mid2009のMacBook Pro(15-inch)のメモリを4GB→8GBに増設しました。

【4GB】 Micron純正 ノート用 DDR3 1066Mhz SO-DIMM 204pin PC3-8500 MT16JSS51264HZ-1G1A1 1066D3N-4G-M

久しぶりの記事です。

最近はちょっとしたウェブアプリケーションの開発をやっていて、

Eclipseをよく使っていました。

そして厄介なIE6のデバッグのために、

わざわざIE6をインストールしたWinXPをVMware Fusion3.0で起動することもしばしば。

そうしたら何か困るかというと、4GBのメモリが足りなくなってきました。

というよりも、VMwareとEclipseだけでメモリを使い尽くす…ではなく、

SafariとかMac MailとかPagesとかNumbersとかiPhotoとか、

もろもろ実行していることが多く、

これらのアプリケーションもそれなりにメモリを食うのです。

で、メモリ不足が起こり、スワップが始まると、

動きはドン臭くなってきます。

この場合、使わないアプリケーションをアクティビティモニタとかを使って、

消していたら、そこそこ快適に使えるのですが、

それを何度か繰り返すと、なんか面倒くさくなって来ました。

それで対策を考え、メモリの相場を調べてみましたら、驚くことに、

SO-DIMMのDDR3の4GBのメモリの値段は、

ぉぅぇぃがMacBook Proを買った2009年12月頃と比べたら、半額以下に成っていました…。

値段も「高嶺の花」感は結構薄れてきました。

というわけで、買っちゃおう〜と決意しました。

選択肢はそれほど多く無いのですが、

とりあえずノーブランドのものだけは避けようかな〜っと思いましたので、

ブランド名が付いている商品の中から、一番安いMicronのやつを購入しました。

いや、ぉぅぇぃの中では、Micronもかなりのブランドだけどね…。

たまたまタイミング的に今一番安かっただけ…かな〜っと思います。

買ったメモリはこんな感じのモノです。

↓SODIMM DDR3 PC3-8500 4GB (Micron)

SODIMM DDR3 PC3-8500 4GB (Micron)

ラベルはこんな感じ
MT16JSS51264HY-1G1A1 0944
4GB 2RX8 PC3-8500S-7-10-D0
PRODUCT OF U.S. BZAEKBP005

仕様はPC3-8500でアメリカ製…くらいしか意味わかりません…。

チップもアップしてみました。

↓SODIMM DDR3 PC3-8500 4GB (Micron)のチップ

SODIMM DDR3 PC3-8500 4GB (Micron)のチップ

意味分かんない〜

で、早速これをマイMacBook Proに取り付ける。

方法はアップルのサイトに大変詳しく説明されています。

MacBook Pro: メモリの取り外し方法と取り付け方法

実際にやってみてもかなり簡単でした。

まあ、パソコン自作経験そこそこありますので、全く難しさ感じませんでした。

↓まず、ケースを裏返します

MBP15の裏

次に、ネジを外します。

↓外したネジはこんな感じ

MBP15のネジ

アップルの説明の通り、長いのと短いのがあります。注意しましょう。

↓ケースを外したら、こんな感じで基盤が見えます。

MBP15の中

(取り替える前の写真撮り忘れたので、これは取り替え後の写真です。)

このスッキリ構造を見てしまったら、HDDをSSDに取り替えようかな〜っと、

ちょっとその気になり始めてしまうよね〜。

次に、メモリ換装の作業に入ります。

↓メモリモジュールがあるのは基盤のど真ん中です。

MBP15のメモリ

↓レバーを外側に押し出したら、こんな感じで飛び上がります。

MBP15のメモリを外す

で、ひっそりと抜きます。

↓空っぽなメモリカードスロット

MBP15のメモリスロットをからっぽにする

偶然なことに、もともと付いている2GBx2のメモリもMicronだった。

ネット上のメモリ増設レポートを見ると、Samsungが多かったので、

これはちょっと意外です。

↓もともと付いているメモリ

MBP15の2GBメモリ

ラベル
MT16JSF25664HZ-1G1F1 0942
2GB 2RX8 PC3-8500S-7-10-F1
PRODUCT OF CHINA DPAA59G009

4GBはアメリカ製らしいのですが、2GBは中国製でしたね。

↓そして、新しいメモリを挿しっていきます、まずは一枚目

MBP15に4GBのメモリを挿す,一枚目

↓次は二枚目

MBP15に4GBのメモリを挿す,二枚目

↓完成

MBP15に4GBのメモリを挿す,完成

メモリ取り付けたら、フタを締めて、ネジを戻したら、換装作業は完了です。

で、起動してみます。

多分メモリチェックのせいか、普段よりもちょっと長い…のような気がします。

まあ、錯覚の可能性もありますが。

入ったら、メモリ認識されているかどうかを確認しまし。

↓このMacについて

MacBook Proの「このMacについて」で8GBを確認

ぉお、8GBちゃんと認識されていますね。

↓システムプロファイラで見るとこんな感じ

MacBook Proの「システムプロファイラ」で8GBを確認

次に、メモリテストをします。

↓RemberのメモリテストをAll passed!

RemberのメモリテストをAll passed!

最後に、適当にアプリケーションを開きまくって、

メモリ使用量を4GBを超えさせてみる。

↓空き3.51GB,固定中1.71GB,現在使用中1.86GB,現在非使用中952.2MB,確保中4.49GB

4GB以上のメモリを占有させてみた

ちゃんと4GB以上のメモリを使ってくれているようです。

スワップ使用領域は0バイトだし…。

こんな感じで、約2万円強の投資でメモリを8GBまで増やしてみました。

普段使っている分は、そんなに違いを感じませんでしたが、

リソースを食うアプリケーションを起動したら、

差はかなり歴然していますので、そこそこ良い買い物をしたかと思います。

値段もリーズナブルに成ってきましたので、

最近メモリ不足を感じるMacBook Pro使用者方々には、

是非メモリの増設をおすすめしたいですね!

