10年後じゃなくて10ヶ月後

アットマーク・アイティ
Analysis
今後10年でコンピュータの総シリコン化が完成する
2008/01/21
http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/200801/21/flash.htmlより

OSまるごとUSBメモリに

クライアントサイドに視点を移せば、マニア層によるSSDの購入ブーム以上に重要なのは、大容量USBメモリの普及だ。現状、個人ユーザーでデータのバックアップを定期的に取っている人は多くない。その理由は、従来型のリムーバブルメディアでは時間と手間が大きい割に、事故が起きたときの復旧にはさらに大変な手間がかかるからだ。

面倒で分かりにくいバックアップが直感的に実行でき、復旧も簡単。大容量USBメモリを使ったバックアップ、データ同期にはそうした可能性がある。さらに、USBメモリからのOS起動が可能になれば(注2)自宅作業のために業務用PCを持ち歩く必要すらなくなるかもしれない(注3)。

この記事は,2008年1月21日のもの。今後10年のお話だそうな。

・・・そう。既に やってます
Ubuntuを使えば,10年じゃなくて, 10ヶ月でUSBメモリでOS起動し,デスクトップ環境として十分使えます。ドキュメントの保存はGoogle Docsが多いです。(私は,そういう環境を使っています)

同様に注3も引用。

注3

個人的には大容量USBメモリとネットワークブート機能をハイブリッド化した仮想シンクライアントが実現すればおもしろいと思っている。つまり、USBからOSをブートアップするが、必要なデータは同期によってネットワークサーバにも残すようなアーキテクチャである。認証はUSBによる生体認証とサーバからの認証を組み合わせればよい。ネットトラヒックを圧迫せず、修正データはサーバに保持し、起動も瞬時に行える。キーを紛失したらサーバ上のデータから再構成する

USBメモリで起動するUbuntuがフル機能で動くので,FireFoxでGoogleDocsとか使えば,サーバ上にファイルを置くシンクライアントはほぼ完璧。

サーバとローカルのファイルと同期なら, rsync コマンドで,完璧なのが出来ます。rsyncは標準で入っているコマンドです。

Windowsへのリモートデスクトップ接続が出来るし,やLinuxやX-WinodwなどUNIX系へのリモート接続はもちろん可能。

生体認証もできてます。
USB接続のユニットを買えばどのパソコンでもいけます。
指紋認証の実現はこれ:http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=1401

あとは,サーバ認証と,そのキーの復旧はできていない。。。今は,そんぐらいです。

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