江戸っ子侍〈上〉 (講談社文庫)
こんにちは、ペンギンです。
いや~、あたたかくなってきましたねー☆
いつも見上げて歩くKCGそばの桜も、少し前までは花盛りだったのが嘘みたいに青々としていて、
『もう夏の準備をしてるんだね~♪』
と、詩人っぽくたたずんでみたりして。
でも、実際には詩人って感じより、どちらかというと”なんちゃって侍”風な振る舞いをしてしまうことがあって、何気に焦っていたりしますが・・・(笑)。
・・・というのも。
実は最近のペンギン、ひそかに剣客モノにハマっているのですΨ(`∇´)Ψ
ちなみに好きな作家さんは、柴田錬三郎先生。
あの円月殺法で有名な『眠狂四郎』シリーズを書かれた方です。
・・・でも、私が初めて柴田先生の作品に触れたのは、その有名なシリーズではなくて、この『江戸っ子侍』☆
冒頭で、希代の盗人である吉兵衛と、主人公・浅形新一郎との出会いから、幾度となく起こる、宿敵・進藤重四郎との対決、大名のお姫様である富士絵を盗み出す話、・・・などなど。
書き始めたら、とってもながーーくなってしまうような話が、ぎゅっと2冊の本に詰まっています。
この文体の美しいことと言ったら・・・もう・・。
後半で山を行くシーンは、まるで緑が薫ってくるような雰囲気があったし、もちろん物語の大きなポイントを占める戦いの箇所でも、
『そ、そう来るんだ!?』
と、驚くような流れで剣を交えています。
正直、この手の本に関してはほとんど無知な私でしたが、そんな頭にでも、
『こりゃあ、これまで読んだ本とはレベルが違うよ・・・!』
と、ハッキリ認識させる凄さがありました。
すごいです・・・本当にすごい・・・!
自分のボキャブラリーのなさが悔しいくらいに、もうすっかり惚れ込んでしまいました。
剣客モノ、最高♪
柴田先生、最高・・・・・・すぎです。
とっても残念なことに、先生はずいぶん前にお亡くなりになっておられるので、絶版になっている本が多いみたいですが。。。
でも、そんなの関係ねーーΨ(`∇´)Ψ
もっと柴田ワールドを味わいたいので、いろいろ探してみようかと思います♪
ほかにはどんな作品があるのかな?
結構、楽しみです・・・☆
・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。
マタキテネーー(‘∇’)