しかし、スゴイ時代になったもんですね。

ノートパソコンで8GB積める時代になるとは…。

ぉぅぇぃが初めて組み立てたデスクトップパソコンのメモリは2MB…だったのにね。

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Mac OSの「このアプリケーションで開く」を整理する

昔々、

評価のために、Paralles Desktop4.0とVMWare Fusion3.0の両方をインストールし、

大差がないので、最終的にキャンペーン価格のVMWare Fusionを購入しました。

その後、もちろんParalles Desktopをアンインストールしましたが、

ゴミが残っちゃっていました。

ちなみにアンインストールの方法はこんな感じ
Paralles Desktop のアンインストール

しばらくの間放置しましたが、

少しずつフラストレーションがたまってきて、

我慢出来なくなりましたので、削除するための対策を探してみました。

ちなみに、どんなゴミが残っているかというと、

「アプリケーション」の中の「Windowsアプリケーション」が残っていました。

これは実害が無い…というか、ゴミ箱に入れたら良いのですが、

右クリックメニューの「このアプリケーションで開く」の中に残っているのは、

結構色々困っちゃうのですね。

↓Paralles Desktopが残したゴミ(docを開く)

Paralles Desktopが残したゴミ

これはdocファイルを開くときのモノ、これならそれほど困らないのですが、

CSVファイルを開くときはこんな感じ

↓Paralles Desktopが残したゴミ(csvを開く)

Paralles Desktopが残したゴミ

既に存在していないParalles Desktopの中のExcelで開こうとしていますので、

本当、困っちゃうよね。

で、「このアプリケーション」を削除・整理するための対策ですが、

こんな記事を見つけました。

で、ぉぅぇぃはそのとおりでやってみましたら、無事解決出来ました!

How to rebuild the LaunchServices database

コンソール(ターミナル)で:

cd /System/Library/Frameworks/CoreServices.framework/Versions/A/
Frameworks/LaunchServices.framework/Support

./lsregister -kill -r -domain local -domain system -domain user

実行したら、こんなメッセージが出てきて、
ThrottleProcessIO: throttling disk i/o

ちょっと待たされましたので、放置しました。
で、気がついたら処理が終わりました。

実行した後、「このアプリケーションで開く」はかなりすっきりに!

↓掃除後の「このアプリケーションで開く」

Paralles Desktopが残したゴミを掃除した後

Paralles Desktopが残したゴミを掃除した後

ちなみに、実行したlsregisterのヘルプ(./lsregister -r)はこんな感じ

lsregister: [OPTIONS] [ … ]
[ -apps [,domain]… ]
[ -libs [,domain]… ]
[ -all [,domain]… ]

Paths are searched for applications to register with the Launch Service database.
Valid domains are "system", "local", "network" and "user". Domains can also
be specified using only the first letter.

-kill Reset the Launch Services database before doing anything else
-seed If database isn’t seeded, scan default locations for applications and libraries to register
-lint Print information about plist errors while registering bundles
-convert Register apps found in older LS database files
-lazy n Sleep for n seconds before registering/scanning
-r Recursive directory scan, do not recurse into packages or invisible directories
-R Recursive directory scan, descending into packages and invisible directories
-f force-update registration even if mod date is unchanged
-u unregister instead of register
-v Display progress information
-dump Display full database contents after registration
-h Display this help

実行したコマンドは、要するにランチャーを一回リセットしてから、

データベースを再構築する…ということですね。

同じことでお困りの方、是非お試しあれ!

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MacBookのマルチタッチジェスチャーの不具合と修復の方法

MacBookのマルチタッチジェスチャーは大変便利な機能で、

Mac歴2ヶ月弱のぉぅぇぃですが、

覚えてから、非常に頻繁に使うようになりました。

今朝、いきなりマルチタッチジェスチャーの3本指操作と4本指操作ができなくなりました。

非常に便利だっただけに、「操作したも思ったように動かない」、

使えなくなったことによるストレスもすごく、スグに解決法を探しに行きました。

いろいろ検索をしてみたものの、検索キーワードが悪いせいかもしれませんが、

残念ながら日本語のトラブルシューティングが見つかりませんでした。

幸い、アップルの公式のフォーラムにスレッドがあり、

CNETにも英語の解決法をまとめた記事がありましたので、

その通りに処理したら、とりあえず問題は解消されました。

折角なので、その記事を和訳して、

同じ問題に遭遇した方と再発した時の自分のために、メモとして残します。

この問題の症状について、

まず、2本指までのマルチタッチジェスチャーは問題なく使えますが、

3本指以上のマルチタッチジェスチャーが使えなくなります。

そして、システムログ(/var/log/system.log)に大量の

「/usr/libexec/hidd[28] IOHIDEventQueueEnqueue: Error enqueuing memory. (0xe00002e8)」のようなエラーログが出ます。

ぉぅぇぃは問題ありませんでしたが、人によっては入出力が完全に受付なくなり、

マウスもキーボードも動かなくなる方もいるらしい。

なお、ぉぅぇぃのMacBook Proはいわゆるmid2009のMBP15のモデルで、

購入してから約2ヶ月弱です。

重いことで有名…のようなアプリケーションはあんまり入っていませんが、

一番ややこしそうなのはVMWare Fusion 3.0です。

この問題に対するアップルの公式フォーラムのスレッド:
IOHIDEventQueueEnqueue: Error enqueuing memory. (0xe00002e8)

そして、解決法をまとめたCNETの記事のURL:
Input or gestures stop working; HID Error enqueuing memory (0xe00002e8)

この記事の超適当和訳:

一部の人々は彼らのMacBookやMacBook Proのマルチタッチジェスチャー機能の一部が動かなくなっていることを気づいています。スクロールや画面の拡大縮小などの2本指ジェスチャーは問題ないが、3本指4本指ジェスチャーは全くの無反応です。更に、一部の人の事例では、パソコンはすべての入力を受付無くなっている。

もしあなたも同様な問題を経験しているのであれば、これらの提案を試して問題解決してみてください。

ディスクのアクセス権を修復してみる
一部の人は、ブート用のディスクにアクセス権限を修復することでこの問題を解決している。これは最初に試すべき取り組みです。ディスクユーティリティを開いて、起動用のディスクを選び、「First Aid」タブの中の「ディスクのアクセス権を修復」を試してみてください。
最新の統合アップデーターを適用してみる
ディスク権限を修正する際に、対処出来ないシステムファイルが存在している場合、最新のアップデーターを実行することで、問題のあるファイルをすべて置き換えられます。最新の統合アップデーターはコチラからダウンロード出来ます。
ブルートゥースをオフにして、PRAMのリセットを行う
この問題は入力デバイスの問題と関係しているようなので、PRAMのリセット(システムを終了し、option+command+P+Rを押しながら何度か起動するさせる。そして通常の起動をする)を試してみてください。bluetoothをオフにすることもやってみてください。

Error Enqueuing Memory Problem

ジェスチャーやその他の入力の問題は、システムログに複数の下のようなエラーメッセージが表示されます。
/usr/libexec/hidd27: IOHIDEventQueueEnqueue: Error enqueuing memory. (0xe00002e8)

この問題は、アップルのディスカッションスレッドにも話題になっています。Human Interface Devices (HID=ヒューマンインターフェースデバイス) のデーモン(プロセス)が問題になっています。このデーモンは USB、Fireware、Bluetoothなどのインターフェースに経由するキーボード、マウス、ウェブカメラ、タブレットやその他の入力デバイスを管理している。

