Ubuntu 8.04のDeVeDeでWindowsからも読めるDVD-Videoを作成する方法

Ubuntu 8.04のDeVeDeでWindowsからも読めるDVD-Videoを作成する方法

どういうわけかDVD-Videoを作成する機会が結構ある。
DeVeDeというソフトがDVDビデオの内容構成やメニューの生成が簡単なので良く使う。

動画エンコードは,色々面倒なので,ffmpegを使ってDVD-Video形式に変換してDeVeDeでは,動画エンコード以外のメニューとかの構成作成からDVD-Rに書き込めば完成となる ISOイメージファイル生成まで出来る。

しかし,Ubuntu 8.04のDeVeDeでDVDビデオを作成すると,Windowsで読めないDVDになってしまう。
しかし世の中の多くがWindowsユーザなので,読めないと困る。

これを読める様にする方法を発見したので,忘れない様に手順をメモ。ついでにDVD-Video作成のメモも。

Windows版DeVeDeもあるのでWindows版を使ってみるとうまくいくことが分かった。
一体何違うのか調べてみると,内部で呼び出している mkisofs が別物だった。

mkisofs は ISOファイルを作成するソフトでDVD-Videoイメージも作れる。
Windows版は オリジナルの mkisofs だが, Ubuntu 8.04 の
mkisofsは,genisoimageに差し替えられている。これはmkisofs から分岐したプロジェクトだそうな。

しかし,このgenisoimageは,mkisofs 互換なのに DVD-VideoをWindows XPから読める形式でDVD-Videoイメージが生成できない。

ということで,
Ubuntu 8.04のDeVeDeでDVD-Videoを作成してもWindowsで読めないDVD-Videoになってしまう。
これを読める様に改造する方法。

※この改造は,間違うとDeVeDeのDVD-Video ISOイメージ作成が動かなくなります。手順は簡単なので,確認しながら行えば,普通は間違いません。またgenisoimageのバージョンアップ・更新があると,これらの内容が消えてしまう可能性もあります。

WindowsはUDFにも対応しているらしいが,これが生成するもののバージョンが合わないのか,読むことが出来ない。(DVD-Videoは基本的にUDFフォーマットです。)

WindowsにおけるUDF (http://support.microsoft.com/kb/321640/ja)
によると

使用している Microsoft Windows のバージョンが、ディスクで使用されている UDF のバージョンに対応していない可能性があります。"ドラッグ アンド ドロップ" ソフトウェアによって記録された UDF 1.02 の CD または DVD R/RW コンテンツを含む大部分の DVD-ROM や DVD ビデオには、UDF 1.5 またはそれ以降が含まれます。Windows XP では、UDF 1.02、1.5、2.01 をサポートしています。

だそうな。

オリジナルの mkisofs 2.01 ならWindowsXPからでも読める形式を生成できる。UDF 1.02、1.5、2.01のいずれかのバージョンで書き出しているためだろう。(未確認だが,genisoimageは,これ以外のUDFのバージョンで作成している可能性が高い。)

端末から
mkisofs -version
と実行して
mkisofs 2.01 is not what you see here. This line is only a fake for too clever
GUIs and other frontend applications. In fact, this program is:
genisoimage 1.1.6 (Linux)

と出るなら,mkisofs は実体ではなく,genisoimage を指している。
これをオリジナルの mkisofs に戻す。

手順:
mkisofs をソースから作成する。
オリジナルの mkiosfs をとってくる。cdrtoolsというものに含まれる。
ダウンロードする場所は
http://sourceforge.jp/projects/freshmeat_cdrecord/resources/
より引用すると
http://freshmeat.net/urls/03bcbf23ee1358c1bc775fd396ac632e
でダウンロードできる。(直リンク)ファイル名は cdrtools-2.01.tar.bz2

