レッドクリフ (トニー・レオン、金城武 主演)
こんにちは、スイーツ様です。
・・・・・・ヽ(;´Д`)ノチガウ、ペンギンです。
いやー、寒くなりましたねー。
特に何も考えずに外に出ると、
「しまった! 薄着すぎた!!」
と、ガクガクブルブル((((゜Д゜;))))
ここ数日、あまりにそういうことを繰り返しているので、自分の適応能力のなさに少しだけ凹んでいます。
寒いねー。
指先がかじかむねー。
早く頭も切り替えとかないと風邪ひいちゃうから、気をつけないと!
この秋冬の目標は、”一度も風邪をひかない”と決めているだけに、結構慎重になっています。
頑張りますぞ~~~Ψ(`∇´)Ψ
・・・で、秋冬といえば―。
先日、父から電話がかかってきました。
学生時代から映画好きという、生粋の映画マニアの我が父。そんな彼を意識してるわけではありませんが、”公開映画スケジュールが頭に入って”いたり、ふらりと映画館へ立ち寄って”なんとなく惹かれた作品を見る”などと、何かと私に共通している部分があります。
ハリーポッターシリーズの第一作公開初日に、ひとりで出かけて帰宅後に、
「なんじゃ、あの子供だましの作品は!!」
とかキレたりと、変に容赦ないところも似ていたりしますし・・・。
・・・ってか、いや、どちらかというと子供向け作品ではないかなーと思ったりもしたのですが。
で、そんな父。
ここのところ、仕事が忙しくて映画館に通えていなかったらしく、私に最近の作品について聞いてきました。
「”まぼろしの邪馬台国”はどうだ?」
「11月に公開開始でしょ、それ。まだ行ってないよ」
「そうか。じゃあ、”Xファイル”はどうだ?」
「いや、それも11月に公開開始でしょ。まだ行ってないよ」
「そうなのか。じゃあ、”レッドクリフ”はどうだ?」
「いやいや、だからそれも11月公開開始でしょ。まだ行ってないよ」
矢継ぎ早の質疑応答の後に流れる、ビミョーな空気。
それがすっかり抜けてから、父はニヤリとため息をつきました。
「なんだ。ペンギン、何も見てないんだなぁ~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんですと(゜Д゜)!?
ってなわけで。
さっそく11月最初の映画鑑賞に行ってまいりました。
①レッドクリフ ★★☆☆☆
アジア圏の人なら、おそらくかなりの割合で知られているであろう三国志。
その赤壁の戦いをクローズアップした作品です。
お金たくさんかけてそうなアクションと、CG、それから監督による新しい解釈のシーンなどを追加した約3時間。
正直、
「長くね?」
などと思ったり思わなかったりしましたが、1シーン1シーンがとても綺麗で絵になっていて、それだけでもかなり楽しめました。あと、役者さんがかなり役柄にハマっているのも、良かったし。
でも冒頭の解説が、なんだか”映画作って仲間内で試写したら、三国志について知らない人はついてけないかもって感想が出ましたので、ちょっと追加してみました”という雰囲気を感じ取ってしまうようなシーンだったのが、比較的最初の方から、
「アレ(´・ω・`)?」
と、肩透かしをくらったような気分になりましたが。
字幕を選んで入ったはずなのに、その部分だけは日本語だし。
中国の話なので、中国語でしっかり盛り上げてほしいなーと思いました。
CG、安っぽいしさ。
なんか気分的には、上映前にテレビ雑誌を配られて、よくドラマ特集にある”相関図”のようなものを見せられたような感じがしました。
キャラクターの顔を劇中映像から楕円形に抜き出してきて、並べているあたりとか特に・・・。
映画に、あのオープニングはないでしょー。
あと、ラブシーンが多いし、中途半端に長い!
あれは一緒に見に行く組み合わせによっては、かなり辛い時間になってしまうかもしれません。
たとえば、
「おい、ヨウコ。お父さんと一緒に三国志の映画を見に行かないか?」
「うん、いいよ~」
なんて気軽に出かけた、歴史好きのお父さんと多感なお年頃のお嬢さんという組み合わせとか。
まぁ、そういうシーンが予告編にあることにはあるんですけどねー・・・。
でもなぁー、気まずいかもしれないよね、うん。。。
女性系といえば、曹操が色ボケ扱いですね。あれはあんまりです(;´д⊂)
『曹操なめんなヽ(`Д´)ノ』
なんて思ったりして。
・・・そういえば。
これをご覧になった方に質問ですが、劇中にあった孫権がトラと対峙するシーンって原作にはあるんでしょうか? トラと対峙して、それまでずっと戦うことに迷いを持っていた彼が、ようやく孔明の意志を受け入れ、曹操と戦う気持ちになるっていうあのシーン。なんか理解できませんでした。。。私に理解力が足りないのかな(´・ω・`)
あと、中村獅童さんの中国語は吹き替えですよね?
一緒に行った中国語圏の方(ちなみにこの方は、私の百倍、辛口でした)によると、
「うますぎる」
とのことでしたので。
ちなみに中国語圏出身の金城さんの中国語は、とっても渋くて素敵でした。
・・・・・・って。
なんか、良くなかった点ばかり言っているような気がしますが、いいところもいっぱいあります。
孫権がご先祖様たちの位牌を前に、家宝の剣を見つめるシーンとか、孔明と周瑜が居並ぶ各シーンとか・・・。
その他、絵とアクションが美しいです。
なので、気になる方は見に行ってみてはいかがでしょうか?
きっといろいろな方面で発見や、考えさせられる部分があると思います。
・・・たぶん。
・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。
マタキテネーー(‘∇’)
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