IT大手はなぜ“訴訟戦法”に走るのか

Microsoftも、Appleも、Oracleも――IT大手はなぜ“訴訟戦法”に走るのか
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1010/09/news002.html

Android の人気が気に入らないらしい。 

月曜日にブログ記事を書きかけて,うまく書けなかったので 書くのをやめたが その記事を書いたページを見つけたので紹介します。

技術の特許侵害かそれに近い事って結構ある。それらは単に訴えられないだけ。訴えてもメリットがないから。でも、自分たちが持っている特許などを使っていて別の会社が作ったものが非常に利益を得ているなら・・・。

昨日まで無料で使えていたのが 今日から有料になった。
しかも無料で便利だったので世界的に普及したもの対して
今まで訴えずに黙っていたものを突然,訴えて権利を主張しはじめる。

たとえば Linuxに使われている特許の使用料を突然主張したり,GIF画像の圧縮アルゴリズムやJPEG画像の圧縮アルゴリズムの使用量の特許の使用料金を突然主張したり。
これらは いずれも 消えましたが・・・。

特許を無料で公開か 無断使用されてしまい,特許を持っていた人は ひょっとしたら すごく儲かっていたのかもしれないと 思うだろう。
でも 最初から特許が有料だったら そこまで普及しなかったかもしれない。
でも 特許侵害されていていままで黙っていたという場合は?(我慢していたか黙認していた)

うーん,それは言わずにはいられないだろう。

他にも特許に近いものだと 無理やり訴えるケースもある。(特許侵害していない場合でも妨害をするために意図的に言いがかりをつける。)

しかしながらMicrosoftも、Appleも、OracleもIT最大手であるため,コンピュータ系の技術者ならば何が起こっているのかを知っておく必要があるだろう。

comments

GAE教材はまだ日本語のみ

GWTとGAE色々試し中・調べ中。

コンピュータの専門的な情報は通常,英語の方が早いのだが
Google App Engine をはじめてみよう の教材はなんと 日本語が最初。

http://googlejapan.blogspot.com/2010/03/google-app-engine.html
より引用

そして、いよいよこのコース教材「Google App Engine Code Lab for Java」を一般に公開することになり、3月11日に開催した「DevFest 2010 Japan」で発表しました。教材は、こちらから得ることができます。現時点では日本語のみの提供となります。
(今後、教材の英語化やさらなる改良を行う予定です。)

どうもGTUG( Google Technology User Group)という所が積極的に活動しているからみたいです。

京都にもあります。
京都GTUG
http://sites.google.com/a/kyoto-gtug.org/home/event
そういえば京都GTUGはオープンソースカンファレンス 2010 Kansai@KYOTO にも参加されていました。

頻繁に勉強会しているらしく
次回は 2010年10月16日(土)に京都リサーチパークにて
Google App Engine (Python/Java) の勉強会があるそうです。
http://sites.google.com/a/kyoto-gtug.org/home/event/appenginejanightinkansai3ajnk3wokaisaishimasu

日時: 2010/10/16(土) 17:00~19:00
会場: 京都リサーチパーク
定員: 100名
対象: GAE(Python/Java)に興味がある方
参加費: 社会人 1000円 学生 無料

comments

GWTのGUIデザインをマウスで

GWT UI

Javaを使ってウェブアプリが作成できる Google Web Toolkit (GWT)で色々試し中。
GMailやGoogleドキュメントなどのウェブアプリで使われている技術らしい。
Eclipseで開発ができる。

開発言語はJavaで行うがウェブブラウザ上で実行する時はJavaアプレット等ではなく JavaScript で実行する。そのためクライアント側にJavaランタイムなどが不要となり軽くなる。
GWTには JavaからJavaScriptに変換するコンパイラがある。
サーバ側もJavaで記述する。
Java同士で通信できるためRPCでオブジェクトを使ってスマートなやり取りができる。Java以外を使う場合は手間が少し増える。

そもそもJavaScriptとJavaは似て非なるものだが これを使うと JavaをJavaScriptに変換して実行できてしまう。JavaScriptからサーブレットへ通信(RPC)ができる仕組みも当然入っている。

GWTを要約すると
・GMail や Google Docsなどので使われているアプリ開発技術を使える。
・クライアント・サーバどちらも Javaで記述できる。
・クライアント・サーバ間通信は完全に抽象化されていて通信している的なコードは無い。データはオブジェクトでやり取りできる。
・クライアントコードはJavaScriptなのでウェブブラウザ以外ソフト不要。
・複数のウェブブラウザでテストしなくても ほとんど問題なく動く。理想的なクロスプラットフォーム。
・サーバ側はtomcat等のサーブレット環境が必要。Google App Engineを使えばサーバも無料で用意できる。
・Javaの開発環境を使える

これらについては 某ブログに色々書かれているのでそちらを参照

ここから本題:
GWTのGUIデザインをマウスで できないだろうか?
マウスでクリックして ボタン や テキストボックスを配置する Visual Basic の様な開発方法。

Eclipse で 普通のJavaアプリは Visual Editor http://www.eclipse.org/vep/ を使うとマウスでGUIデザインができる。

探してみるとGWT Designer GUI Builder 8.0 を使うとできることが分かった。

http://code.google.com/intl/pt-BR/webtoolkit/tools/download-gwtdesigner.html
どうも 64bit版のEclipseでは動かないみたい。(Eclipesは 32bit版を入れて設定する。)

メニューの ヘルプから 新規ソフトウエアのインストールを選んで 以下のURLを入れてやる。
http://dl.google.com/eclipse/inst/d2gwt/latest/3.6
URL末尾の数字は Eclipseのバージョン番号
これは Eclipse 3.6 (Helios)の場合。
Eclipse 3.5 (Galileo)なら
http://dl.google.com/eclipse/inst/d2gwt/latest/3.5
となる。

インストールできたら
Eclipseのパッケージエクスプローラなどの Javaソース一覧の

public class クラス名 implements EntryPoint {
 public void onModuleLoad() {
 }
}

なJavaソースファイル右クリックして
「アプリケーションから開く」の中の「WindowBuilder Editor」を選ぶと
このページの最初の画像の様なGUI編集ができるウインドウが出てきます。
もちろん ボタンなどを配置するとJavaのソースコードが連動して変更されます。import com.google.gwt.user.client.ui.Button; などの必要な参照設定も自動で追加されます。

ちなみに GWTのEclipse開発プラグインはセットは
http://dl.google.com/eclipse/plugin/3.6
をダウンロードURLにする。
こちらも URL末尾の数字は Eclipseのバージョン番号

comments