このエラーの問題はSnow Leopardのバグが起因とされていまして、アップルの対応も期待されている。

但し、マルチタッチジェスチャーなどが使えなくなるなど、一部の人にとって、ちょっと不便になる…くらいですが、入力が完全にできなくなる深刻なケースもある。

入力が完全に受け付けなくなった場合、ほとんどのケースでは、ユーザはシステムをハードリセットを行う必要があります。もしパソコンへのリモートログインや画面共有が可能ならば、システムへのアクセスは可能で、hiddプロセスを終了させることが可能です。

hiddプロセスを終了する(終了させても、自動的に再度立ち上げられます)方法ですが、他のMacを使ってSSHや画面共有でシステムにログインし、ターミナルのシェルを開いて、下記のコマンドを入力してください。

sudo killall hidd

さ〜っとこんな感じですね。

とりあえずぉぅぇぃはオススメされた三つのステップを一気に全部試しました。

どれが効いたか分かりませんが、とりあえずマルチタッチジェスチャーは復活され、

エラーメッセージも出なくなりました。

修復するための手順の補足ですが、ディスクユーティリティの場所は、

「Finder→アプリケーション→ユーティリティ→ディスクユーティリティ」です。

後、PRAMリセットの手順はアップルのサイトに掲載されていますので、

未経験でなんか怖い…っと思う方は、参考にしてください。

Mac の PRAM および NVRAM をリセットする

いや〜この症状は始めてだったので、最初はちょっとビビりましたし、

マルチタッチジェスチャーがないPCでやっていけない体質に成りつつありますので、

とりあえず復帰出来て良かったです〜

2010/02/01追記:
本日いきなり再発しました。
今回は「最新の統合アップデーターを適用してみる」で直りました。

2010/02/08追記:
本日再び再発しました。
「最新の統合アップデーターを適用してみる」で直りました。

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[対策募集中]寒い冬にMacBook Proを使う時の冷え対策

最近は劇的に寒くなってきていますね。

毎日の気温は一ケタ台、凹むくらい寒いのです。

無論、台湾出身のぉぅぇぃは寒冷地仕様ではなく、

パグ並に寒さに極めて弱い生命体ですので、出来る限りの防寒対策をして、

耳から足まで、全面的にカバーをしています。

が、実は最近、ちょっと新しい悩みが出てきました。

そう、購入してから一ヶ月も立てないMacBook Proのことです。

ご存知のように、最近のMacBook Proは高精度アルミニウムユニボディ。

アップルいわく、

一枚のアルミ板から削り出された新しいボディを持つMacBook Proは、薄さ、軽さ、洗練された美しさ、そして抜群の耐久性を兼ね備えています。

で、このアルミむき出しのボディは、寒くなると非常に冷えるのですね。(´д`)

ここ数日、朝一でパソコンを使い始めるとき、

MacBook Proを触れるだけで、

その冷たさに身体能力の低下だけではなく、

メンタル的にもかなりモチベーションが下がってしまいますね。

指先はいいのですが、腕の部分はかなり冷え冷えアルミに密着していますので、

なんか血液の流れが悪くなるような気がします…。

一般的にノートパソコン使っている時には、

熱暴走や、その対処のための熱対策に気を使わないと行けないのですが、

最近のMacBook Proは、熱対策よりも冷え対策…かもしれません。

…。

暑い季節で使ったことがありませんので、

熱対策の必要性についてはよく分からないけどね。

まあ、冷暴走や冷え暴走は考えられないだけに、ちょっとマシかも?

しかし、冷えすぎると文字通り

フリーズ(freeze=凍ること。凍りつくこと。)の可能性も無くはありません。

気になってアップルのウェブサイトで仕様を調べてみましたら、

「動作時温度: 10°〜35°C」なので…。

さて、真冬中のMacBook Proの冷え対策ですが、

実にいうと、今のところパーフェクトの対策を見つかっていません。

流石にパソコンをヒーターで温めたり、人肌で温めてあげるのは非現実的だしぃ…。

今のところ、ぉぅぇぃが行っている消極的な対策として、

利用前に何かのアクションで温めるではなく、

利用中に自然に発生する廃熱を利用する方法です。

つまり、冷え冷えな状態をできるだけ短くする…という考え方ですね。

なにをするかというと、非常にシンプルに、MacBook Proの下にハンドタオルを敷く…、

そしてアルミボディがある程度常温に馴染んてきたら、

ハンドタオルを取り除く…これだけです。

一般的に、ノートパソコンを利用する時に、布団やソファなどの布類の上に置くと、

熱がたまりやすいので、パソコンの寿命に悪影響を及ぼす…と言われていますが、

その熱がたまりやすい性質を逆に利用して、

わざと布を敷く…というのはMacBook Pro歴3週間、

冷え冷えMacBook Pro歴1週間のぉぅぇぃが考えた苦肉の策です。

今のところ、お手軽で若干の効果があり、

追加コストは無く、温めすぎて熱暴走させるリスクも殆どないので、

まあ、悪い対策ではないと思いますが、

最初の数十分はその冷たさと戦わないといけないのは、かなりツライところです…。

さて、ぉぅぇぃよりもMacBookや、

アルミボディのノートパソコンとの付き合いが長い方がいましたら、

ぜひ知恵を貸してください〜というのは今回の記事の本音のところです。

というわけで、良い対策を知っている方、ぜひ教えてください!

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MacのNumbersで行列を入れ替えるためのJavaミニプログラム

iWork ’09

さて、12月1日にMacBook Proが届いて以来、

Macで出来ることなら、できるだけwindowsのアプリケーションに頼らず、

Macの中で完結出来るようにいろいろ勉強しながらチャレンジしてきました。

特にマイクロソフトオフィスの三種の神器、

ワード、エクセル、パワーポイントなどを極力使わずに、

iWorksのPages、NumbersとKeynoteで様々な業務をこなすようにしてきました。

作成したコンテンツをPDFやMSソフト形式で書き出せますので、

今のところ、不慣れの中、なんとか支障がでない程度、仕事を無難に進めています。

まあ、複数の人が編集するようなファイルなら、

やっぱり素直に仮想マシンに入っている正規なMSソフトを使うけどね。

さて、今日もNumbersとKeynoteのコンビネーションで、

数字を扱うプレゼンテーションの資料を作成していましたが、

そこで、ちょっと困ったことがありました。

Numbersは、Excelにある「行列を入れ替える」という機能がないのだ。

なぜ行列を入れ替えたいかというと、NumbersもExcelもそうなんですが、

データの並べ替えは基本的に「列」のデータでしかできません。

で、データを並べ替えて、図表にしたいけれど、

その表示したいデータは、都合があって、横長な「行」のデータなんだよね。

Excelなら、それを「貼り付け」→「行列を入れ替える」、

そして並べ替えたら、うまい具合の図表が作れるのですが、

Numbersでは、すんなりそれができないのです。困った困った。

ネットでいろいろ調べた結果、

その部分だけExcelで行列の入れ替えをするとかの解決策がありました。

しかし、それだけのためにイチイチ仮想マシンを立ち上げたり、

Mac用のオフィスを買ったりするのはさすがにちょっと…ね?

