ユートピア

ユートピア (岩波文庫)

以前から読もうと思っていたの本なのですが,先週ようやく購入し,読み始めました。

どこにもない理想国家「ユートピア国」についてを語った本です。
都市,職業,技術,生活,戦争など様々な視点から想像上の国が解説されています。
表紙に記された「戦争でえられた名誉ほど不名誉なものはない」という言葉が印象的です。

「ユートピア」とは「どこにも無い」という意味のトマス・モアの造語です。
kcg.eduの機関誌「アキューム」でも書かれているように,
ユートピアが実在してしまえば,ユートピアでなくなってしまいます。
それでも,「理想」を常に掲げてユートピアな国作りをしていこうという考えを重視した思想をのもとで,読まれ続けてきたのが,この トマス・モアの『ユートピア』なのでしょう。

kcg.eduも常に「卒業生が最先端」「No.1 and the only one」を
めざし続けるユートピアで在りたいですね。

【参考】
京都コンピュータ学院卒業生編集誌アキューム1号掲載。「初代学院長の思い出 独立独行のひと」牧野澄夫
京都コンピュータ学院「アキューム」9号「初代学院長の思い出」作花一志

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