このbzip2形式ファイルを圧縮マネージャなどで展開。

端末から実行するなら
bzip2 -d cdrtools-2.01.tar.bz2
tar x < cdrtools-2.01.tar

とすれば,cdrtools-2.01 ディレクトリが出来る。

展開したディレクトリに移動。
cd cdrtools-2.01
make

でコンパイルできる。makeが実行できない場合は,sudo apt-get install build-essential を実行し,インストールしてから make

mkisofs に移動 (この i686-linux-cc は環境によって違う。64bit版は x86_64-linux-cc)する。
cd mkisofs/OBJ/i686-linux-cc
ls mkisofs


mkisofs
が あれば 完成している。

whereis mkisofs
で現在の mkisofs を探す

mkisofs: /usr/bin/mkisofs

なら /usr/bin/mkisofs にあるので
ls -l /usr/bin/mkisofs
を実行し,現在の mkisofs の状態を確認。

lrwxrwxrwx 1 root root 11 2008-09-28 02:02 /usr/bin/mkisofs -> genisoimage
とでれば,シンボリックリンクなので,中身は genisoimage
これをmkisofs の実体に差し替える。

差し替え方法は
sudo mv /usr/bin/mkisofs /usr/bin/mkisofs.back
でバックアップを取り
sudo cp mkisofs /usr/bin/mkisofs
でコピーする。

コピー出来たか確認する。
ls -l /usr/bin/mkisofs
してみる
-rwxr-xr-x 1 root root 485245 2009-07-13 21:06 /usr/bin/mkisofs
という風になっていればOK

mkisofs -version
と打ち込み
mkisofs 2.01 (i686-pc-linux-gnu)
とでればOK
これじゃなくて
mkisofs 2.01 is not what you see here. This line is only a fake for too clever
GUIs and other frontend applications. In fact, this program is:
genisoimage 1.1.6 (Linux)
と出ていれば,genisoimageのままなので,失敗。上記の手順(ダウンロードから)を再度確認する。

この状態でDeVeDeを実行すれば,Windowsでも読めるDVD-VideoをUbuntu 8.04で作成出来る。

comments

CPUのCore2 Quad Q8400を買いました。

インテル Boxed Intel Core 2 Quad Q8400 2.66GHz 4MB 45nm 95W BX80580Q8400

CPUのCore2 Quad Q8400を買いました。
私のPCもついに(やっと?)クアッド(4発)コアになりました!

Core 2 Quad Q8400 2.66GHz FSB:1333MHz L2キャッシュ:4MB 45nmプロセス TDP95W
CPU スペック詳細:http://ark.intel.com/Product.aspx?id=38512

Q8400は,Core2テクノロジ2.66GHzのCPUが4つも入っているので十分すぎるパワーがあります。
Celeron 430 1.8GHz シングルコア と比べてずっと動きが軽い。レスポンスが良くなる。待たされる時間がほとんどなくなるなど,快適になります。
VMwareでOSを動かしその上で動画等を動かしていても,快適なままです。さらに本体でも同時に動画を動かしても,まだまだ余裕があります。

Q8400は初代x86系4コアCPUの Core 2 Extreme QX6700 2.66GHz FSB:1066MHz L2キャッシュ:8MB 65nmプロセス TDP130W と同等の性能があります。発売当時 約13万円(2006年11月)もしました。

発熱・消費電力も比較的少ない。
クロック違いでほぼ同等のQ8200やQ8300の消費電力の計測レポートが結構ある。アイドル時はQ8400,Q8300,Q8200は,いずれも動作クロックが2GHzまで落ちるので,アイドル時の消費電力はQ8300,Q8200と同等。高負荷時はクロックが高い分若干増えると思われる。Q8300やQ8200はアイドル時のシステム全体の消費電力は36W-50W程度(!)のものが多い。高負荷時は70W台から。

Q8200 の消費電力の例:Intel新CPU、Q8200とE5200をオーバークロック http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20080901/1007619/
もはや2コアと変わらない。

Q8300の消費電力の例:http://pc.usy.jp/wiki/index.php?%BE%C3%C8%F1%C5%C5%CE%CF%2FCPU%2FCore2Quad

