ファイナルファンタジーXIIIクリア!軽く感想レビュー

ファイナルファンタジーXIII

購入してから丁度一ヶ月で、FF13をクリアしました。

いや、実はここ数作のエフエフはなかなかクリア出きなかった…、

というか、クリアしなかった…というか、

Disc4まで進んだけど…とか、ラストダンジョンまで進んだけど…とか、

とりあえずラスボスを倒して、エンディングまで遊んだことは少ないのです。

最後まで進めた…だけでも、ぉぅぇぃ的に、

FF13はここ数作の中で最も評価が高かった作品…の一つとして数えられると思います。

ちなみにクリア時の総プレイ時間は約53時間です。

まあ、コントローラを放置して風呂入ったりしましたので、

この時間はあんまり参考に成りませぬ。

前回の「FF13=ファイナルファンタジーXIIIの感想レビュー(3時間プレイ版)」では、

たしか第三章くらいまでプレイした段階のものでしたが、

今回は最終章まで進んた時点の感想レビューになります。

まあ、いわゆる「クリア後のお楽しみ」はノータッチだけどね。

とりあえずよくある五つ星評価法で、ぉぅぇぃなりのFF13評価を行います。

ストーリー:
 ★★★☆☆
バトルシステム:
 ★★★★★
グラフィックス:
 ★★★★★
総合:
 ★★★★☆ 

ストーリー:
 ★★★☆☆

ストーリーについて、序盤から中盤までの展開と、

最後の最後…は、結構素晴らしいモノだと思いますが、

中盤以降はちょっと説得力が欠けているところが目立ことと、

やや説明不足…のような気がします。

ストーリーの一部をキャラクターのセリフやムービーではなく、

テキストだけで表現しているのは斬新と言えば斬新ですが、

そういう補完をユーザーに委ねるのはどうかと思います。

なんとなくですが、脚本のほうにそういうシーンが入っていましたが、

時間の制約がコストの制約か、あるいは他の要因(噂のWDさんとか)によって、

いろいろ削られているような気がします。

ストーリーはキャラクター達に結構均等に分散されていますので、

主要なテーマが目立たなくなっている…かもしれません。

後、総じて対象年齢が中高生くらい…のような物語のような気がしますので、

基本的に深みが足りないような気がします。

ただし、総じてRPGとしては合格点以上の「良い出来」かと思います。

バトルシステム:
 ★★★★★

バトルシステムは文句の無い出来です。

RPGというジャンルが出きてから数十年経ちましたが、

その中でこんな新しい遊び方を編み出したのは、素直に評価できます。

バトルシステムの新しさは戦ヴァル2に及びませんが、

BLiTZを初めて遊んだ時を思い浮かぶほどの良いバトルシステムだと思います。

前作のガンビットはRPGにしては結構革新的なシステムでしたが、

プログラマーからしてみれば、予定調和的な正当進化だったので、

今回の「オプティマxロール」ほどの新しさは無いですね。

前回のレビューは初期だったので、出来るコトが限られていましたが、

章が進むとともむユーザが出来るコトが徐々に増えて、

中盤の後半まで進むと、一気自由度が高まり、

「思うような戦うことが出来る」ようになります。

バトルの中に頭脳戦・タイミング選択・臨機応変などの要素が入りますので、

常に緊張感があり、なかなか飽きません。

そしてバランス調整もかなり秀逸で、楽すぎず・無理すぎる、

基本的に「程よい苦戦」を楽しめます。

しかし、正直後半に進むと、

ゲーム慣れしているぉぅぇぃでさえ何度も再挑戦するところがありますので、

「コレちょっと難しすぎないか?」と思う部分もそこそこありました。

国民的なRPGにしては、思い切ったバランス調整だな〜っと思いました。

まあ、ぉぅぇぃのようなゲーム慣れしている人はむしろ歓迎ですが、

ゲーム初心者向けに、何らかの救済策が設けられても良かったような気がします。

グラフィックス:
 ★★★★★

3D時代以降のFFのウリとして毎回大きく強調されるグラフィックスですが、

今回もその路線を継承しています。

3DCGのムービーはもちろん、

バトル画面にしても、リアルレンダリングの部分の品質も一貫して高い。

ただし、高品質の中でやっぱり目立ってしまうのは、

リアルレンダリングのところに時々出てくる、

フレームレートの低下のシーンですね。

しかし、Z9000のゲームダイレクトモードで遊ぶようになってから、

一つ意識したは、このゲームは「1080Pの高解像度で出力している」ことです。

多くのゲームは720Pで出力されている現状の中、

この高品質のグラフィックスを高解像度を出し続けていることも考えると、

現在は日本のメーカーの中ではやっぱりトップクラスだな…っと感じました。

まあ、高解像度への高すぎる拘りが足かせに成っている…、

ような感触も若干ありますが、

やっぱりFF13は現時点の日本製ゲームの中の最高レベルの

グラフィックスだな〜っと感じますね。

総合:
 ★★★★☆

全体的に見ると、やっぱり結構良い作品でありますし、

日本式のRPG好きな方なら、マストバイ…とは言いませんが、

見逃すのはちょっと残念…かもしれません。

無論、一本道の地図が多いことや、フレームレートの低下など、

欠点もそこそこありますが、それを上回る美点も結構多い。

しかし、「伝統」や「お決まり」を守り続けるドラクエと異なり、

FF6以降、基本的にRPGの型に拘らずに、

いつも何か新しい物を目指している感がありますので、

常に形が変化しています。

今回のFF13と言えば、戦闘後全員全快、

経験値は戦闘の参加と関係なく全員等量分配される、

細かくアクションコマンドを選ばなくでも良い…、

某定番のキャラは異常でイケメンなど、

今までのFFと大きく形を変えた部分がありました。

それゆえ、FFシリーズは基本的に「安定感」が無いのですね。

前作と同じ体験を期待してたら、裏切られることも多いのです。

そう考えると、FFシリーズの正しい楽しみ方(?)というのは、

あんまり固定観念に囚われずに、「FFだから◯◯」ではなく、

純粋に「よく出来ているRPG」として遊んだほうが、

もっとも楽しめるような気がします。

何はともあれ、ぉぅぇぃは「久しぶりにFFを最後までクリアした」ことで、

純粋に「結構楽しめたな〜」って感じですね。

まあ、むしろ「戦ヴァル2の前でクリア出来てよかった!」と思ったりします。

FF13もクリアしたことだし、これで心置きなく、

「戦ヴァル2のターン」に入りたいと思います!

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