家電量販店のポイント還元率を比較するための計算法を仕組みから考えてみた

ぉぅぇぃは家電製品・電子機器などが好きです。

最も多く利用するのはネットショッピングですが、

時と場合と値段によって、家電量販店などで購入することもあります。

その時、「オンラインショップの値段」と「ポイント込みの家電量販店の値段」の、

「どっちが本当に安いのか!?」ことを比較・判定しなければならない…時もあります。

KCG最寄の京都駅あたりだと、

ビックカメラ京都店やJoshin九条店、

アバンティの中のソフマップがありますので、

同じ商品でも、本当にさまざまな価格が出されていますので、

賢く比較する…ということが大事に成ってきます。

たとえば、「オンラインショップの最安値は送料込みで9万円」

「店頭Aは10万円と12%のポイントを付けて販売」

「店頭Bは12万円と30%のポイントをつけて販売」などが並べると、

何かどれが一番安いのか、即時に比較して、

判断するのは、かなり難しくなっちゃうのですね。

ぉぅぇぃは、「どれが一番安いだろう…。」ことを比較・測定するために、

色々考え、ひとつの結論に至っています。

ここでは、ぉぅぇぃが考えた、ぉぅぇぃのための、

ぉぅぇぃ流の判断法を説明したいと思います。

結論を先に言いますと、表示価格に対し、

ポイント還元率を乗算で計算するではなく、割り算で計算することで、

実質価格を計算できるじゃないかな~というのはぉぅぇぃの結論です。

計算法ですが、

「金額を、(1+還元率)で割る」

これだけです。

たとえばP円の商品を、xのポイント還元率が与えられたとき、

「P*(1-x)」ではなく、「P/(1+x)」で計算すれば、

割と簡単に実質の価格に近い値を計算できる…ということです。

たとえば先ほどの例で言うと、

「オンラインショップの最安値は送料込みで9万円」
→実質9万円

「店頭Aは10万円と12%のポイントを付けて販売」
→実質10万円/(1.12)=約89,288円

「店頭Bは12万円と30%のポイントをつけて販売」
→実質12万円/(1.3)=約92,308円

この場合、一番安いのは、店頭Aの「10万円と12%のポイント還元」…

というのはぉぅぇぃ流の判断です。

ここから簡単に、ぉぅぇぃが考えた仕組みを説明します。

たとえば、10万円のテレビを買って、そのテレビは10%のポイント還元が付いている…時、

ならば、「このテレビは1割引で、実質9万円だ!!」と言えるでしょうか?

私は、それは「言えない」と思います。

この例で言うと、たとえば、「10%還元で10万円のテレビ」を10台買っただとしましょう。

その場合、100万の支払に対して、丁度10万ポイントが貯まります。

で、その10万ポイントを使ってもう一台、「10%還元で10万円のテレビ」を全額ポイント買うと、

もちろんポイントが付かないので、残り0ポイントになり、丁度清算されている状態になりますね。

「10%還元」の場合では、

・支払金額=100万円
・購入した商品の価格の合計=110万円

つまり、110万円の商品に対し、100万円を払ったので、

実質上の割引率は(110万円-100万円)/110万円=0.09090909と、まあ、約9.1%の割引になりますね。

ここまでなら、10%と9.1%と、1%くらいしか変わりません。

で、「20%還元」の場合を計算してみましょう。

・支払金額=100万円
・購入した商品の価格の合計=120万円

つまり、120万円の商品を、100万円で払ったので、

実質上の割引率は(120万円-100万円)/120万円=0.1666666と、まあ、約16.7%の割引ですね。

ここまで来ると、実質上の割引率とポイントのパーセンテージに、約3.3%の差が出ます。

同じ方式で、30%~100%まで計算してみますと…。

30%ポイント→(130万円-100万円)/130万円=約23%割引
40%ポイント→(140万円-100万円)/140万円=約29%割引
50%ポイント→(150万円-100万円)/150万円=約33%割引
60%ポイント→(160万円-100万円)/160万円=約38%割引
70%ポイント→(170万円-100万円)/170万円=約41%割引
80%ポイント→(180万円-100万円)/180万円=約44%割引
90%ポイント→(190万円-100万円)/190万円=約47%割引
100%ポイント→(200万円-100万円)/200万円=約50%割引

ショップポイントによる実質の割引率は、ショップポイント率Xに対し、

「x/(1+x)」で計算できる…ということです。

基本的に、ポイント還元率が高くなれば高くなるほど、

還元率xと実質割引率(x/(1+x))の乖離が大きくなります。

まずお目にかかることはありませんが、

100%を超えたショップポイントも計算してみましょう。

200%ポイント→200/300=約67%割引
300%ポイント→300/400=約75%割引
500%ポイント→500/600=約83%割引
1000%ポイント→1000/1100=約91%割引
10000%ポイント→10000/10100=約99%割引

ということになりますね。

良くある半額セールは、ポイント還元率で言えば、

100%ポイント…というスゴイ還元率になりますね。

時々ある、アパレル系のバーゲンセールの時の「9割引!!」は、

ポイント還元率に直せると、1000%ポイント近い…という、とんでもないことになります。

割引率が分かる…ということは、この割引率の計算を利用して、

商品の「ポイント込み」の実質上の価格を推定できる…じゃないかと、ぉぅぇぃは考えます。

計算の方法ですが、先うほどのxの割引率x/(1+x)を、100%で引いたら、

割引率ならぬ、価格率…というのが計算できます。

さらにそれを商品価格を掛ける…という方式で実質の価格を計算できると考えられます。

価格率は1-x/(1+x)=1/(1+x)なので、

これは実質価格を計算するための乗数になります。

たとえば、10%のポイント還元率なら、1/1.1、

20%なら、1/1.2…という具合ですね。

それで、10万円で、10%ポイント還元のテレビの場合、実質の価格は

10万円*(1-0.10)=10万円*0.9=90,000円ではなく、

10万円/(1+0.10)=10万円/1.1=約90,909円ということですね。

それで、20%ポイント還元の10万円のテレビの場合、実質の価格は

10万円*(1-0.20)=10万円*0.8=80,000円ではなく、

10万円/(1+0.20)=10万円/1.2=約83,333円…ということですね。

この計算法は、あくまで計算しやすい目安…だとぉぅぇぃは認識しています。

ポイントの使い方によって、実際の「お得さ」に差が出ますし、

ポイントそのものを忘れてしまって、失効になってしまうこともあります。

さらに言うと、今こそ金利はゼロに近いのですが、

ショップポイントをお店に預かっている…ということは、

流動資産をお店に預かっていることになりますので、

本来ならば、銀行などに預かっている金利分の損失が出てます。
(ローンを組んでいる場合は、それだけの金利損失に繋がります。)

さらにさらに、お店が倒産したりしたら、

それこそポイントは全額損失になるのですね。

価格以前に、アフターサービスの差などもありますし…、

まあ、マジメに考えると、また他にも色々判断材料があります。

だがしかし、

「金額を、(1+還元率)で割る」という、

「金額」と「ポイント還元率」だけで計算出来るという手軽さから、

この計算法は、ぉぅぇぃ的にかなり役立つ…と思っていますので、

是非皆さんにオススメしたいのですね。

皆さんも、良かったら試してみてください♪

この計算法に対し、「さらにこんな方法があるよ!」という方が居ましたら、

是非教えてくださいー

オマケ:
正しい家電量販店のポイントの貯め方・使い方

comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*