L2キャッシュが4MBしかないが,キャッシュメモリを効果的につかうプログラムじゃないと大差ない。(らしい。ベンチマークとかで差が出る場合と出ない場合がある。) 

またL2キャッシュの量は消費電力に大きな影響が出る。なので,Core2では使っていないL2キャッシュへの電源供給を止めて省電力をする機能がある。消費電力を抑えて使うならば,L2キャッシュ自体が少ないほうを買う方がお得だろう。

Q8400は Intel VTも搭載しているので,VMwareのパフォーマンスもアップします。(設定に monitor_control.vt32 = "TRUE" を追加してやる必要があります。が,なぜか重くなる・・・。)

笠原一輝のユビキタス情報局によると,はやり遅くなるそうだ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0315/ubiq177.htm

 結果は見てわかるように、VT-xでもAMD-Vでも有効にしない方が速いという結果になっている。この結果だけを見るならば、どちらも今のところ意味がないとしかいいようがない

Q8200やQ8300の古いものはVTには対応していない。
Q8300のSPEC code:SLGURはVT対応。Q8300のSPEC code:SLB5WはVT対応せず。
参照:http://ark.intel.com/Product.aspx?id=39107#specs
ただ,Windows7のWindowsXPモードではVTが必要なので,あったほうがいい。

Core2Quadの内部構造は単純にCore2Duoが2個入ったCPU。つまり,Core2 DuoのデュアルCPU相当になる。そのためQ8400なら,2コアで2MBのL2キャッシュを共有していて,それが2個入っていて合計4MBという風になっている。Q9450,Q9550,Q9650などは,2コアで6MBのL2キャッシュを共有して合計12MBとなっている。

しかしキャッシュ容量が増えるとレイテンシも増えてしまう。
そこで最新のCore i7 ではL2キャッシュを各CPUごとに付けL2キャッシュの量を減らし(各コアごとに256KBづつとか) レイテンシ(遅れ)を減らして高速化し4コア共有のL3キャッシュ(8MB)を追加している。
L2キャッシュを大容量にするよりも少なくても高速にするほうが,システム全体として高速になるからだ。

さらにCore i7はFSBという考え方がなく,メモリコントローラを内臓しているので,メモリへ自体のアクセスが速くなっている。ただし,Core i7は一番下の 920 (2.67GHz)ですら発熱量・消費電力がすごい・・・。
参照:kakaku.comのCore i7 920のクチコミ

消費電力や価格を考えると現状では(LGA775用でならば)おそらくベストなCPUだろう。(まぁ,高い方がいいのは,当たり前だが,高性能になればなるほど,極端に価格が高くなり,費用対効果が悪すぎる。それに新型高性能CPUは消費電力・発熱が高いものが多い。)

と,いうか,このCPUでもかなりのオーバースペックなのですが・・・。

Core2Quad CORE Q8400

CPU表面。

Core2Quad INSIDE LABEL

最近のintel insideシールはこんなんです。
そうそう,Core2ブランドは廃止されます。Core i3, Core i5, Core i7, Core i9 というブランドに変わるそうです。このうち Core i7 は既に出ていますね。

最近販売されているCPUのランキングとintel insideのシール一覧:
http://support.intel.co.jp/consumer/rating.htm
Q8000シリーズは ★★★☆☆ らしい。Smart, fast, energy-efficient technology.;スマートで速くて省エネテクノロジー。
うーむ。Q8400はQ8000クラスの最上位なので,★★★★☆クラスのスペックはあると思うのだが・・・。

Ubuntu Quad CPU LOAD

Ubuntuで見たCPU使用率。折れ線グラフで出ます。4CPUとして認識してます。
かなり余裕があります。やはり4コアすごい。

良く言われているとおり動画エンコードが速くなりました。え?もう終わったのと言うぐらい速いです。気軽に2パスエンコードが出来ます。
[ffmpegでエンコードとかする場合は -threads 4 というオプションを追加します。]

