全国的に「日食」ブームが来ていますので、
なんか、ぉぅぇぃも「日食」の記事を書かないとな~っと思った次第です。
既に「日食(日蝕)はなぜ「日」「食」と呼ばれているのか?」のような記事を書きました。
ぉぅぇぃは写真に得意なわけでもないし、
折角なので、やっぱりちょっと変わった日食の記事にしようかな~っと思います。
今回の日食は、日本だけではなく、
台湾でもお日様が約85%欠けている…様子を観測できるらしいので、
ここ数日、台湾ヤフーのニュースに、やっぱりかなりの数の世界各地の日食記事が出ています。
その中から、日本のニュースサイトで見かけなかったものを、いくつか紹介します。
チベット密宗の仏教徒にとって、日食というのは大変良い日だそうです。
なぜかというと、天は再び目を開く日である、
この日でお経を唱えると、普段の一兆倍(!)の成果が期待できるらしい。
別の解釈では、日食の日では、良いことをしても悪いことをしてもも、
その果報(報い)は普通の倍になる…という説もあります。
いずれにしても、日食の日になれば、台湾のチベット密宗の仏教徒は休みをとって、
みんな集めてお経を唱えたり、修行したりする。
ちなみに、「一兆倍」に成る理屈について、
チベット密宗の伝えによれば、
人間は毎日2万1千6百回の呼吸をするのですが、
普段なら、いわゆる「業気(雑念)」ばかり吸うことになるのだが、
日食の日では、「業気」ではなく、「知恵の気」が溢れるので、
普段よりもずっと効果があるそうです。
ネパールの有名の星占い師、Bhoj Raj Upadhyayによれば、
今回の日食は「中国・インド・ネパールに災いをもたらす」
彼によれば、今回の日食のよって、この三つの国に、社会問題・金融問題を起こし、
さらに宗教の対立を引き起こす…らしい。
現代でも、多くのインド人は、日食は「悪魔が太陽を食った」と認識しています。
日食のこの日では、妊婦は家に隠れ、
投資家は、株式市場の下落を恐れ、証券会社に入ることを控える。
祈る人も居れば、ガンジス河に飛び込んで保護を求める人も居た。
但し、気にしない若いインド人も居る。
「日食なんて、テレビで見ればいいじゃないか?ガンジス河に頼らず、家の浴槽で十分さ」
一方、バングラデシュの北部では、
数万人の民衆が競技場に集まり、日食の絶景を楽しんでいたが、
月が完全に太陽を隠したら、その場に居た民衆は集団的パニックになり、
全員泣き出したという。
22日は今世紀でもっとも長い日食を観測できる日です。
日食が発生した時、空は真っ暗になる。
この現象で、動物が錯乱し、普段と異なる行動に走ることがある。
台湾の動物園では、インゴやペンギンなど動物は、ちょっと動きが静止するくらいで、
それと言った影響が無かったそうだ。
但し、マダガスカル島のサル達はちょっと違ったようです。
日食が発生したら、突如鳴き始めた。
本来ならば、ここのサル達は夕方の時に、
鳴き声で仲間を集め、巣に戻る習性を持っているが、
日食の影響で、時間感覚を狂わせたらしい。
今回の日食は、日本の動物に大きな影響を与えなかったらしい。
う~む、色々な国に、日食で色々なことが起きているものだなー。
やっぱり、世紀的な大イベントだな~っと改めて思いました。