Windowsアプリが .NETに移行している。
.NETはWindowsだけで動くものではなく,LinuxやFreeBSDとかでも動く。
ただし,動くといっても,ウインドウ等のGUIを使ったものは,実はWindowsじゃないとまともに動かない・・・。
そして Linux(正確にはUNIX系OS)でも, .NET環境がある。その1つがMono Projectだ。
開発環境も Visual Studio風のものがある。それがこの MonoDevelopだ。バージョンも1.0となり,とりあえず一通りの機能がある。
※画像をクリックすると拡大して細かいところまで見えます。
当然,マウスでボタンとかテキストボックスを置ける
ここで使用している言語は.NET定番のC#。
他にも,C言語とC++と VB.NET(!)が使える。
VB.NET って・・・。
特筆すべきはC#やVBを使ったサーバサイドのアプリ ASP.NET が作れてしまう点だ。まさか,これが出来るとは・・・。Windows + IISだけだと思っていたが,Linux + Apache で開発・実行出来てしまう。
しかし,残念ながら,Windows用のウインドウとかを使った.NETアプリは作れない。作れてもまだ全部のWindows向けの機能がMonoで実装されていないので,動かないものも多い。Windows向けのソフトをマウスを使ってGUIで作ることも今は出来ない・・・。残念。しかし,そのうち可能になるだろう。需要も多いだろうし。ていうか,私はそれをやりたいのだが。
Linuxのソフト開発も変わっていくのだろうか。viとかemacsでgccとかperlから,こういう統合環境も普通になるのだろうか?
もちろん,これらもすべて8GBのUSBメモリで使っているUbuntuに入っています。どこでも,借りたコンピュータでもいきなり .NET開発環境出来ます!