Ubuntu Solo CPU LOAD

ちなみに1コアの場合はこんな感じの1本線になります。

NEC Express5800/110Ge Board

NEC Express5800/110Geに搭載しました。
Celeron 430 1.8GHz FSB:800MHz L2キャッシュ512KB シングルコア 65nmプロセスからの交換です。Celeron 430でもPentium4の3GHz 並の性能があるので,全然高速なのですが,FireFoxなどをたくさん開いたりVMwareでWindowsを起動して動画再生すると,しんどくなってくる・・・。(あたりまえです・・・。)
載せ替えですが,何もしなくてもあっさり認識しました。
ケース内部の熱量(TDP35W→TDP95W)が少し増えたので,ファンコントロールの設定を変更しました。が,温度変わらず。 というか,変更しなくても変わらず。CPUのCPUファンの下のヒートシンクは冷たいまま。これ,本当にTDP95Wか?もっと低いと思われる。

現在のスペック:
ベース: NEC Express 5800/110Ge (格安サーバ用機。サーバ用パーツ多用でかなりの良品)
ただし,電源ユニットが380Wなので,ハイスペックなビデオカード(消費電力が多い)や消費電力の激しいCPUは避けたい。

CPU: Core2 Quad Q8400 2.66GHz FSB:1333MHz L2:4MB
RAM: 4GB (DDR2-800 ECCなし 2GBx2) Pulsar DCDDR2-4GB-800
HDD: 外付けUSB-HDD 2.5インチ 250GBでOSブート(Ubuntu 8.04 32bit), 内蔵:80GB SATA(Ubuntu 8.04 64bit),内蔵:160GB IDE(Windows7 RC 32bit + Virtual WindowsXP)
OS: Ubuntu 8.04 32bit と VMwareでWindowsXP と Ubuntu 8.04 64bitと Windows7 RC + Virtual WindowsXP (てか仮想WindowsXPが複数あるんだが・・・。)
CD/DVD: Panasonic Super MULTI ドライブ SW-9590-C
Video: ASUS EN7600GS SILENT 256MB 改PCI Express x8化
ASUS EXTREME 6600 Silencer 256MB 改PCI Express x8化(予備になる)

内部のVideo前に92mm角25mm厚1,600rpmのファン追加。
HDD前にに92mm角25mm厚1,600rpmのファン追加

USB: USB 2.0が10ポート(フロント2,リア6,内部2)。 標準4つ。PCIカード追加で4つ(IEEE1394と同一カード)。マザーボードから配線して2つ。
IEEE1394: 3ポート (6ピンタイプ。リア2,内部1) PCIカードで追加(USB増設と同一カード)
PCカードスロット: CardBusスロット1 PCIカードで追加
Sound: USBサウンド
MOUSE: Logicool MX620 (コードレス レーザー マウス)
Media Reader: CF,SD,等 38種類 ミヨシ 3.5インチベイ内蔵型カードリーダー・ライタ(ホワイト) USRDOS1/WH(内部USB接続)
Display: iiyama ProLite E1902WS-B1 (LCD 19インチワイド 1440×900 ステレオスピーカー内臓1W×2)

USB延長ケーブル3本で机の上にUSBを出して,ワイヤレスマウスレシーバーとUSBサウンドを接続。残り1本はUSBメモリなどで利用。

吸気のファンの前の前面にエアコンクリーンフィルター装備。
埃を吸い込みにくくしてある。

———
おまけ:
2.66GHz の Core 2 Quadの種類。どれもパフォーマンスは大差ありません。L2キャッシュ量より,クロック数の方がパフォーマンスに大きく影響します。

Yorkfieldコア(45nmプロセス)
Core 2 Quad Q8400 2.66GHz FSB:1333MHz L2キャッシュ:4MB TDP95W
Core 2 Quad Q8400s 2.66GHz FSB:1333MHz L2キャッシュ:4MB TDP65W
Core 2 Quad Q9400 2.66GHz FSB:1333MHz L2キャッシュ:6MB TDP95W
Core 2 Quad Q9400s 2.66GHz FSB:1333MHz L2キャッシュ:6MB TDP65W
Core 2 Quad Q9450 2.66GHz FSB:1333MHz L2キャッシュ:12MB TDP95W