あるいは、NumbersのTRANSPOSE関数を利用する方法もあるらしい。

しかし、行と列の入れ替えが出来るのですが、どうも並び替えは上手くいかない。

ぉぅぇぃのやり方が間違っているかもしれませんが、

TRANSPOSE関数の使い方そのものがちょっと難しくて、

ちょっといろいろ調べて、試してみましたが、現在はギブアップ気味。

一応、見つかったウェブページを貼ります、興味のある方は見てみてください(英語です)。

Apple Discussions:Sorting by Column

後、AppleScriptを使って処理する方法もあります。

試したところ、こちらが望むような結果が出ます。

ただし、Mac初心者のぉぅぇぃはAppleScriptの使い方がよくわかりません。

毎回処理しようとしたら、Numbersの画面から離れて、

AppleScriptエディタを実行しないといけませんし、

アプリケーション形式(*.app)で保存しても、

なんか処理する度にアプリケーションを立ち上げ無いとダメ…みたい。

まあ、ぉぅぇぃの使い方が悪い…っと思いますので、

うまくAppleScriptを使いこなせる方は、これでOKかと思います。

AppleScriptで行列を入れ替える方法は、下記のウェブページを見てください(英語です。)

Apple Discussions:Transpose is back in Numbers

で、どうしましょうかぁ…ということですが、

クリップボードの中の、タブで区切られたデータの行列の入れ替えレベルなら、

自分でもプログラム書けるじゃん…ということで、

ぉぅぇぃが一番慣れているJavaを使って、

サクっと30分ほどで簡単なコードを書きました。

今のところ、ぉぅぇぃが必要としている行れ入れ替え機能を、

ほとんどストレスなく、普通にカバーしてくれます。

折角作りましたので、実行可能なJARファイルにしました。

使いたい方は自由にダウンロードして使ってください。

ただし、自己責任でお願いします。JARファイルのダウンロードはこちら。

Numbersと併用できる行列を入れ替えるためのJAVAプログラムのJARファイル

JARファイルの中に、ソースコードも入れてあります。

「アヤシイ」と思う方は、ご自由にソースコードを読んでください。

なお、ぉぅぇぃのMacBook Proはmid2009のモデルで、

入っているOSはOS Xの10.6.2のSnow Leopardです。

開発環境はEclipseでJDK1.6。1.5以上なら多分問題なく実行できます。

ぉぅぇぃは自分の環境でしたテストしていませんが、

そんなややこしい処理をしているわけでもありませんので、

最近のMacはJREをハンドルしていますので、、

多分大体問題ないかもしれませんと思いたいところ(弱気です。)

ぉぅぇぃはNumbersの中で使うために作りましたが、

別にNumbersと関係なく、クリップボードの中にタブ区切りのテキストがあれば、

それの行列を入れ替えることができますので、

お好みのスプレッドシートやエディタと併用することも可能かと思います。

さて、インストールする方法…とかは特になく、

Jarファイルをお好みの場所、デスクトップとかアプリケーションとかに移動してください。

使い方ですが、ダウンロードしたJARファイルをダブリクリップすると、

見た目がこんな感じのJavaアプリケーションが現れます。

↓クリップボード行列入れ替えコンバータ

クリップボードデータの行列を入れ替えるJavaアプリ

Numbers利用中の使い勝手を重視していますので、

常に画面の最前面に表示するようにしています。

画面の右上とか右下とか、邪魔にならないところまで移動してください。

要らなくなったら、ボチっと消しちゃってください。

使い方ですが、Numbersの中で、行列を入れ替えた部分を選んで…

↓マウスとかで選ぶ

クリップボードデータの行列を入れ替えるJavaアプリ、範囲の選択

そしてCommand+Cとか、右クリックやメニューの「コピー」とかで複製します。

次に、Javaアプリケーションの「タブ区切りデータの行列を入れ替える」をクリック。

一応、うまくクリックしたかどうかを確認するために、

カーソルがボタンの上に移動した時に、メッセージを出すようにしました。

↓仕事ですか、そうですか。

クリップボードデータの行列を入れ替えるJavaアプリ、仕事の直前

クリックして、うまく変換できたら、こんな感じになります。

↓たぶん正しく変換したよ

クリップボードデータの行列を入れ替えるJavaアプリ、実行

最後に、変換されたクリップボードの中身を、Numbersのほうに戻します。

↓「ペースト」でも「ペーストしてスタイルに合わせる」でも、お好みでどうぞ。

クリップボードデータの行列を入れ替えるJavaアプリ、ペースト

すべてが上手く行ったら、こんな感じになります。

↓行列を入れ替えた結果

クリップボードデータの行列を入れ替えるJavaアプリ、完成

これでソートしたり、図表作ったり、好き勝手できるようになります。

まあ、非常に簡単なプログラムですが、ぉぅぇぃのスプレッドシートの使い方だと、

この小さいなツールで、かなりNumbersの生産性の向上につながりました、

同じ悩みで困っている方、お試しください。

バグレポートや使用上の問題がありましたら、コメントなどでどうぞ。

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MacのTime Machineの保存先をWindowsの共有フォルダに設定する(後編)

続き物です。

前篇はこちら。

MacのTime Machineの保存先をWindowsの共有フォルダに設定する(前篇)

1.windows側の共有フォルダ設定
2.Mac側から、windowsの共有フォルダにアクセスします
3.Time Machineでネットワークディスク利用するための設定
4.Time Machine専用のディスクイメージを作成するための下調べ

5.Time Machine専用のディスクイメージを作成する

コンピュータ名とEthernet IDを調べましたら、ディスクイメージの作成を行います。

Finderから「アプリケーション」、もしくはDockの右側の「アプリケーション」から、

その中の「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ.app」を選びます。

上の「新規イメージ」ボタンをクリックします。

ここで重要なの一番上のディスクイメージの保存名です。

先ほど調べて「コンピュータ名」と「Ethernet ID」を、

アンダーバー(_)で繋いだ文字列にしないと、うまく稼働しません。

なお、Ethernet ID(Macアドレス)のコロン(:)を全部抜けてください。

ぉぅぇぃの場合:

コンピュータ名
MacBook-Pug
Ethernet ID
d4:9a:20:b8:5b:96
→ディスクイメージの名前
MacBook-Pug_d49a20b85b96

そして保存する場所ですが、これもお好みでOKです。

とりあえず、「書類」とか「ディスクトップ」とか、探しやすいところがいいかも。

その他の部分は:

名前
お好み(ぉぅぇぃは“TimeMachine”にしました。)
サイズ
後で変更します。100MBでOK。
フォーマット
Mac OS拡張(ジャーナリング)
暗号化
なし
パーティション
ハードディスク
イメージフォーマット
スパースハンドル・ディスクイメージ

↓作成するディスクイメージの設定

Time Machine専用のディスクイメージ設定

すべて設定しましたら、右下の「作成」をクリックします。

10秒も経たないうちに、ディスクイメージの作成は完了されると思います。

↓作成したディスクイメージ

作成したTime Machine専用のディスクイメージ

後で(共有フォルダの)の同名のディスクイメージをマウントしますので、

このディスクイメージをこのまま残すと、同じような物が二個表示されます。

(ぉぅぇぃみたいな)初心者だと、混乱してしまう可能性があります。

この場合、ディスクイメージを取り出したほうが良いでしょう。

方法ですが、ディスクイメージを選択して、

↓上のほうの「取り出す」ボタンをクリックします。

ディスクイメージを取り出し

↓次に、作成したディスクイメージに右クリックして、「取り除く」を選択します。

ディスクイメージを取り除く

ディスクユーティリティは後でまた使いますので、この画面をそのまま残してください。

6.ディスクイメージをwindows共有フォルダに移動します

そして、マニュアルで作成したディスクイメージのファイル

「ディスクイメージの名前.sparsebundle」をwindownの共有フォルダに移動させます。

方法…というほどでもなく、Finder上でドラッグ&ドロップでOK!

7.共有フォルダに移動されたディスクイメージの設定を変更します

ここでやりたいことは、先ほど100MBに設定したボリュームを増やすことです。

実際にTime Machineに利用したいサイズを設定するのですが、

現在のMacのハードディスク容量よりも小さいと、

確実に足りなくなりますので、ぉぅぇぃは1.5倍強にしました。

ぉぅぇぃのMacBook Proは250GBなので、250GB*1.5=375→400GBにしました。

ディスクイメージファイルをダブルクリックして、マウントします。

間違ってローカル(書類とか、ディスクトップとか)のやつをクリックしないように。

↓windows共有フォルダのほうのディスクイメージをクリックしましょう。

共有フォルダのほうのディスクイメージ

そして、先ほど残した「ディスクユーティリティ」の画面に戻ります。

共有フォルダからマウントしたてディスクを選んで、

↓上のボタンでボリュームを「取り出し」ます。

ディスクイメージを取り出し

取り出してしまいますと、上の「イメージのサイズ変更」ボタンが有効になりますので、

↓「イメージのサイズ変更」を選びます。

ディスクイメージのサイズ変更

新しいサイズを入力したら、

↓「サイズ変更」をクリックしてください。

変更したディスクイメージサイズ

数多くのウェブサイトやブログでは、「これでOK!」と書かれましたが、

ぉぅぇぃの環境では、これだけだとサイズが変更されず、100MBのままでした。

このままバックアップ行おうとしたら、こんな感じのエラーが出ます。

↓バックアップを完了できませんでした。

バックアップできませんでした

このバックアップのサイズが大きすぎるため、バクアップディスクに書き込めません。バックアップには–.–GB必要ですが、99.4MBしかありません。
Time Machineには、バックアップを保存するために必要な領域のほかに、そのバックアップディスク上に作業領域が必要です。Time Machine環境設定を開き、より大きいバックアップディスクを選択するか、ファイルを除外してバックアップを小さくしてください。

そこからいろいろ試しまして、

パーテンションを作り直せばうまくいくことが分かりました。

8.ディスクイメージのパーティンションを再設定します

方法ですが、まずディスクイメージを選んで、

↓上の「開く」ボタンをクリックします。

ディスクのボリュームをもう一度開く

そうしたら、もう一度ボリューム(領域)がマウントされます。

この状態で、画面の右側の「パーティション」をクリックします。

↓ディスクイメージのパーティション

ディスクイメージのパーティンション

↑パーティンションを削除するために、下のほうの「ー」をクリックします。

そうすると、確認画面が出てきます。

↓パーティション“TimeMachine"を削除してもよろしいですか?

パーティンションを削除してよい?

遠慮せずに、「削除」してしまいましょう。

次に、新しいパーティンションを作成するために、

↓同画面の左下のほうの「+」をクリックします。

新しいパーティンションを作る

右のボリューム情報の中の「サイズ」は自動的に先ほど設定したサイズになります。

ボリューム情報に適切な名前を入力して、右下の「適用」をしましょう。
(ぉぅぇぃは「ForTimeMachine」にしました。)

同じく、確認が出てきます。

↓同じく遠慮せずに,「パーティンション」をクリックしましょう。

パーティンションを作成してよい?

最後に、もう一度ボリュームを取り出しましょう。

ディスクイメージを選択している状態で、上の「取り出す」ボタンをクリックします。

この手順を忘れると、Time Machineでバックアップ取ろうとしたら、

こんなエラーメッセージが出てきて、うまくバックアップできません。

↓バックアップを完了できませんでした。

ディスクイメージ既に使用中

バックアップ・ディスク・イメージ…はすでに使用中です。

準備作業はこれで全部完了です。

9.Time Machine、スイッチ・オン!

もう一度Time Machineを呼び出して、「ディスクを選択…」し、

共有フォルダを選び、「バックアップに使用」をクリックします。

120秒待つか、あるいはメニューバーのTime Machineをクリックして、

「今すぐバックアップを作成」すると、バックアップが始まるはずです。

↓バックアップ作成中!

Time Machineでバックアップ中

いやいや、ここまで来たら感無量ですね!

さて、そこそこ手順が長いのですが、

既にWindowsパソコンをお持ちの方なら、

NASやTime Capsuleなどを買わなくでも、windowsの共有フォルダを使って、

MacのTime Machineを使って定期的にバックアップとれば、

データロストのリスクをかなり抑えることができます。

低コストでMacのデータをバックアップしたい方は、ぜひチャレンジしてください!

