないと決めてた。昔はよく行ったし,誰かと行くのも,近所にシネコンが幾つかできてからは,ふらっと行く一人映画も好きだった。

ただ,もう映画館は心を落ち着かせる事のできる公共の場として考えられない。いくら席が広くなっても隣人との肘の譲り合い,やたらと彼女に解説したがる男の耳につく会話,空腹でない時のマクドナルドスメル。映画というものは幾分も我慢しないとならないものであり,気を遣い譲り合わうのが当然のものだった。これが,家庭内の映像・音響設備の発展進歩によって,本来のストレスレスな映画鑑賞を味わえるようになり,映画館に行かなくなった。

3Dや2K4K(スパイダーマン2をこれで観たが凄かった)やIMAXデジタルシアターは,未だ映画館でしか観る事のできない数少ない映像体験だが,それ以外ならBlu-rayを5.1chで観る方が幸せじゃないかと思う。

まあ,エヴァはそもそも語りたくなる作品なので,今回は特にマッチングが悪かった。いくら地上波が裏でやっていると言っても,週末のレイトショーなので客が多く,特に真ん中ブロックはギッチリ。本編は静かだったが,エンドロールで周り一帯が一斉に喋りだした。見終わった後に不快な気持ちが強く残った。喋って他人に迷惑を掛けるくらいなら,出て行けというのは映画も授業も一緒だ。

なので,ほんとに好きな人はBDを家で観るのを勧める。ただ,この高度情報化社会において,ネタバレを半年以上も避けるのは不可能に近いか。その精神的ストレスこそ不毛だ。そうだ,2回観るつもりなら,別に周りが騒がしくても気にならないんじゃないか。そうだ,そうに違いない。

という訳で,次は平日モーニングショー(レイトショーの逆)に行くぜ。2回同じ映画観るのも,旧劇場版以来だ。

(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 オリジナルサウンドトラック(サントラ)に続く。)

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