最後の初恋~10月見た映画の話・その3~

こんにちは、ペンギンです。

もっと言うと、ポンデライオンにもクマにも会えなくて、

『オープン初日だけかぁ~~。ま、確かに普通はそうだよね・・・』

と、何気に悲しく思っていたペンギンです。
初めて会って、年甲斐もなく喜んだのにな・・・。
またどこかでお会いしたいものです、ハイ。

・・・なんて、凹んでいるのもアレなのでー。

さて、今日は今週見に行った映画その2のレビューを書いてみたいと思います。
今月3本目の映画は・・・コチラ☆

最後の初恋 ★★☆☆☆☆

リチャード・ギア&ダイアン・レイン主演。
大人のためのラブストーリーです。
見た感想ですが・・・さすがはベテラン♪
演技を安心して見ていることができました☆

2人が過ごす宿とそのインテリア、周辺の景色などがかなり洗練されて、

「うわ~~、キレイだな~~♪」

と、見とれてしまいました。
ビビットなスタイルではないのだけれど、落ち着いたデザインと色彩が、やはり、”大人な雰囲気”を出していまして・・・。
かなり後半まで、しっかりと引き付けられました♪ ヒロインたちが手紙の交換をする、そのシーンがテンポ良かったですし♪

・・・っと、ここで簡単なストーリーを紹介しておきますと。

親友の頼みで5日間ほど、海辺の宿の管理をすることになったエイドリアン。
そこに泊まりにきた客・ポールは、ある彼自身の問題を解決するためにこの町にやってきたのですが・・・。
それを知って、エイドリアンと意見交換するうちに、彼らはそれぞれのこの先の人生について、ある答えを見つけ出していきます。

・・・とまあ、こんな感じでしょうか。

いつでもその気になれば、人生は開けるのよというメッセージの映画だったと思います。
・・・それは良かったんですけどね(´・ω・`)
というのもですね~。。。

あ、すいません、ここからはネタばれです~~。
ご覧になりたい方は、ずずっとスクロールしてください~。

これは★を2つにした理由でもあるのですが・・・
結末がね・・・結構、イヤでした。。。
ラスト近くで主要人物を死なすなよ、という感じで。

これでねー、一気に醒めました(´・ω・`)
人が不幸になる話って、ちょっと苦手なので。。。
ま、”ヒロインは彼を亡くしたけれど、新しい人生を強く生きていくから、幸せなの”という解釈もできなくもないですけどねー・・・・・でもなぁー・・・。

別に死なせなくても、ヒロインと結ばれてそのまま幸せになっても、それなりにイイ結末になったと思うのですが・・・。それじゃあ、映画的に不足だということになったのかなあ。。。

なんだか、スクリーンの外側のことまでアレコレと考えてしまいました。
困ったヒトですね、ホント(笑)。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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幸せの1ページ~10月見た映画の話・その2~

こんにちは、ペンギンです。

もっと詳しく言うならば、”ペンギン@映画の秋”です。
先月は5本、そして今月は先日見たアイアンマンを含めて3本♪

映画だなんて、このブログの”興味のあるもの”には全く書いていないのにね。
不思議なもんです、人生って♪

・・・というわけで、今回も今日見た映画のレビューを書いてみたいとおもいます。
前述したとおり、2本見たのですが、まずは1本目から~☆

幸せの1ページ ★☆☆☆☆

ジョディー・フォスターの最新作です。

・・・っと、ここからはネタばれですので、内容を知りたくない人はご注意を~。
一応、私が見に行ったMOVIX京都では10日で上映終了となるので、ガンガン感想を書いてみようと思います♪

・・・というわけで、この映画のペンギン的評価は、5つ星中1つ星。
何故1個ついたかと言いますと、ジョディー・フォスターの演技がハマっていたから♪

引きこもりで外出恐怖症、しかも潔癖症という役柄を表情はもちろん、指先の動きや歩き方など細部にわたって演じているように思えました。

さすがベテラン女優さんですね(*’-‘)

で、逆にこの映画、何故、残りの4個をつけなかったかといいますと。。。

はっきり言って、予告編と実際の内容があまりにも違いすぎるんです。。。

予告編・・・ジョディーが自分の人生を切り開くためにチャレンジをする
本編・・・・・・父とふたりで島に住む少女・ニムが、思わぬ来訪者から島を守るべく奮闘する

・・・いや、予告編もウソはついてないんですよ。実際、ジョディは人生を変えるようなチャレンジしますし、その演技は見もの。でも、それらのシーンは全体の3分の1ほどでして・・・。
主役はあくまで、少女・ニム。