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MacのTime Machineの保存先をWindowsの共有フォルダに設定する(前篇)

先日、「2TBのハードディスク「日立GST Deskstar 7K2000」を購入しました

その目的は、「MacのTime machineの保存先として利用したい!」のです。

で、アップルストアからマイMacBook Pro 15が届きましたので、

もちろん、当初の目的の通り、

windowsの共有フォルダを利用するための方法をいろいろ調べました。

検索した結果、もっとも勉強になったのは下記のページです。

ためにならない情報:ネットワーク越しTimeMachineをセットアップ

ブログのタイトルと異なり、かなりタメになりました。

しかし残念ながら、おそらく何らかのバージョンの違いで、

ぉぅぇぃの環境では、その手順通りでやってもうまくいきませんでした。

で、それからいろいろチャレンジして、最終的に、

なんとかwindowsの共有フォルダをTime Machineのディスクとして利用できました。

折角苦労しましたで、ぉぅぇぃ版の手順を自分用のメモも兼ねて、ここに書き残します。

なお、ぉぅぇぃのMacBook Pro 15はいわゆるMid2009のモデルで、

OSはMac OS X Snow Leopardのバージョン10.6.2です。

保存先のwindowsパソコンは自作パソコンでOSはWindows XP SP3です。

では、行きましょう。

1.windows側の共有フォルダ設定

お好みの場所で、Time Machine用のフォルダを作ります。

名前はなんでも良いのですが、ここは「TimeMachineDisk」という名前で行きます。

フォルダを作成しましたら、共有の設定を行います。

共有フォルダの設定については、

詳しいことはGoogleなどで「windows 共有フォルダ」で検索してください。

ポイントとして、「アクセス許可(P)」の中に、

少なくとも「フル コントロール」ができるアカウント一つ設定してください。

Mac側からこのフォルダに書き込める権限を与えないといけないからね。

↓フル コントロールのアカウント

共有フォルダのアクセス制限設定

2.Mac側から、windowsの共有フォルダにアクセスします

まず、MacとWindowsパソコンは同じルータにつないでいることを確認してください。

次に、Finderを開いた状態で、上メニューの「移動」→「サーバーへ接続…」を選んで、

↓この画面の「ブラウザ」をクリック

サーバーへ接続→ブラウズ

すると、同じネットワーク上にあるパソコンが表示されるはずです。

その中からTime Machine用の共有フォルダが作成されたパソコンを選んでください。
(*今回共有フォルダを作成したのwindowsパソコンの名前は“コア2パグ”です)

初期状態では、ゲストで接続してしまうのですが、

ゲスト(windowsではEveryOne)に「フル コントロール」権限が設定されてないなら、

先ほど「フル コントロール」の権限を設定したアカウントで接続し直す必要があります。

↓「別名で接続…」をクリック

別名で接続

↓権限のあるIDとパスワードで接続する

権限のあるアカウントで接続

こんな感じの画面になって、中の共有フォルダを見ることができるようになります。

↓Macで見るwindowsの共有フォルダ

Macからwindows共有フォルダ

3.Time Machineでネットワークディスク利用するための設定

上のメニューバーからタイムマシンのアイコン、

もしくは左上の「リンゴマーク」→「システム環境設定」

→「システム」の中の「Time Machine」を選びます。

入ってから右のほうの「ディスクを選択…」をクリックします。しかし…

↓こんな感じの画面で、ディスク(フォルダ)が見つかりません。

Time Machineから共有フォルダが見えない

初期設定では、Time Machineはサポートされていないディスクを選ぶことができません。

ちょっとTime Machineの設定をマニュアルで直す必要があります。

Finderの「アプリケーション」、もしくはDock右側の「アプリケーション」から、

「ユーティリティ」→「ターミナル.app」を開きます。

ターミナルの画面で、下記のコマンドを入力してください。

コピペでもOKです。

defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1

このコマンドの意味ですが、

アップルのシステム設定(com.apple.systempreferences)に,

TM(タイムマシーン) Show(表示) Unsupported(サポートされない)
Network(ネットワーク) Volumes(領域) 1(真)

つまり、設定を変更して、

「タイムマシーンにサポートされていないモノ」も表示してください…ですね。

このコマンドを実行しましたら、

windowsの共有フォルダもディスクとして表示されるようになります。

↓こんな感じ

Time Machineから共有フォルダが見えた

このままディスクを選択して、「バックアップに使用」したいところですが、

タイムマシーンにサポートされていませんので、

試しても、こんな感じのエラーが出て、うまくいきません。

↓バックアップを完了できませんでした。

バックアップを完了できませんでした

バックアップ・ディスク・イメージ…を作成できませんでした(エラー45)。

エラーメッセージの通り、ディスクイメージの作成に失敗しているのが原因ですね。

で、どうすればいいかというと、

TimeMachine用のディスクイメージを手動で作成すれば、この問題を解決できます。

4.Time Machine専用のディスクイメージを作成するための下調べ。

ディスクイメージを作成する前に、調べなければならないものが二つほどあります。

1.このマックの「コンピュータ名」
2.このマックの有線LANのEthernet ID(Macアドレス)

マックの「コンピュータ名」にはいろいろ調べ方がありますが、

よく分からない方は、「共有」の中を見てください。

左上の「リンゴマーク」→「システム環境設定」→「共有」をクリックしてください。

↓こんな感じで、上の方の「コンピュータ名」に表示されているのがソレです。

Macのコンピュータ名

ぉぅぇぃの場合は「MacBook-Pug」です。
(我が家のパソコンの名前には必ずパグ=Pugがついています。)

次に、有線LANのEthernet ID(Macアドレス)の調べ方ですが、

同じく左上の「リンゴマーク」から、

「システム環境設定」→「ネットワーク」をクリックしてください。次に、

↓左側の「Ethernet」を選択した上で、右のほうの詳細をクリックします。

Macのコンピュータ名

その次の画面に、一番右の「Ethernet」をクリックします。

↓「Ethernet ID(Macアドレス)」はこの画面の上のほうに表示されます。

MacのEthernet ID(Macアドレス)

ぉぅぇぃのMacBook Proの場合は「d4:9a:20:b8:5b:96」ですね。

ちなみに、windowsの共有フォルダに有線接続・無線接続と関係なく、

ここで調べなければならないのは有線のほうです。

ちょっと長くなってきましたので、記事を二つに分けます。

後半はこちら。

MacのTime Machineの保存先をWindowsの共有フォルダに設定する(後編)

5.Time Machine専用のディスクイメージを作成する
6.ディスクイメージを共有フォルダに移動する
7.共有フォルダに移動されたディスクイメージの設定を変更します
8.ディスクイメージのパーティンションを再設定します
9.Time Machine、スイッチ・オン!

