そういえば、日本のお正月では、
「なまはげ」っという行事(?)もありますね。
詳しいことについて、
あえて台湾マンが説明するまでもないと思います。(^~^)
と、まあ、
たとえば欧米では、「いい子にしないと、サンタークロースが来ないよ」とか、
中国も、「いい子にしないと、紅包(お年玉)もらえないよ」とか、
どの国にも、情操教育の一環として、
「良い子になりなさい」のような伝統(?)があります。
最近ちょっと気になるのは、
日本の「なまはげ」というのは、何をもって「悪い子」と判断するのか?
そこらへんも、どちかというと道徳教育の話になるかな~っと思います。
中国と言えば、たとえば「四維八徳」と言って、
「礼、義、廉、恥」、「忠、孝、仁、愛、信、義、和、平」など行動基準があります。
ここらへんは、時の権力者によって、
いろいろ解釈を変えられたりします。
たとえば、本来の「忠」というのは、
「忠君」と言って、天子(帝)に忠誠を誓う…ということでしたが、
台湾では、一応「国に忠誠を誓う」と言って、
ちょっとアメリカンチックに解釈されています。
一応、本当の民主化が始まる前にも、民主国家陣営に入っていますので。
と、まあ、ここらへんの道徳基準は、
建前過ぎて、実際にそうなっていないところも多いにありますが、
とりあえず、名目上、中国文化圏では、
これらの基準を満たせば良い子で、
満たさなかったら悪い子…ということですね。
そして、日本のなまはげというのは、
特に気に入らないのは、「泣く子」だそうですね。
(*勘違いあったらごめんなさい~)
そこで思うのは、最近の日本では、
何が「良い子」というのはあんまりハッキリしていないような気がします。
たとえば「けいしちょう」の「ドキドキまあちゃんゲーム」のように、
「買い物の途中、友達に公園やゲームセンターへの遊びに誘われても、遊んではいけません」とか、
「知らないお兄さんに車で運んでくれると誘われても乗っちゃ行けない」とか、
「お財布を拾ったら交番へ」とか、
こういう具体的に「やってはならない」話はちょこちょこありますが、
実際に、学校の教育において、このレベル以上の話は、
どの程度されているかはちょっと不明ですね。
なんか話ずれまくっていますが、
何が気になったかと言うと、
現在の日本の教育というのは、
いったいどんなヒトを育てようとしているかは、
ちょっと見えてこない…のような気がします。
「ゆとり教育」による学力の低下はちょこちょこ言われておりますが、
個人的に、むしろ気になるのは「力」の教育ではなく、「心」の教育ですね。
最近教育のせいでいろいろうまく行ってない…といわれているのは、
「力」もそうですが、むしろ「心」のほうが大きいのような気がします。
しかし、まあ、ぉぅぇぃは教育機関に所属していますので、
こういうことって、他人事とは言えないよね~。
高等教育機関なので、
「知らない人について行っちゃ行けない」レベルの話はしませんが、
できるだけ学生一人一人、
これからも誇り高くやっていけるようにしたいところですね。