お正月の風物詩の一つ、「福袋」Ψ(`∇´)Ψ
↓福袋の購入例(´・ω・`)
本来、お店が抱えた処分に困っていて、
在庫処分の手段として、
とりあえず商品に「福」を付ければ売れるだろう…ということで始まった商法ですが、
気がついたら客寄せの一環として、
目玉商品として福袋を提供することもある。
前者の福袋は、型落ちの商品や、不人気商品が入っていることが多いが、
後者の福袋は、むしろ逆に人気商品が入ったりします。
そして、時によってアタリの福袋とハズレの福袋を両方用意して、
客寄せしつつ、在庫処分もする…という商売人も居たりするわけですね。
むしろ、そういうランダム性を持たせた福袋は、
当初の福袋に近いのですね。
要するに、少数の大当たりと多数のハズレ気味な袋を混在することで、
客を納得させます。
しかし、まあ、アタリ袋の「アタリ度」、ハズレ袋の「ハズレ度」、
またその比率によって、店側の評価が変わってしまいます。
その評価によって、来年度の福袋の客足に大きな影響をもたらします。
そういう意味では、福袋商戦は、単発な商売ではなく、
継続的に戦略を立てなければ、うまく勝てません…。
そういう意味では、福袋商戦というのは、
結構興味深い経営・マーケティングの研究テーマになりうるかもしれませんネ。(^~^)
さらに、最近は本来の福袋の定義から離れたモノが大量発生しています。
「中身が見える福袋」や「袋に入ってないやんか(乗用車、旅行など)福袋」など、
さらにあらかじめ「こんなの入っているよ~福袋」と明示する品物もあります。
最近で言うと、ウェブサイト上のお店も、
福袋商戦に参入しているところが多い。
実際、検索エンジンに「福袋」で検索すると、
大量なショップがヒットします。
しかし、そういう福袋も、
結局実在の袋をネット販売しているだけなので、
個人的に、そろそろネット上で「実在しない品物」を販売してもよいじゃないかと思いますね。
(*すでに存在している可能性もありますね。)
ここで言う実在しない品物とは、
たとえば音楽ダウンロード用のポイント、ソフトウェアのダウンロード版などになりますね。
そうしたら、たとえば「ウィルス撃退福袋」を売って、
ランダムにノートン先生が入ったり、バスター師匠が入ったり、
さらにユーザ数や有効期間もランダム性をもたしたら、
いろいろと楽しいじゃないかと思います。
さて、話が長くなりましたが、
なぜ福袋の話をしたかと言うと、
お嫁様は、今年初めて福袋商戦に参入しました。
戦果について、お嫁さんいわく「かなりの勝ち組だよ、えっへん(*^-^*)」だそうです。
私もお嫁様に釣られて、
なんか買おう~っと思いましたが、
結局興味のある分野のものの福袋を見つかることができませんでした。
いや、今スグほしい電器製品といえば薄型フルハイビジョンテレビくらいだし、
そのレベルのものだと、そう気楽に購入できません~。
というよりも、良さそうの福袋がなかった…というのが正しい。
ゲームとかは福袋で買うのはあんまりにもリスキーだし…。
カブったら大変というか、へこむ。(;´д⊂)
ちなみに、変な話、カードゲームのカードって、
全部福「袋」に入っているようなものですね。
袋を開けてみないと、アタリなのかハズレなのかよくわからない…。
運が良ければ、一枚数千円のウルトラレアカードあたるかもしれないし…。Ψ(`∇´)Ψ
運が悪かったら、一枚百円にも行かないダメカードかもしれない…。(*´Д`*)
そう考えると、福袋というのは、商品そのものだけではなく、
開ける時のドキドキ感をエンジョイするのも正しい楽しみ方かもしれませんね。(゜▽゜)
というわけで、福袋の代わりにカードでも買おうかな~っと思ったりしていますが、
これって、やっぱりちょっとダメ人間回路だよね。
所詮、紙切れだし…。ァハハ(@_@)