Kentsfieldコア(65nmプロセス)
Core 2 Quad Q6700 2.66GHz FSB:1066MHz L2キャッシュ:8MB TDP95W
Core 2 Extreme QX6700 2.66GHz FSB:1066MHz L2キャッシュ:8MB TDP130W

TDPは熱設計電力。供給電原量や冷却性能の目安。直接の消費電力ではない。

Q9400sとQ8400s はTDPが低い省電力・低発熱版。消費電力は10W程度低くなる。発熱量はかなり低くなる。これは,通常版からの選別品で,駆動電圧を下げただけのもの。当たりがよければ,sと大差ない。実際のQ8000シリーズのTDPは,通常版とsの差より,個体差の方が大きいみたいだ。

ただし通常版より1万円も高い。消費電力等を徹底的に下げたいなら,Celeron 430などのシングルコア・低クロック・低L2キャッシュ量のCPUを選ぶ方が圧倒的に安く(4千円前後)てもっと低消費電力だろう・・・。Celeronといえども,中身はCore2テクノロジなので実スペックは結構高い。
ちなみにCeleron430ならWindows vistaでも快適に動きます。

comments

今年もKCGにUbuntu Japanese Teamがやってきます!

今年も Ubuntu Japanese Team がオープンソースカンファレンス2009 Kansai で 京都コンピュータ学院京都駅前校にやってきます!

Ubuntu につていは,このブログの過去記事で色々紹介しています。
簡単に言うとLinuxのディストリビュージョン(配布形式)一種で,Windowsみたいなオペレーティングシステムの一種です。(厳密にはOSとは違いますが,ここでは,ややこしいので説明しません。)

Ubuntu Japanese Team とは,
http://www.ubuntulinux.jp/ より引用すると

Ubuntu Japanese Teamは、日本におけるUbuntuのローカルコミュニティチーム(LoCo)です。主に以下のような活動を行っています。
* Ubuntuの日本語サポートをより良いものにするため、Ubuntuコミュニティに参加しています。
* Ubuntuに関する情報共有のため、Webサイト、Webフォーラム、メーリングリスト、Wiki、IRCチャンネルなどを運営しています。
* オリジナルに含めることができなかった日本語環境用のパッケージを作成・配布しています。
* Ubuntu Desktop 日本語 Remix CDおよび仮想マシンイメージを配布しています。

というチームです。
おかげで,Ubuntuの日本語環境は快適に使うことが出来ます。

Ubuntuに興味がある方は,「オープンソースカンファレンス2009 kansai」つまり,2009年7月10日(金)10:00〜18:00 / 11日(土) 10:00〜17:00に京都コンピュータ学院京都駅前校に来れば,Ubuntu Japanese Teamの方々から直接 Ubuntuについて聞くことが出来ます!!
貴重な機会ですので,興味があれば,是非おこしください!

オープンソースカンファレンス2009 Kansai KCG News
オープンソースカンファレンス2009 Kansai 公式サイト
Ubuntu Japanese Team

comments

無人販売のセキュリティ?

今年の連休も,林道ツーリングに行きました。
林道の中は連休だろうが,人はまったくいないので,ゆっくり過ごすことができます。

ETC割引で高速道路は渋滞していたみたいですが,私のオフロードバイクSUZUKI SX-125R は125ccなので高速道路を使えません。(これ以外に車も250ccのバイクももっていますが,高速道路はあまり使いません。)
このオートバイは今年で製造20周年を迎えました。毎日の様に使っていますが,オイル交換ぐらいしかメンテナンスをしていません。それでもトラブルというトラブルがありません。すごい耐久性です。

このブログのヘッダ部分の画像は,2006年のお盆休みのときに行った下呂温泉手前の林道にて。http://sato-si.at.webry.info/200608/article_2.html
2006年からずーと使っています。今年で3年目になります。250ccのKAWASAKI バリオスの方が新しい(1996年式)のですが,よく故障します・・・。

