妻の相談に乗ってはいけない (学研新書 56)
こんにちは、ペンギンです。
毎日毎日、ドラクエばっかやっていて、ふと気付けばもう7月も下旬。
別にまだ、ドラクエやめるつもりはないけれど、ちょっと箸休めにオモロイ本を探してみました。
妻の相談に乗ってはいけない(学研新書) 織田隼人・著
シュールな挿絵&帯に惹かれて買ってしまった1冊。
中身は男女の考え方や会話の仕方の違い等を力を抜いて解説した、なかなか興味深い1冊です。
たとえば、64ページにある”仲直りのとき、冷静になってはいけない!?”の項目では、
ケンカのしはじめ、奥さんが一方的に先制攻撃をしかけてくるようにみえることが多いのは、「まず気持ちが高ぶっているほうから気持ちをぶつける」という、女性なりのルールに従って行動しているからです。
男性はケンカをして仲直りをするとき、冷静になろうとします。女性は、感情が高ぶって、気持ちをぶつける側ですから、男性は基本的には最初は奥さんの話を聞かざるを得ない状態になります。
とし、次に具体的な失敗例と成功例を挙げて、わかりやすくまとめています。
失敗例:反論してしまう場合
「どうして、私に黙ってデジカメなんか買ったのよ!」
「なんでもイチイチ相談しなきゃいけないわけ? おまえだって欲しいものがあるんなら、買えばいいじゃないか」
「そういうことが言いたいんじゃないの! どうして、ひとこと言ってくれなかったのかって聞いているのよ!」成功例:相手の気持ちを受け止める場合
「どうして、私に黙ってデジカメなんか買ったのよ!」
「ごめん、そうだよね。相談すればよかったよ」
「そうよ、相談さえしてくれれば・・・。それに私だって・・・」
「もしかして、欲しいものがあった?」
「部屋のカーテンを買わなきゃいけないって思っていたの」
「わかったよ、次は部屋のカーテンを一緒に買いに行こう」
「わかってくれるんなら、今回だけは許すわ」
男性と女性って、まるで違う生き物ですもんねー。
確かにこういうやりとり、よく聞くカモ☆
具体的に書くことで、よりイメージしやすいし、笑えるしで、なかなかオモロイです。
それから115ページにある”女性の言葉を翻訳するコツ”では、こんな翻訳例が♪
「最近、食事に行っていないね」→「食事に連れて行け」という意味です。
「足疲れていない?」→「足が疲れたから、喫茶店にでも入って休憩したい」という意味です。
「お腹、減っていない?」→お腹が減っているので、ご飯が食べたいと言おうとしています。ケースによっては、「食事を作ってほしい」「食料を調達してほしい」という要求が含まれていることもあります。
「この荷物、重い」→「私の荷物が重いので、代わりに持ってほしい」の意味です。決してひとり言ではありません。
「あなた、これ、欲しくない?」→貴方(夫)の希望は重視されていません。家にこの家具があると自分(妻)が嬉しいので、買ってもよいかを聞いています。
「ゴミ出し、できる?」→しつこいようですが、「YES/NO」の二択の質問ではなく、強い願望、依頼を意味しています。
「あなたのクツ、私が洗っちゃってもいいかな?」→親切心で言ってくれているとは思わないほうがよいでしょう。疑問形ではなく反語形の表現です。「私に洗わせて、それでいいの? いいわけないわよね。それじゃ、あなた自分で洗いなさいよ」という、複雑な心理が隠されています。
最後の「あなたのクツ~」、あれは奥さんがマジギレする直前な臨場感がありますねー。
古い歌じゃないけれど、”マジでキレちゃう5秒前”って感じです、ハイ。
いやー、面白かった面白かった♪
私は♀なので、楽しみながら異性の気持ちや考え方などを考えられたので、良い本だったと思います。
ほかにもオモロイ表現があったので、興味のある方は本屋さんとか本屋さんでないところへGO~☆
・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。
マタキテネーー(‘∇’)