いや~最近調子を乗ってゲーム関連の記事が多かったのですが、
たまにはマジメに仕事関連の記事も書かないと、
ぉぅぇぃのジョブは教員であることが、忘れられてしまう…じゃないかな~っと思いまして。
今日は久しぶりに、ちょっと学校の仕事の話。
シルバーウィーク連休終わるしね!
今週の週末9月27日日曜日に京都コンピュータ学院(KCG)のオープンキャンパスに、
【ビジネス入門】という模擬授業を担当する予定です。
まあ、内容はタイトル通り、ビジネス関連の入門的な話ですね。
KCGのビジネス学系の目玉として出されているERPシステムと、
ドイツの大手ERPシステムであるSAPの資格試験関連の話を中心に、
最近のビジネスはいかに情報技術を活用しているか…と言った類の話です。
大体の流れは、ビジネスにおける「ヒト」の管理、「モノ」の管理、「カネ」の管理、「情報」の管理には、
どのような業務があり、そしてこれらは、どのような情報システムでサポートされているか…
っといった感じで、広く浅く事例を混じって色々説明します。
その中に、毎回特に意識しているのは、「モノ」の部分です。
なぜかと言うと、「ヒト」、「カネ」、「情報」の管理は、
基本的にいわゆるバックオフィス系関連の業務が多いのですね。
→ バックオフィス
企業の中で、対外的に顧客対応などを行うのではなく後方で事務や管理業務を行う部門のこと。経理・会計、総務・人事などを典型とし、窓口業務や営業・販売などのフロントオフィスを支援する。
模擬授業を受けに来るような若い方々は、働く経験が無い方が多いので、
日頃「経理・会計、総務・人事」との接点が無いので、事例を出してもちょっとイメージしにくいのですね。
それらと比べて、「モノ」は一般の消費者との接点が多いので、
例を出すと、「そういえばそうだな~」のような話が多いので、共感を得られやすいのです。
で、この「モノ」の部分ですが、ぉぅぇぃは毎回タイムリーでホットな事例で説明しています。
前回オープンキャンパスの模擬授業を担当したのは八月下旬だったのですが、
その時の「モノ」は新型薄型PS3を取り上げ、
色々なネットの記事を混じりながら、「モノ」を説明しました。
トピックスとして、例えば「新型薄型PS3」はどのようなコンセプトで作られ、
どのようなマーケティングをして、どのような客層をねらっているのか。
ゲーム機の実物はどこの工場で作られたのか、
さらに、製作に必要な半導体などのパーツはどこから購入したのか、
実際に出来上がった新型薄型PS3は、どのような流通ルートで日本に届けられ、
日本に届いてから、どのように通販や小売店に並べられるのか。
出荷の量と出荷価格は、大体どうなっているのか。
新型薄型になって、軽くなって、箱が小さくなった分、
輸送コストにどのような影響が出るのか。
まあ、「モノ」が作られるところから売られるまで、色々な話をします。
以上で話したトピックスですが、ほとんどはなんらかの
インタービュー記事やニュース記事で裏付けられているので、
模擬授業を受けに来た方々も、「なるほど!」と大いに納得してくれます。
こういう生々しい(?)話をすると、人文科学と社会科学の違い、
特にビジネス学系の「実学」の部分を、実感してもらえますので、
「ビジネス入門」という意味では、結構適切じゃないかと思います。
ちなみに、前々回のオープンキャンパスは七月だったので、
「モノ」の事例は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」をテーマにしました。
いや、正直アレはちょっと苦労しましたね。
なぜなら、映画というのは何か「モノ」を貰うではなく、サービスなので、
実際に「モノ(=商品)」がある商売と比べて、
「物流」の部分は比較的に説明しづらかったからねー。
さて、今度のオープンキャンパスに、もう一度新型薄型PS3の話をしても、
まだまだ充分に話題性があるのですが、
他に何かさらに面白いモノがないかな~っと思索しています。
今のところ、ちょっと「ピンとくる」ものが無いよね。
どこかにいいネタ落ちてないかな~