奈良の田舎(東吉野)の林道などを走りキャンプで一泊し,竜神の南でキャンプ一泊しまた林道走って,紀州和歌山の「有田みかん」の地域まで行きました。

そこで無人販売を何か所も見ました。

無人販売

張り紙があり,こう書かれていました。

100円
(ひと袋)

ポンカン(みかん)を買いました。季節はずれな感じはしますが,たくさん置いてありました。

これら無人販売を見ると,すぐにインターネットセキュリティのことが頭によぎります。

クラッカーなどの攻撃者は誰でも自由に持っていける場所に情報があるのが悪いとか,パスワードなしで自由にアクセスできるか,単純なパスワードが悪いと言って情報を盗みます。
そして,その対策をいつまでたってもしないから,そこで盗んだ情報を公開したとか・・・。ソフトのセキュリティホールを悪用したウイルスを開発したりとか・・・。

この様な人たちは無人販売を見れば,どうするでしょうか?田舎なので誰も見ていないし,お金を払わなくても持っていけるから,お金を払わずに持っていったと言い張るのでしょう。そして店員がいないことや監視カメラが無いことや自動販売機にしないのが悪いなど言うのでしょう。

つまり窃盗を正当化しようとしているのです。単純に誰も見ていないから,自由に持っていけるからという理由で。

この無人販売は,どのようにして,セキュリティは,どうなっているのでしょうか。まわりに人は誰もいません。監視カメラもありません。

よく見ると,張り紙があり,この様に書いてありました。

人を信じています

人を信じています。
無人販売です。
神が見ているのです。

実世界は人を信頼することが基本で,インターネットの世界は人を信頼しないことが基本みたいですね。

おまけ:

龍神の林道のつり橋

龍神の林道にあるつり橋。徒歩でしか渡れません。

つり橋

人一人分しか通れません。足場は10cm程度の幅の長細い板が3枚並べてあり,その上を歩きます。結構ゆれます。こわいです(^^;

comments

「追いつけないスピードで」を見てきました

「追いつけないスピードで」を見てきました。面白かったです。

テーマは手紙。

話は客の来ないクリーニング屋さんで占いをしていた場面から始まる。

そこに宛先不明の手紙で困った郵便屋さんがやってくる。

この手紙を調べる形で話は進んでいく。

話が進むと「届けた人に人殺しといわれる手紙」や,
「海に流す ボトルに入れた幸運の手紙」も出てくる。

そのクリーニング屋さんには,服がたくさんかかっているが
滅多にお客が来ないそうだ。
それらは,どうもお客さんの服ではないらしい・・・!?。

・・・実は,この服の正体は・・・そしてこれらの手紙とは!!。

なかなか,面白かったです。

全体を通しての見どころは,
非常にテンポよく話は進み,ほとんどしゃべりっぱなし。
シーンの切り替えも早くまさに「追いつけないスピード」で退屈させない。

出演は 3人だけだが,登場人物が結構多く
3人ともひとり3役以上をこなしている。

役の交代は頭にかぶるものや頭の飾りを変更するだけで
一瞬で行われるが,それだけでも,
別の人に切り替わったことがはっきりわかるので,違和感はない。
などです。

結構おすすめ。

comments

WindowsXPは帰ってくるらしい

WindowsXPのメインストリームサポートが終了! のとおり4月14日に,メインストリームサポート期間が終了し,延長サポートの期間に入った。WindowsXPは,主にセキュリティの更新のみを行う。
その,WindowsXPが帰ってくるらしい。

MS、「Windows 7」に「Windows XP Mode」を追加へ–旧アプリも利用可能に – builder by ZDNet Japan
より

同社のScott Woodgate氏は、ブログの中で次のように述べている。「Windows XP Modeは、中小企業のWindows 7移行を後押しすることを明確な目的として設計された。Windows XP Modeによって、Windows 7を搭載したPCでも、古い生産性アプリケーションの多くが利用できるようになる」

