こんにちは、ペンギンです。
雨ですねー。
湿っぽいですねー。
これを”天の恵み”と取るべきか、”面倒くさいもの”と取るべきか・・・。
考え方次第で、どーにでもなりそうな天気ですねー。まあ、これは天気に限ったことではないのでしょうけれど。
ま、いっか♪
さて、前回に引き続きまして、大阪造幣局レポートいってみたいと思いますー。
財務省から指示を受けて貨幣を作る、お金の工場です。
これまでの工場見学レポートはコチラ☆
・・・っと、その前にこれまでの工場見学レポートはこちら↓
工場見学へ行こう①~京都ヤクルト工場編~☆
工場見学へ行こう②~グリコピア神戸編・上~☆
工場見学へ行こう②~グリコピア神戸編・下~
工場見学へ行こう③~コカコーラ京都工場編・上~
工場見学へ行こう③~コカコーラ京都工場編・下~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・チキンラーメン体験工房編~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・マイカップヌードルファクトリー編~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・写真集~
工場見学へ行こう⑤~造幣局 編・上~
前回、
①溶解(材料を溶かして、塊を作る)
②熱間圧延(何度もプレスすることにより、貨幣と同じ厚さにする)
③冷間圧延(薄くなった材料をコイル状に巻き取る)
の広島での工程を経て、大阪本局で行われる中で、
④圧穿(型にはめこみ、硬貨型を打ち抜く)
⑤圧縁(円形の周囲に縁をつけ、加熱してやわらかくする)
までレポートしましたので、今回は、ここからです♪
⑥洗浄(酸で洗浄し、酸化膜や油を取り除く。そして乾燥)
↓機械
⑦圧印(模様・ギザなどを一気にプレス)
↓通路に貼ってあった解説
500円の圧印が一番力を必要とするんですね~。780KN・・・こんな単位、初めて聞きました。78トンなら、なんとなく馴染みがあるようなないような気がしなくもないですけど・・・。
豆知識ですねー。
↓刻印後のコインの写真
↓500円玉の型
型ってこんなふうになってるんですねー。当たり前だけれど、本物と一緒だわ・・・なんて思ったり。
ちなみに職員さんいわく、昭和が終わり、元号が平成になったときは元号も圧印するデザインも決まっていないしで大騒ぎだったそうです。
いろいろなことがあるんですねー。
⑧検査(キズの有無などをチェック後、袋詰めにする)
↓かつては目視検査の写真(昨年か一昨年まで1枚1枚目視してたんですって!)
↓出来立ての500円玉(ザル入りだし!)
↓袋詰め見本写真(こんな袋に入れられて、日本銀行へ行くのです。これは10円玉で4万円分入るそうです)
↓運ばれていく袋詰めの500円玉たち
フォークリフトで運ばれるんですね。
そりゃあ、硬貨だもん・・・。よく考えたら、重いですよね。。。
↓本日の袋詰め作業枚数
500円玉=1,224,000枚(6億1千2百万円)
10円玉=1,088,000枚(1千88万円)
高っ!
さすがお金の工場ですね。。。
作られる額もすさまじいです。。。
それにしても、お金を作るってのはやっぱり不思議な感じ・・・。世の中のだいたいの作業というか仕事は、お金を得るためにやっているものなのにね。
ここではお金を作っている・・・。
なんだかとっても不思議な工場見学でした。
ところでここで作られた貨幣には寿命というものがなく、半永久的に世の中を回り続けるそうですが、紙幣の場合は寿命のめやすというのが設定されているんですって。
1万円が3~4年で、千円が1年程度(5千円は聞き忘れました。。。)! 判断は日本銀行が行っているそうです。
ほんと、続々と豆知識が出てきます!
お金って身近だけれど、意外とベールに隠されている部分もあるんですね。
謎があるから、いろんな人にモテるのかしら(違う)。
あぁ、ものづくりって・・・社会って何て奥深い・・・。
さて、次回は併設の資料館を中心に、数々の写真をご紹介したいと思いますです。
・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。
マタキテネーー(‘∇’)