今日から新年度です。
で,4月1日といえば,エイプリルフールです。
わたしは,エイプリルフールといえば,RFCを連想してしまいます・・・。
RFCとは Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/Request_for_Comments )から引用すると
Request for Comments(略称:RFC)はIETF(Internet Engineering Task Force)による技術仕様の保存、公開形式である。内容には特に制限はないが、プロトコルやファイルフォーマットが主に扱われる。RFCは日本語では「コメント募集」の意味であり、もともとは技術仕様を公開し、それについての意見を広く募集してより良いものにしていく観点から始められたようである。全てのRFCはインターネット上で公開されており、誰でも閲覧することができる。
簡単に言うとインターネット関連のいろんな技術仕様とかそれに関する内容,実験的なものを書いて保存したもの。
毎年 4月1日に発表される普通のRFCにまぎれて2,3個ほどエイプリルフールネタがはいっている。
ただ,読むにはある程度のインターネット関連の技術を理解していないと,どういうジョークなのか分からないものも多い。(専門用語を使ってジョークがかかれている。)
私のお気に入りは RFC 1149の鳥類キャリアによるIP
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E9%A1%9E%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8BIP
伝書鳩にデータをくっつけて,データ転送をする方法のことらしい。
で,エイプリルフールRFCは,明らかにジョークなのだが,RFCが仕様書とか実験的内容という性格上,本当にそれを試す人がいる。
たとえば,RFC 2322 : 洗濯ばさみ DHCP による IPアドレスの管理 とかは,ジョークなのに,普通使っている人もいる。
洗濯バサミDHCPは,簡単に言うと,各コンピュータで手動でIPアドレス設定をするのだが,紙にIPアドレスと対応するコンピュータのメモを書いて,洗濯バサミでとめておいて,IPアドレスを管理するというもの。
なので,そこそこ出来てしまう。
遠距離のコンピュータに対しては RFC 1149の鳥類キャリアによるIPを使って設定する方法をとるらしい。
参考:
RFC1149の和訳 : http://www.imasy.or.jp/~yotti/rfc1149ej.txt
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