つまり,Windows7の中で XP復活である。

 Microsoftは、互換モードの追加によって、「Windows Vista」にある主な短所の1つに対処することを目指している。Windows Vistaでは、Windows XPとそれ以前のOS用に作られたソフトウェアに対する互換性が問題になっていた。

だそうな。良いことですね(^^。
そういえば,WindowsXPにも,Windows95/98/NT/2000の互換モードがあった。↓

Win互換モード

WindowsXPにある,互換モードは,こんな感じ。アプリケーションのショートカットで設定出来る。完全な互換性があるわけではない。

Windows 7に VirtualPC相当の上でWindowsXP相当のOSを動かす機能を付けることになる。WindowsXPにある,互換モードとはちょっと違うかも。

Windows 7 は Vista の問題点の多くを解決してくれそうです。

comments

Ubuntu 9.04 がリリースされました。

2009年4月23日に Ubuntu 9.04 がリリースされました。

Ubuntu内のニュース記事 http://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu904 に詳しくかかれています。

※インストールする場合は,必ず「Ubuntu 9.04のリリースノート」を確認しましょう。
Ubuntu 9.04における全ての不具合の一覧が書かれています。(未解決のバグ・不具合等があります。)

注目すべき点としては
・起動の高速化
・マルチモニターの扱いが改善
・サーバ版はクラウドコンピューティング対応
があります。

サーバ版のクラウドコンピューティング対応は Amazon EC2 API互換のクラウドのベース環境を実験出来ます! これは なかなかよいのでは?

http://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu904 より引用:

クラウドコンピューティング

Ubuntu 9.04のサーバ版では簡単にクラウドコンピューティングの実験ができるようになります。
テクノロジー・プレビューとしてUbuntuに含まれた、オープンソース技術によるEucalyptusは、サーバへの自身のデプロイ(配置)や、実験・試験を可能としています。これにより、Amazon EC2 API互換の個人用クラウドを利用できます。動的に仮想マシンを作成し、単一クラウド環境に複数のクラスターを所属させたり、EBS(elastic block storage)と同等のS3互換のストレージマネージャを利用することもできます。

comments

QRコードの真ん中にロゴ入れてみる

QRコードは2次元バーコードの一種で,ケータイでウェブとかアクセスするのが多い。それぐらいは誰でも知っているけど,

QRコードは,ある程度汚れても認識できるという特徴があるので,真ん中に,さりげなくロゴとか絵とかを入れているのがある。でも,控えめが多い。

QRコードを生成するときに,エラー訂正レベルを変更できるので,最大ににしてみて,思いっきり違うものを入れて,かつ,ちゃんと機能するものがどこまでいけるか?

以前から試してみたかったので,適当に作ってみた。

qr-test

とりあえず,これでも正しくQRコードとして機能します。
行き先は,京都コンピュータ学院のケータイサイトのオープンキャンパスのイベント情報のページ。

ちなみに,角を消すと,認識しない・・・。当然といえば,当然かも。

comments

MySQLでデータ保存形式がCSV形式のデータベースを使ってみる

ぽんさんの記事にもあるようにSUNは,Oracle に買収された・・・。
MySQLはSUNに買収されているので,MySQLはOracle に買収された・・・。
MySQLの運命やいかに!?

・・・・は,おいておいて。

MySQLでデータ保存形式がCSV形式のデータベースを使ってみる(というか,なんか,色々使えそうなので技術メモ。)

MySQLは,データベースのストレージエンジンを切り替えて使うことが出来る。
ストレージエンジンっとはデータを保存したり呼び出したりする,
データベースのパフォーマンスに直結する部分だ。
詳細:http://dev.mysql.com/doc/refman/5.1/ja/pluggable-storage-overview.html

MySQLの標準はMyISAM が使われている。何も考えないと,これが使われていることになる。
いつくかあり,個人的に興味深いものは MEMORYエンジンやCSVエンジンというものがある。
参考:http://dev.mysql.com/doc/refman/5.1/ja/storage-engines.html

