こんにちは、ペンギンです。
暑い日が続いたかと思えば、微妙な秋っぽい風が吹いたりと、少しずつ季節を感じさせる気候が続いていますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
さて、ここのところ、先日の金曜日に”京都市消防学校”で行われた、”第39回全国消防救助技術大会”のレポートをしまくっていますが、今日もこの続きを書いていきたいと思います。
ちなみに、これまでのお話は、こちらです。
第39回全国消防救助技術大会in京都2010を見に行こう①
第39回全国消防救助技術大会in京都2010を見に行こう~ロープブリッジ渡過とほふく救出~②
第39回全国消防救助技術大会in京都2010を見に行こう~基本泳法と溺者搬送と引揚救助~③
さあ、第4弾いってみましょうー!
猛暑の中。
あまりに暑すぎて、売店の食べ物がとぶように売れていた、お昼前。
↓なぜか、少し昔の生ビールのポスターを思い出した1枚
前回のエントリーで書いた引揚救助と同じ時間帯に、ほぼ同じ場所で、交互する形で行われていた競技がありました。
”はしご登はん”です。
はしご登はん(基礎訓練)
標準所要時間:24秒
自己確保の命綱を結索した後、垂直はしごを15メートル登はんする火災建物への進入等、消防活動には欠かせない訓練です。(大会パンフレットより引用)
15メートルかぁー・・・。
高いですねー・・・。
選手紹介をされて、手を高らかに上げて返事をしたあとは、はしごの根元まで行って、命綱を結び・・・、
さくさく上がっていきます。
早いです・・・、標準所要時間が24秒というから、これは皆さん、相当早いんですねー・・・!
写真では速さが伝わらないのが、とても残念です。
いやー、本当に早かったんですって、本当に。
さてさて、12時になり、陸上の部では次の種目が始まりました。
”ロープブリッジ救出”です。
ロープブリッジ救出(連携訓練)
標準所要時間:1分15秒
4人1組(要救助者を含む)で、2人が水平に展張された渡過ロープ(20メートル)により対面する塔上へ進入し、要救助者を救出ロープに吊り下げてけん引して救出した後、脱出する。要救助者を隣の建物等から進入し、救出することを想定した訓練です。(大会パンフレットより引用)
写真むかって奥のほうのB塔に3人、手前のC塔に1人(たぶん要救助者)が立ったところで、スタート準備完了!
スタートです!
床に置かれた道具やロープを装着していく消防士さんたち。
準備が出来た消防士さんが2人、順番にロープを伝ってC塔に救助に向かいます。
塔下から見ると、こんな感じ。
さあ、到着しました!
待っていた要救助者にロープ等の道具をつけ、
向こう側に残っている消防士さんがロープをたぐり寄せて、要救助者をB塔へと引き寄せます。
これをまた、塔の下から見るとこんな感じ。
そしてC塔に来ていた2人がB塔に戻って、
これまたまた塔の下から見ると、こんな感じ。
こんな訓練もあるんですね~。
・・・にしても、対岸から人を引っ張るだなんて・・・・・すごすぎです。それをなんでもないことのようにやってしまうのも、何もかも。
感心しつつ、再び塔のとなりの建物を階段を4階分くらい上がって、屋上のプールにやってきました。
空がきれいですねー。
プールでは、水上の部”人命救助”が始まろうとしていました。
人命救助(連携訓練)
標準所要時間1分13秒
3人1組(要救助者を含む)で救助者が「二重もやい結び」のロープをたすき掛けにして要救助者の位置まで泳ぎ、要救助者をクロスチェストキャリーで確保し、補助者が救助ロープをたぐり寄せて救助した後、再び水没しつつある要救助者(訓練人形)を水面に引き揚げ、救助する訓練です。(大会パンフレットより引用)
スタート前に、まずは立って一礼。
真ん中の白手袋の人が、救助ロープをたぐり寄せる担当のようです。
スタートの合図とともに、ロープを結び始め・・・、
飛び込み、泳いで要救助者を確保したら、地上にいる消防士さんがロープをたぐり寄せます。
引っ張られて、どんどんスタート地点に近づく、消防士さん&要救助者の消防士さん。
ゴールしたら、また泳いで、今度はプールに沈みかけている訓練人形を引き揚げ、再びスタート地点までロープをたぐり寄せられます。
ゴール!!
ではでは、この続きはまた次回のエントリーってことで。
・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。
マタキテネーー(‘∇’)