現在,京都コンピュータ学院京都駅前校の新館にはLEDディスプレイがあり,動画が大画面で流れています。
私は,ここの動画を指示されている通りに流れる様,設定をしています。(内容を決めているわけでないです。)
このLEDディスプレイ,実は昼間と夜間の明るさが違います。
昼は明るくして昼間でも見えるようにして,夜間は暗くしてまぶしすぎないようにし,近隣への配慮をしています。
しかし,このLEDディスプレイには明るさを時間で調整する機能がありません。
明るさ調整を実現するには通常の動画と全く同じ内容で明るさが暗い動画を用意して時間帯によって流す動画を変えています。
動画を追加する毎に暗い動画を作成したり(動画が複数あると結構時間や手間がかかります),明るい動画と暗い動画の設定をそれぞれ設定が必要です。
また,動画を減らすときも2箇所設定を変更しなければならないので,ちょっと考えただけでも管理が大変です。
設定ミスとかで昼間用動画と夜間用動画を間違えたりすると,昼間暗くて見えなくなり,夜間まぶしすぎで,迷惑をかけたりもします。
他にも様々な要件があったので,非常に困難でした。
こうなると気合でなんとかなるレベルではないので結構困ってしまいました。
開発元に相談する前に,とりあえず何か,自分でプログラムを作成して出来る方法がないか少し調べてみました。
LEDディスプレイに画像を出す仕組みが簡単なことが分かり,動画管理・再生・明るさ自動調整をするソフトエウアを開発しました。
動画再生は,通常のWindowsで動画再生をする方法と同じ。
明るさ調整は,黒色の半透明ウインドウを動画部分に被せることで,実現しました。
(Visual C++で作成)
以前から半透明ウインドウって実用性ないなぁと思っていたが,今回はこのおかげで明るさ調整が簡単に実現できた。
動画管理が簡単で,かつ設定ミスをほぼ出来ないようになりました。
複数の動画の再生順番の管理や動画再生時の明るさを時間に連動して段階的に暗くするなどの機能を組み込んでいます。
夕方5時からだんだん暗くしていきます。
昼間の明るさを100%と,すると,
5時で70%の明るさ
6時で50%の明るさ
7時で30%の明るさ
8時以降は25%の明るさ
深夜から朝にかけては,どんな設定にしても,表示しない仕組みとなっています。
5時00分頃で 100%から70%になるので,一度確認してみてください。