苦手なゲームはスキップしてしまえ!任天堂が提案する新しい遊び方

イージーモードではなく、スキップだそうです。

日経・IT+PLUSのニュース記事です。

ゲームの苦手場面、飛ばして先へ 任天堂が「スキップ機能」

任天堂はゲームソフトに初心者向けの「スキップ機能」を採り入れる。ゲームの途中で難局にぶつかり前に進めなくなった際に、その場面だけを飛ばして先へ行ける。何度も途中であきらめているうちにゲームから遠ざかってしまう消費者がいるのに配慮した。今秋発売のソフトから順次導入する計画だ。

 第1弾は今秋発売予定の人気シリーズ「New スーパーマリオブラザーズ Wii」となる見通し。スピード感のあるアクションゲームを中心に、据え置き型・携帯型のゲーム機双方で対応ソフトを増やす。

 ビデオゲームの登場から約30年。ゲームの中身が複雑になって初心者には対処できない場面も増えている。スキップ機能があれば攻略本などで調べなくても苦手な場面をクリアでき、少なくとも「先に進む楽しさ」を味わえる。

う~む、何というか、やり過ぎ感がありますね。

ゲームの楽しみは、そのプロセスであって、結果ではないと思います。

難しすぎたら、イージーモードやビギナーズモードを用意すればよいわけで、

イージーモードでも「難しすぎる」なら、単純にバランス調整の問題…だったような気がします。

バランス調整をさぼりたいだとしても、

たとえば限定的に体力を無限にしたり、限定的な無敵モードを用意したり、

お助けキャラクタを登場させたり、落とし穴を塞いだり、

マルチモードを用意して、他のプレイヤーに助けてもらったり、

少なくとも、プレイヤーが何かしらの操作でゲームに介入出来るようにしないと、

飛ばすだけだと、「楽しさ」そのものが失ってしまうような気がします。

繰り返すことで習熟度を高め、

最初に「出来なかった」ことが、「出来るようになった」という達成感を味わうのが、

アクションゲームゲームの醍醐味だと思います。

まあ、アクションゲームに限らず、スポーツでも、勉強もプログラミングでも、

同じようなことだと思いますが。

むしろ危惧するのは、「スキップすればいいのに、頑張って練習している人はバカだな~」っと、

ゲームそのものを楽しむことをバカにする風潮が出来上がることですね。

だがしかし、京都が誇る、天下の任天堂のことだ。

このアイデアで、ぉぅぇぃのような常人が想像できないような大ヒットを飛ばしてしまうかもしれません。

この機能が本当に良い機能で、皆さんに求められているのであれば、

任天堂製のものに限らずに、これからのあらゆるゲームにこの機能が搭載されるはずです。

まあ、苦手なディガレックスを「スキップ」しまくって、轟龍の天鱗を取りまくっても、スグ飽きてしまうだけだと思うんだけどなぁ~

(*いや、あれ、本当に最初は苦手だったので。)

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