5月15日は,京都三大祭の一つ,葵祭の日でした。
でも,今年は雨のため順延,5月16日に行われました。
京都コンピュータ学院鴨川校京都日本語研修センターの留学生たちも,授業の一環として見学。
前日の雨はどこへやら,晴天に恵まれました。
葵祭の起源は,今から約1400年前に遡ります。風雨がはげしく,五穀が実らなかったので,当時賀茂の大神の崇敬者であった,伊吉の若日子に占わせたところ,賀茂の神々の祟りであるというので,若日子は勅命をおおせつかって,4月の吉日に祭礼を行い,馬には鈴をかけ,人は猪頭(ししがしら)をかぶって駆競(かけくらべ)をしたところ,風雨はおさまり,五穀は豊かに実って国民も安泰になったといいます。これがもとで,葵祭は始まったそうです。
葵祭の名の通り,行列の人たちは葵の葉を身に着けています。
この太鼓にも葵のご紋が描かれていますね。
馬も行列に。
平安貴族の趣を感じる牛車(ぎっしゃ)!
そして斎王代!
皇室から賀茂神社に差し出された内親王・女王です。
馬,牛の落し物を拾う係りの人もいます。
学校の近く,出町橋付近はすごい見物客で,頑張ってポジション取りに失敗したを学生は
見物客の頭の上に行列をみることになります。馬とかに乗っている人は良く見えますが,普通に歩く御稚児さんは見えません。。。
この写真を撮って提供してくれたのは学生の胡くん。
暑い中,頑張ってポジション取りに成功した一人です。
ということで,葵祭は何よりもポジション取りが大切です。
行列も予定時間より,30分近く遅れて来たので,携帯できる椅子があるといいですね。
みなさん,斎王代はしっかり見えましたか???