KCGブログ小説・「おとといの春」 1

ある日の朝,目が覚めると外は一面の雪だった。

山から吹き込む風が,寝起きの顔を打ち,

一瞬にして夢から現実へと戻してくれた。

隣の家の犬も,寒そうに犬小屋にこもっている。

いつもと変わらない朝を迎えたようだが,

いつもと違う朝だった。

朝の空気を胸いっぱい吸い込み,

これからの夢に思いをはせて,

思いっきり伸びをしていると,

その思いを元に戻すかのように

目覚まし時計がけたたましく鳴った。

「ジリリリリリリー」

今日は寒かったせいで,いつもより早く目が覚めたのだった。

(つづく)

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京都コンピュータ学院 & 京都情報大学院大学

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