MEMORYエンジンとは,その名前のとおり,ハードディスクなどに記憶せずにメインメモリ内だけでやってしまうエンジンだ。
参考:http://dev.mysql.com/doc/refman/5.1/ja/memory-storage-engine.html
物理メモリを大量に積んでやると,いい感じに使えそうだ。

SQL文でテーブル作成時に,ENGINE = MEMORY を後ろに付けると,そのテーブルで使えます。
たとえば

CREATE TABLE t (i INT) ENGINE = MEMORY;

とすれば,テーブルtだけをメモリ上のエンジンとして使える。

CSVエンジンも,名前のとおり,CSVファイルにデータを保存してくれるエンジンだ。
参考:http://dev.mysql.com/doc/refman/5.1/ja/csv-storage-engine.html
テーブルデータファイルの構造は,まんまCSVファイルだ。

SQL文でテーブル作成時に,ENGINE = CSV を後ろに付けると,そのテーブルで使えます。
たとえば

CREATE TABLE test(i INT, c CHAR(10)) ENGINE = CSV;

とすれば,このテーブルtestをCSVファイルで使える。すばらしい。

test.CSV というファイルで保存される。

たとえば,以下のSQL文を実行すれば,

INSERT INTO test VALUES(1,’one’);

test.CSV ファイルの中身は,テキスト形式で

"1","one"

となります。

通常,CSV形式は,データベースにインポートやエクスポートするものだが,
いきなりCSVを書き換える事ができるので,使い方次第では大変便利。もちろん,パフォーマンスは,期待できないでしょうが・・・。

LinuxやUNIX環境では,パーミッションやオーナーの都合でCSVファイルには簡単にはアクセス出来ない。そこは,一工夫必要かも。

普段は,メモリ上のテーブルで作業して,時々バックアップでCSV形式で保存すということもSQL文の組み合わせで可能かと。

そして EXAMPLEエンジンだ。「例」エンジン。
参考:http://dev.mysql.com/doc/refman/5.1/ja/example-storage-engine.html
もっとも基本的なことしかしない。というか,「機能が全くない」。
これらストレージエンジン開発者のための「例」なので,データを追加出来ない。。。
オリジナルのストレージエンジン開発なら,これをベースに作ればよいらしい。

comments

WindowsXPのメインストリームサポートが終了!

WindowsXPのメインストリームサポートが先週終了した。

Windows XP メインストリームサポートの終了
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsxp/future.mspx
より

これまでお知らせしてまいりましたとおり、2009 年 4 月 14 日(米国時間) にて、Windows XP メインストリームサポートを終了いたします。

WindowsとUbuntuのサポート期間とソフトウエアの更新の違い でも紹介したとおり,ついにその日が来てしまった。

何も問題が起こらないことを祈りましょう・・・(^^;

また,こういう記事もあります:
企業の80%がVistaを飛ばしてWindows 7へ——ただし、時間を置いて – ITmedia アンカーデスク

によると

 Dimensional Researchの調査では、ほかにも興味深い点がある。
* Windows 7にアップグレードする企業の半数強が、主な理由として「Vistaを避けるため」と答えている
* 調査に参加したIT購買担当者の17%が、Windows 7β1をテストしている
* 企業の14%が別のOSに乗り替えており、そのうち27%がMac、25%がUbuntuを挙げている

アメリカではUbuntuのシェアが増えているみたいですね。
アメリカでの話なので,日本だと事情が違うかもしれません。

そうそう,Ubuntu 9.04 のリリースは,もうすぐですね。
通常版なので,サポート期間は,1.5年です。
2010年10月までサポートされます。
ただ,毎度のごとくリリース直後は不安定なことが多いので様子見がおすすめ。

Ubuntu 8.04 LTS は 2011年4月までサポートなので,まだ,Ubuntu 8.04 の方がサポート期間が長いですね。

comments