パン屋さんのお話。

こんにちは、ペンギンです。

いやー、微妙に涼しいですねー☆

ここのところ、微妙に夏ばて気味で、わりと多くのことに無気力の無感動の無関心な状態が続いていたので、ちょっと凹んでいたのです。

服を見に行ってもテンションが上がらなかったし・・・。これって私的には、結構、重症。。。

とりあえず、小さく小さく悲しむ日々でした。

で。

涼しくなり、活動しやすくなったので、最近はちょこちょこと暇を見つけては出かけるようになりました☆

ビバ、お出かけってやつです。

今日は久しぶりに行った、大好きなパン屋さんでのお話でも。

私はどちらかと言えば、ご飯よりもパンが好きです。まあ、だからと言って、

「○○がないなら、お菓子を食べればいいのに」

ってほどのハイレベルな気持ちは持ち合わせていませんが、うん、パン好きです。

それで、たまにあちこちのパン屋さんに出かけていって食べることを趣味としていたりするのですが、今のところのお気に入りは近所のこじんまりとしたお店でして。

何度も通ううちに、ちょこちょこおしゃべりをするようになりました。

で、そこのオーナーさんがこんな話をしてくれました。

「最初、店を出すまではね。いろんなアイディアもあったし、そんなにネタ切れすることもなかったんですよね。それでそれなりの種類をそろえて、お店をオープンしたんですけど・・・。当たり前だけど、自分が”コレがいい!”って思って作ったパンたちにも順位がつくんですよ」

「売り上げの?」

「ええ。それでね、人気のないパンをなくしたり、新しいのを足したり。でも、うちは小さな店だから、人数が少ない分、出てくるアイディアも限られてるんです。
なので、休日にはよそのパン屋さんを回ってみて新商品のヒントを探したり、それらを固めてみたりして。
新作が定期的に出ないと、客足が落ちてしまうんです。売れ筋上位のものは確かに午前中で売り切れたり、取り置き希望の人もわりとおられるんですけど、ずっとそればかり作っていたら、今度は新鮮味がないって飽きられちゃいますから・・・。常連さんをひきつけて、新しいお客さんにも気に入ってもらえるラインナップって難しいですね」

「なるほどー」

「なんというか、さじ加減がね・・・。私も修行中ですわ」

普段、何気なく通っているパン屋さん。
そこにもいろいろな試行錯誤やドラマがあるんですねー。
当たり前かもしれないけれど、ちょっと考えてしまいました。

お客様の求めるものとは、何か?

でもこれって、いろいろなことにも言えますよね。
ビジネスや商売はもちろん、人間関係も。

相手が求めるものとは、何か?
対して、自分にないものは何なのか?

場を円滑にするために、売り上げをよくするために、人に好かれるために。

それらの結果を上げるためにはリサーチや他者の視点から考えることは必須で、それだけではなく、自分の感覚というものを出来るだけ相手のそれに近づけようとする努力が必要なのでしょう。

つまり、独りよがりになっていては、前に進まない・・・というか、そういう感じなのではないかなーと。

『世の中って、複雑なようでいて、根本的な部分はとてもシンプルなのかもしれないなー。』

とりあえず、私もできるだけ気をつけよーっと。

パン屋さんのおかげで、ちょっとだけ賢くなりました。どうもありがとう♪
今後の人生の糧にしたい、そんなお言葉でした。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

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