「哲学」は図で考えると面白い
この本によると,哲学は抽象画を読み解く作業に似ていると言われています。
混沌とした抽象的な絵であっても,絵の具はどんなものか?筆の毛はなんだ?
色は何色?など,絵について分析することが哲学ということです。
つまり,哲学とは抽象的な概念を,分析して体系化することを指しています。
これは,ソフトウェア開発の「設計」にも同じことがいえますね。
抽象的な問題を分析するという点では,哲学とソフウェア設計は共通しています。
特にオブジェクト指向設計は哲学的な要素が強いですね。
オブジェクトに対して,クラスや属性,機能を考え,UMLなどの図で表現しますので。
だから哲学を図で表すと言うことはごく自然なことなのでしょう。
【参考】
↓京都情報大学院大学(KCGI)の授業です。
京都情報大学院大学 | オブジェクト指向システム設計