正直、今流行りのアラフォーって言うんですか、ああいうヒロインのお話だと思っていたので、
上映が始まってもジョディーがなかなか出てこないので、思わず、

『映画、間違えて入っちゃった!?』

と焦って、チケットの半券を見たりしていました。

あともう1つついでに言うなら、タイトルも、

邦題・・・幸せの1ページ
原題・・・ニムの島

と、まったく違っていましたし。。。(原作は児童文学らしいです・・・)

思っていたのとは、まったく別の作品だったというのが始めの感想でした。

アニメ並みに賢いイグアナとか、気が利きすぎるペリカンとか、そういうのが出てくるとは思っていませんでしたしね・・・。
かと思ったら、”友達”的存在のはずのイグアナを”敵”撃退のために矢弾のようにふっ飛ばしてるし。。。

「えっ、友達じゃなかったの!? 投げていいの!?」

と、ビックリしてしまいました。

・・・と、ここで今更ながら簡単なあらすじを紹介しておきますと・・・。

ジョディー演じるアレクサンドラは、世界で大ヒット中の冒険小説を書いている著名作家。でも潔癖症で、外出恐怖症と、ちょっと人とは変わった部分があります。
そんな彼女が小説のネタに困って、ふと目を留めたのは火山のある小さな島に住む科学者の論文。それで彼女は、科学者にEメールで取材を申し込もうとするのですが、そのとき、彼は2日ほどの航海に出かけていたため不在。
娘のニムが、研究助手と言って返事を書き送るようになるのですが・・・・・・。

とまあ、こんな感じ。

予告編とは雰囲気の違う・・・・・・違いすぎるな~~という印象を受けました。
・・・・・・始めから、”子供向け映画”だって知っていたら抵抗なく見れたのにな・・・。

映画における予告編って、本当に重要なんですね・・・。
ちょっと勉強になりました。。。

正直、最後のセリフで本当に字幕通りに”幸せの1ページ”って言っていたかも怪しい。。。いや、言っているのかもしれませんけどね・・・ちょっと疑り深くなってしまいました。。。

そんなこんなでちょっとビックリさせられた映画ですが、もし、興味を持たれた方がいらしたら、早めに行って見てはいかがでしょうか?

ジョディーの演技、素晴らしいですよ♪

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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アイアンマン~10月見た映画の話・その1~

アイアンマン (ロバート・ダウニー・Jr. 主演)

こんにちは、ペンギンです。

いやー、秋ですねー♪
涼しくなってきて、少し薄手の長袖でも心細いくらい。日によっては夜も冷え込むので、上着は不可欠かも☆

オープンキャンパスにお越しになられる方、お気をつけくださいね~。

さて。
ごくごく最近、今年は”映画の秋”にしようと決意した私ですが・・・、(ちなみに先月のレビューはコチラ☆)

今日も見に行ってきました~~しかも毎月1日・映画1000円DAYに~~Ψ(`∇´)Ψ 

アイアンマン ★★★★★(注・五つ星がMAXです)

・・・あ、①ってのは10月の1本目ということです、念のため。

内容はといいますと・・・。
冒頭で、軍事兵器を作る会社の社長である主人公が、新兵器のお披露目のために向かったある地域でテロリストに捕らわれ、そこで自分の会社の商品がどんなふうに使われているか、その現状というものを知ります。
そしてそこであった出来事等を受け、改心し、もっと世間のためになる会社にしようとするのですが・・・・・・。

・・・とまあ、こんな感じ。

属性的には、スパイダーマンと同じ系統ですね。
でもねーー・・・内容がねー・・・・・・、もう、あり得ないくらい面白かったです!!!!!!
正直に言うと、公開前にポスターを見たときは、

『何、このデザインとポーズ。ダサいん・・・・・・(以下省略)』

という第一印象しか抱かなくて、・・・でもまぁ、主演の俳優さんがわりと好きだったので、

「見てみるかー♪」

という軽いノリで、まったく期待せずに行ったのですが・・・・・・。

何、あれ!!
すっごくおもしろいんですけど!!!!!!

私は映画を見るとき、集中しているのはたいてい始めの30分くらいで、あとは、

『お尻痛いなー。。。』

とか、

『はい、ここで設定解説が終了ね。さて、ここからどうなるんだろ?』

とか、もう、悲しくなるくらいに現実に戻るパターンばかりなのですが。。。
この映画に関しては、違いました!

