「美味礼賛(びみらいさん)」
フランスの法律家,政治家であり食通であるブリア・サヴァランの著書です。
日本では,岩波文庫からかなり前から出版されたので既に読まれ方も多いかと思います。
本書は「美味本というよりも,むしろ,食事にまつわる事物に哲学的考察を加える随筆集」とされています。
まだ読み始めたばかりですが,なかなか興味深い内容となっています。
確かに,単なる美味本ではなく,食に関する哲学が述べられています。
本書中のブリア・サヴァランの名言には,
「ふだん何を食べているのか教えてごらん、どんな人だか当ててみせよう」
「消化不良に苦しんだり泥酔したりするものは、飲食の真髄をまったくわきまえていないのである」
「新しい星を発見するよりも新しい料理を発見するほうが人間を幸せにするものだ」
などがあります。私は新しい星が発見される方が素晴らしいと思うのですが・・・
▼「人生美味礼賛」という曲があるそうです。
Dilettante-ALI PROJECT
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