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Mac OS 10.6のApache2にIPアクセス制限をするためのhttpd.conf設定

今日はMac歴8日目です。

ちょっとしたウェブアプリケーションをお試ししたり、

簡単なウェブプログラミングしたい時って、ありますよね。

最近のMacでは、ウェブサーバーApache2やPHPエンジンがハンドルされていますので、

テスト環境を構築して、ちょっとウェブプログラミングをやってみるのは、

割とお手軽でできます。

本格運用ではなく、ローカルサーバーとしてちょっとしたお試しの場合、

ほかの人やパソコンからは見えず、ウェブサーバーを自分にしか見えないように、

設定したいのですね。

ここでは、Mac OSにハンドルされているApache2のhttpd.confを設定して、

IPアクセス制限を加えることによって、自分のMacからしか接続できないようする方法を、

Macのど素人、Unixのプチ素人であるぉぅぇぃが自分用のメモも兼ねて、ここに残します。

Mac OS X Snow LeopardにハンドルされているApache2の起動に関しては、

下記の記事をご覧下さい。

Mac OS X Snow LeopardでApache2ウェブサーバーを利用する

IPアクセス制限を設定するために、Apache2の設定ファイルを編集する必要があります。

設定ファイルのhttpd.confの場所は「/etc/apache2/httpd.conf」です。

しかし、このファイルは割と重要なファイルですので、

rootなどの高い権限じゃなければ、編集することができません。

Macでhttpd.confを編集するための権限設定の方法は、

下記の記事を参考してください。

Mac OS X Snow LeopardのGUIでApache2のhttpd.confを編集/保存する

以上のことを踏まえて、ローカルパソコンにしか接続できないようにするための、

IPアクセス制限のための、httpd.confへの編集を簡単に説明します。

まず、httpd.confをお好みのテキストエディタで開いてください。

設定する箇所はhttpd.confファイル内の、

「<Directory "/Library/WebServer/Documents">」の前後です。

見つからない時は、「コマンド+F」などで検索してください。

そして、こんな感じに設定しましょう。

<Directory "/Library/WebServer/Documents">
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
AllowOverride None
Order deny,allow
deny from all
allow from localhost
</Directory>

IPアクセス制限関連の部分は、

Order deny,allow、deny from all、allow from localhostの三行です。

細かい説明を省きますが、簡単に言えば、この三行の意味合いはこんな漢字です。

Order deny,allow
まずアクセス拒否(deny)の処理を行って、その後、特例として一部だけを許可(allow)する。
deny from all
すべて(all)、何もかも拒否(deny)する。
allow from localhost
ローカルホスト(localhost=自分のパソコン)からの接続を許可(allow)する。

こう設定すれば、このMac自身からしかウェブサーバーにアクセスできなくなります。

その他、誰かに自分のテストサーバーを見せたいのであれば、

「allow from {IPアドレスやドメイン}」のように設定すれば行けます。

さらに意味を詳しく知りたい方は、「httpd.conf deny allow」などで検索してください。

これらの設定をしたあと、Apache2を再起動して、変更を適用させる必要があります。

方法ですが、「システム環境設定」→「共有」→「Web共有」と、

先ほど起動した画面まで行って、チェックボックスをオフ→オンすれば、

サーバーを再起動させることになります。

詳しくは「Mac OS X Snow LeopardでApache2ウェブサーバーを利用する」をどうぞ。

ちなみに、この設定を行うと、Macの「アップル→システム環境設定→共有→Web共有」で

表示された青いウェブサイトURL、"http://aaa.bbb.ccc.ddd"が繋がらなくなります。

エラーメッセージはこんな感じ。

Forbidden

You don’t have permission to access / on this server.

それの代わりに、URLを"http://localhost/"にすれば、つながります。

ここで設定しただけで、よそのパソコンからウェブサイトにアクセスできなくなるが、

ユーザ個人サイトの設定を行ってないので、ほかのパソコンからアクセス可能です。

個人ウェブサイトにアクセス制限をするために、別途設定する必要があります。

設定ファイルは、先程のhttpd.confと同じ場所から、「users」を選べば、

その中に「{*ユーザID}.conf」のようなファイルがそれです。

↓Finderで見る個人ウェブサイト設定ファイルの場所

Apache2の個人ウェブ領域の設定ファイルの場所

絶対パスを表記すると、「/etc/apache2/users/{*ユーザID}.conf」ですね。

ちなみに、このままだと、httpd.confと同様、権限の問題で設定できません。

Mac OS X Snow LeopardのGUIでApache2のhttpd.confを編集/保存する」の手順で、

編集の権限を設定してください。

設定する内容も、先ほどhttpd.confに対する設定とほぼ同じです。

<Directory "/Users/{*ユーザID}/Sites/">
Options Indexes MultiViews
AllowOverride all
Order deny,allow
deny from all
allow from localhost
</Directory>

ちなみに、こちらは「AllowOverride all」を設定しています。

これは個人ユーザ領域の「.htaccess」による上書きを許すかどうかの設定です。

なぜこれを設定するかというと、Apache2設定ファイル側ではなく、

コンテンツフォルダの方で制御可能にしますので、いろいろ融通が効きます。

さらに詳しく知りたい場合は、「AllowOverride」や「.htaccess」を検索してください。

同じく、設定終えたら、ウェブサーバApache2を再起動させましょう。

「アップル」→「システム環境設定」→「共有」→「Web共有」をオフ→オンですね。

これで、Macのウェブサイトと同様、

個人ウェブサイトもほかのパソコンからアクセスできなくなります。

そして、Macウェブサイトと同じく、この設定を行うと、

「Web共有」で表示された個人サイトURL、

"http://aaa.bbb.ccc.ddd/~{ユーザ名}"で繋がらなくなります。それの代わりに、

"http://localhost/~{ユーザ名}"でユーザサイト領域にアクセス出来ます。

こんな感じで設定すれば、ほかの人に間違ってアクセスされることがなくなりますので、

思う存分自分のMacのウェブサーバーで、いろいろテストできるようになります。

良かったら、お試しください。

まあ、ウェブサーバやPHPのテストを使わない時は、

「システム環境設定」→「共有」→「Web共有」をオフしたほうが一番無難かもしれません。

関連記事:

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Mac OS X Snow LeopardでApache2ウェブサーバーを利用する

最近のMac OSは、Apache2をハンドルしていますので、

特にインストールしなくでも、ボタン一つでウェブサーバーを利用することができます。

ここでは、Mac歴7日目のど素人のぉぅぇぃが初心者目線で、

Mac OS 10.6 (Snow Leopard)でApache2を立ち上げる方法や、

実ファイルが保存されている、ホームディレクトリ、ユーザホームディレクトリの場所、

それにアクセスする方法を簡単に説明します。

まず、ハンドルされているウェブサーバーであるAapche2の起動です。

左上のリンゴマークから「システム環境設定」に入って、

三段目の「インターネットとワイヤレス」の中の「共有」を選びます。

↓システム環境設定の中の「共有」、工事マークは「気をつけろ!」かな?