で、具体的に何がすごかったのかということを、出来る限りネタバレ回避で説明してみようと思います。

まず、冒頭のシーン。
お決まりの”主人公のことを紹介タイム”。
出来るだけコンパクトに緩急つけて、観客を引き込んでいきます。
痛そうなシーンもあるけどね(;´д⊂)
ただ、必要以上にキツい描写をするのではなく、ストーリー展開上、必要最低限の演出に留めているように思えました。

それから、その後の場面展開。
冒頭やその周辺で、いくつかの”謎”がばら撒かれます。つまり、伏線ってやつですね。
で、話が進む中でそれらを回収していくわけなのですが、このペースが早すぎず、遅すぎず、いい感じ♪
そのため観客に、あまり先を読ませて安心させることなく、話にどんどん引き込んでいっていると感じました。

あと、キャラクター。
主人公も、脇役も、悪役も・・・それぞれに合った役者さんばかりだと思いました。
特に悪役、雰囲気のある人が多かった! 主人公と対峙するシーンをはじめ、目で心境を演じるのに技量のある人が多いといいますか・・・かなり感情移入できて良かったです!!
ゾクゾクしました(*´Д`*)
先日見たホラー映画のシャッターよりもゾクゾクしたかも(笑)?
あ、主演のロバート・ダウニー・Jr氏も、主人公の心の変化を巧みに演じているように思えました。
もちろん、その他のキャラクターたちも、それぞれに個性が光っていて言うことナシでした♪

全体を通して言うと、満足度はかなり高いです。
緊迫した状態でも笑いを入れるなどして、”緩み”を作っていたり、かと思えばサクっと本筋に戻して引き締めたりと、工夫がイロイロ☆

それから、私は”パンフレットを見ないと、設定や世界観などがよくわからない映画”は、あまり好きではないタイプなのですが、この映画は冒頭できちんと説明していますし、あと、現代のお話ですから、そのへんがわかりやすくて良かったのかもしれないなーと思いました。

役者さんも脚本家さんもその他の人たちも、きっとすごい人たちなんでしょうねー。。。
すごいなー♪

ただ1つ難を言えば、主人公が”改心”する心理描写がもうちょっと欲しかったかなーと。もう1押しして、こちらの気分も後押ししてほしかったです。あと、ポスターが・・・・・・(以下省略)
あと、コレはちょっとした発見でしたが、この主演の俳優さんは、ポスターや写真などの”止まっている画像”より、映画やテレビなどで”動いている映像”の方がかなりいいですね。”生きて”くるというか・・・。
ポスターを見ながら、ちょっと複雑な気持ちになりつつ、そんなことを考えてしまいました。

でもね、もう大満足です!

こりゃー1度では見たりないですねー。先週から始まったばかりだし、まだまだ時間はあるハズ♪
ほかの視点に注目したら、また別の発見がありそうなので、パンフレットを見つつ、復習したいと思います。 
あーー、楽しみです☆

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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9月の映画の感想文♪

こんにちは、ペンギンです。

いやー、涼しくなってきましたねー♪
朝や夕方、半袖でいるのが肌寒く感じられるようになってきた今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

ところで、秋といえば・・・人生とまではいかないけれど、小さくて実現可能、それでいて楽しい目標が立つ時期でもありますよね。

食欲の秋とか、運動の秋とか、読書の秋とか。

で、せっかくだから、私も何かやってみようかなーと思いまして♪

「じゃ、とりあえず、映画の秋にするかー♪」

とばかりに、9月に入ってからチョコチョコと映画館へ足を運ぶようになりました。

・・・ってなわけで、今日は今月見た映画の感想文を書いてみたいと思います~。ネタばれに極力気をつけつつ、できるだけアレコレ書いてみますので、よろしければお付き合いアレ☆

崖の下のポニョ ★★★☆☆

日本人の何人かに1人は見てるんじゃないかなーと噂になる、宮崎アニメの最新作です。
なので、映画も音楽もとっても美しいしカワイイです☆

ポニョ、ポニョポニョして可愛いぃ~~~(*’-‘)

彼女のぷよぷよした体の感じがとてもよく表現されていて、私も触ってみたくなりました♪

ただ、内容ですが・・・。
描こうとしている世界観が、限られた上映時間の中で観客に理解させるには大きすぎたような気がしたりしなかったり・・・。
たぶん、頭の中で理解するのではなく、見た情景をそのまま受け止めて、その場面その場面で自分の心に反映させる・・・つまり”感じる”映画なのかもしれません。あくまで個人的な感想ですけど(^_^;)

