KCGブログ小説・「おとといの春」 6

「晴子,晴子ーっ!」

ふいに声をかけてきたのは親友の彩子だった。

彩とは小学校からずっと一緒,

スポーツ万能の活発な晴子とは対象的におとなしい子だ。

おとなしいというよりも,ちょっと変わったといったほうがよいかもしれない。

小学校の頃は昆虫採集に夢中になっていたし,プラモデルなんかも作っていた。

最近ではパソコンにはまっているらしく,高校2年生の夏には自作のパソコンを

夏休みの課題として持ってきた。

普通ならぜんぜんかみあわなそうな2人だが,

なぜか彩とは気があったし,一緒にいてとても楽しかった。

晴子は彩に誘われて中3のときに少しだけ通った。

「面白い先生がいるから,来てみてよ~」

ぜんぜん行く気などなかったのだが,

満面の笑みで言われるものだから,

「見学も出来るの?1回だけなら・・・。」

と言って見に行った。

(つづく)

大盛り上がりでした!「セイサク君開発物語」

「クルマ・バイク好き集まれ!」

京都コンピュータ学院 & 京都情報大学院大学

comments