Mac OS 10.6のシステム環境設定

共有に入ると、すらーっといろいろな共有があります。

Apache/Apache2の文字はどこにも見当たりませんが、「Web共有」がソレです。

↓共有の中の「Web共有」

Mac OS 10.6のWeb共有オフ

これのチェックボックスをクリックすれば…。

↓「Web共有」スイッチ・オン!

Mac OS 10.6のWeb共有オン

これだけで、Apache2のサーバーが立ち上がってしまいます。

ファイアウォールなどを設定していないのであれば、

よそのパソコンからこのMacのウェブサーバーに接続可能になります。

ちなみにApache2を再起動したい時は、このチェックボックスを一旦オフにして、

そしてもう一度オンにすれば、再起動することになります。

この画面の右側の青いのURLは、現在ログインしているユーザの個人ウェブ領域と、

このMacのウェブサーバーに飛べるリンクに成っています。

↓デフォルトの個人ウェブサイトページ「あなたのウェブサイト」

Mac OS 10.6のユーザウェブサイト初期画面

↓デフォルトのウェブサイトページ「It works!」、簡単明快ですね。

Mac OS 10.6のApache2サイト初期画面

ユーザ個人のウェブコンテンツの保存場所は、「/User/{*ユーザID}/sites/」です。
(大文字・小文字に注意)。

ちなみにFinderで見る時は、「場所→{*ユーザID}→サイト」で行けます。

↓Finderで個人ウェブの保存場所まで行く

Finderで個人ウェブサイト保存領域を探す

ウェブサイトの保存場所は「/Library/WebServer/Documents」

同じくFinderで見るときは、

「デバイス→Macintosh HD→ライブラリ→WebServer→Documents」で行けます。

↓Finderでウェブサイトの保存場所を探す

FinderでApache2ウェブサイト保存領域まで

こんな感じで、ウェブサーバーに関する知識が全く無くでも、

Mac OSならウェブサーバーのApache2を立ち上げ、

そこに何かしらのウェブコンテンツを置くのは割と簡単です。

興味のある方、試してみてください。

無論、本格的に様々な運用を考えているのであれば、

さらにいろいろ勉強しないと行けないけどね。

関連記事:

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Mac OS X Snow LeopardのGUIでApache2のhttpd.confを編集/保存する

最近のMac OSは、ウェブサーバのApache2がハンドルされていますので、

ウェブサーバーを立ち上げるのは割と簡単に成っています。

しかし、素人レベルの初心者からしてみれば、簡単になったとは言え、

Apache2の設定ファイルhttpd.confを編集して、
(*初期状態では/etc/apache2/httpd.confにあります。)

保存しようとしたら、「書類"httpd.conf"を保存できませんでした。←テキストエディット」や

「httpd.conf(書き込み不可)←mi」「E45: ‘readonly’ option is set (add ! to override)←Vi(vim)」

などが表示され、編集することができません。

それを解決するためにターミナルでunixコマンドsudoなどで処理するのが主流ですが、

初心者にはややハードルが高く、なかなか一筋縄ではいきません。

ここ記事は、Mac初心者のぉぅぇぃの自分用メモも兼ねて、

ターミナルやunixシェル・unixコマンドを使わずに、

MacのGUIだけでApache2のhttpd.confを編集する方法を残します。

まず、Finderを開きます。

デフォルトのFinder画面から直接「/etc」を見れませんので、

Finderのメニューバーの「移動」→「フォルダへ移動…」を選択します。

↓フォルダへ移動

Finderから特定のフォルダに移動

次に出てくる画面で、「/etc」を入力します。

↓フォルダの場所を入力:/etc

Finderから/etcフォルダに移動

そうしたら、「Macintosh HD」の下に、隠れフォルダの「etc」が表示されます。

そこから、「etc」→「apache2」→「httpd.conf」と辿り着けます。

↓httpd.confの場所

Mac OS 10.6のApache2のhttpd.confの場所

編集そのものは、このファイルをテキストエディタ、

例えばMacにハンドルされている「テキストエディット」とかでできますが、

重要なファイルなので、初期状態だとユーザの権限でこのファイルを編集できません。

したがって、まずはこのファイルの編集権限を調整する必要があります。

方法ですが、Finderで「httpd.conf」までたどると、

その右にプレビュー画面がありますが、その下の「詳しい情報…」をクリックします。

↓httpd.confの詳しい情報ボタン

Mac OS 10.6のApache2のhttpd.confの詳しい情報ボタン

クリックすると、情報表示画面が出てきます。

↓"httpd.conf"の情報

Mac OS 10.6のApache2のhttpd.confの詳しい情報ボタン

(*画面が長いので、一般情報とプレビューを閉じました。)

共有とアクセス権を見ればわかるように、現状では、「読み出しのみができます」。

これを変更するために、まずは一番右下の黄色錠前マークをクリックします。

そうしたら、変更許可のパスワード入力画面が出てきます。

↓"Finder"に変更を許可するには、パスワードを入力してください。

Finderに変更を許可するためのパスワード入力

自分のパスワードを入力して、「OK」。

そうしたら「共有とアクセス権」は黒くなって、編集可能になります。

そして、自分に対する権限設定のため、一番左下の「+」をクリックします。

↓権限の設定を追加するための「+」

共有とアクセス権限のユーザ追加

このMacに登録されたユーザが出てきます。その中から自分のアカウントを選んで、「選択」。

↓新規ユーザまたは新規グループを選択

共有とアクセス権限のユーザの選択

そうしたら、共有とアクセス権に、自分のアカウントが現れます。

それの右の「アクセス権」を選択して、「読み/書き」を選びましょう。

↓自分のアカウントに「読み/書き」の権限を付与します。

アカウントに「読み/書き」の権限を付与

最後は、念のため、右下の錠前マークをもう一度クリックして、

一度開けたカギをかけてしまいましょう。

こんな感じで、自分のアカウントの権限でこのファイルを編集できるようになります。

実際のApache2の設定に関して、この「httpd.conf」をDockのテキストエディットや、

使い慣れているテキストエディタなどで開けば、編集・保存できるようになります。

ちなみにセキュリティ上、権限をずっと開けとくあんまり良くないと言えば良くないので、

気になる方は、httpd.confを編集を終えたあと、もう一度この画面を呼び出して、

同じ手順で、自分の編集権限を外すといいかもしれません。

関連記事:

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