ベガスの恋に勝つルール★★★★☆

キャメロン・ディアス主演最新作。
彼女の得意とするラブコメディです。

ストーリーは・・・。
彼女演じる主人公が婚約者にフラれ、人生どん底状態の彼女がラスベガスに行き、そこで同じく人生どん底状態の男性と出会い、酔った勢いで結婚してしまいます。
その翌朝、互いの合意の上で別れようとするのですが、その話し合いの際、手持ち無沙汰にスロットで遊んでいた彼女のお金を使って、彼が大金をあててしまい・・・。

・・・とまあ、こんなお話。
内容的にベタな気もしますが、主役の2人が芸達者なのと、脇を固める人たちの個性でいい具合に味付けされているような気がしました。

最初の方のシーン、2人がまだ出会っていない頃に、それぞれの居場所、それぞれの相手との会話をシーンごとにシフトさせながら”ラスベガスに行く”という話がトントン拍子に決まっていく・・・ってのは、目まぐるしくて字幕についていけなかったりしましたけど・・・。

それ以外は、なかなかおもしろかったです♪

・・・ま、食べ物を投げるのは良くないと思うけど(´・ω・`)

あ、エンドクレジット後に、おまけ映像がありますので、ご覧になる方は注意してくださいねー☆ 

SEX AND THE CITY★★★★☆

もとは、アメリカのテレビドラマ。
映画は、その最終回から数年後という設定みたいです。

感想は・・・。
高価な服やバッグや靴などのオンパレードで、目の保養になりました。タイトルから誤解されやすいですが、”女性同士の友情”というテーマが色濃く出ている作品だと思います。・・・ま、確かに、ドラマ初期や原作本はタイトル通りのような話もありましたけど☆

わりと好きです、うん(*’-‘)
サントラも買いましたし♪

ただ、難を言えば、主要ヒロイン4人の性格で、ドラマ時代と若干、変わっているようなシーンがいくつか見受けられました。
ミランダは従来どおりの性格なら、本編を通して抱いていたような怒りは抱かないと思いましたので・・・。
そこがちょっとだけ残念(´・ω・`)

シャッター★★★☆☆

お店やガレージにある、あのガラガラピシャーってやって閉めるものではありません、念のため。

日本人の監督さんが、ハリウッドで撮ったホラー映画です。
ちなみに幽霊役は、奥菜恵さん。
以前、彼女を好きだった私は、その復帰作ともいえる同作を聞きつけて、公開前から、

「いってみよ~♪」

と、意気込んでいたのです。

で、簡単なストーリーはといいますと。

アメリカ人の写真家ベンと結婚したジェーンは、彼の仕事と新婚旅行を兼ねて日本へとやってきます。滞在初日、ジェーンが富士山麓のコテージへ向かう車を運転していたところ、道の真ん中に奥菜恵さん演じる女性が現れ、ブレーキが間に合わずに轢いてしまいます。
車を降りるとその姿はなく・・・。
その日を境に、彼女たちの周辺に異変が起こり始めるのです。

感想ですが・・・。
丁寧に作られていると思います。
各シーンで、ちょっとずつヒントを落としていくので、見ているこっちとしてもわかりやすいですし♪
あと、ジェーン役の女優さんの表情がすごく上手いと思いました。奥菜さんも人間らしくない動きをきちんと研究したのかなーって。
それらの好演が光っていたと思いました。

ただ、奥菜さんが幽霊になって、彼らの前に現れた理由が・・・・・・個人的にはキツかった。。。
あんなへヴィな理由、イヤです・・・。もっとも幽霊になってあそこまでやるくらいだから、かなりの理由付けは必要なんでしょうけど。。。

やだよーーー、可哀想すぎるよーーー(⊃д⊂)

ウォンテッド ★★★☆☆

アンジェリーナ・ジョリーの最新作です。

ストーリーは、満たされない日々を送っていた主人公が、突然あらわれた謎の女性に、”暗殺者の息子”だという事実を突きつけられ、その才能を磨いていくというアクションもの。

カーアクションと、所々でキャラクターの気持ちを表現する単語等が出てくるところ、思わぬどんでん返しなどなど・・・、見所満載でした☆

個人的には、あのどんでん返しはあまり心地よいタイプのものではありませんでしたけど。。。
ラストもちょっと共感できませんでした。

でも、冒頭場面を彷彿とさせたり、抑揚をつけたシーン展開は見ていて爽快でした♪
あと、音楽がすっごく良かった!!
あれはサントラ買わなくちゃ!!
週末、行ってきたいと思います♪

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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