C言語の源流。UNIXのソースと解説

Lions’ Commentary on UNIX (Ascii books)

C言語は,UNIXというOSを記述するためにつくられた。
そして,実際に書かれたUNIXのkernelのプログラムソースリストとその解説が書かれた本だ!!
コンピュータエンジニアならば,ぜひ読むべし。(ただし,読んでいるとねむくなるが・・・。)
というか,学生向けの本である。

アマゾンレビューで星5つ!
それらのレビューを読んでいただく方がわかるかと・・・。上の本のリンクから見ることが出来ます。

今のC言語とはかなり違って,関数に戻り値の型が書かれていない(省略すればint型扱い)とか,引数の型の書き方が違うなどがあるが,OSの勉強に向いている。

たとえば,こんな感じ↓
func(a,b)
int a,b;
{
register x;
x = 10;
}

これは

int func(int a, int b)
{
int x;
x = 10;
}

と同じ。 ※register キーワードは今でも使える。
return ないから,警告でるが,問題ない。
最初のC言語は void キーワードがなかった。戻り値なしは,戻り値の型自体を書いていない。しかし,戻り値の型を省略すると int 扱いなので,return で値を返していない関数がたくさんあるという状態になっている・・・。という感じになっている。

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