前回の「情報システム部門を支える3本の柱(1)@NAIS特別講演会メモφ(..)」の続きです。
まずはNAIS特別講演会の概要とこのメモについて、
簡単に振り返ります(以下コピペー)
○NAIS講演会について:
2007年8月24日、KCGI(京都情報大学院大学)で特別講演会が行われました、
お題は「情報システム部門の役割」で、
講演者は川崎重工グループのIT子会社、
「べニックソリューション株式会社」のIT基盤本部の滝本郁也さんです。
○このメモについて:
私は日本語のネイティブではありませんし、
聞き間違い、勘違いなどもあるかと思いますので、
私のメモを100%信用…ではなく、参考程度に留めてください。
もし誤りがありましたら、ご指摘を頂きましたら幸いです。
さて、前回は「情報システム部門を支える3本の柱」の一つ目の、
「スキル」を簡単に紹介しましたが、
次に残りの二つの柱に行きたいと思います。
ちなみに、三本の柱というのは:
1.スキル
2.プロセス
3.システム
です。
まず、「プロセス」の話。
この場合の「プロセス」は何を意味するかというと、
「誰がやっても同じ結果になるような仕組み」ですね。
代表的なもので言うと、
ISMS(Information Security Management System:情報セキュリティマネジメントシステム)
ITIL(IT Infrastructure Library:ITインフラストラクチャ・ライブラリ)
CMMI(Capability Maturity Model Integration:能力成熟度モデル統合版)
などがあります。
ここらへんのことを語ろうとしたら、
それこそ山のような文章を書かないといけないので、
ここは軽くスルーします。
詳しく知りたい方は、グーグルなどで検索してください。
最後の柱は「システム」です。
これもいろいろありますが、
「ネットワークシステム」
「サーバーシステム」
「アプリケーションシステム」
などがあるわけですね。
情報システム部門は、この「システム」の
開発、構築、運用などが主な仕事になります。
よいシステムを維持できないと、今時の企業はうまく稼動しません。
情報システム部門は、以上の三本の柱、
すなわち「スキル」「プロセス」「システム」の三つによって支えられています。
良い情報システム部門とは、
十分なスキルを持つ人材、
あらゆるタスクをこなせることが出来る、可視化されたプロセス、
そして強固なシステムによって成り立つ…ということですね。
前回と比べると、やや短いのですが、
キリがいいので、今回はここで切り上げます。
次回は「システム部門の人材育成」について、
紹介していきたいと思います。