一昨日はの「機動戦士ガンダム戦記」の評価レビュー(2時間プレイ版)、
昨日の「機動戦士ガンダム戦記」の連邦シナリオ評価レビュー+攻略少々に続き、
今日はジオン軍の話をしたいと思います。
ぉぅぇぃの「モビルスーツ」の評価、「ロボットアクションゲーム」としての評価、
「画面の美しさ」の評価について気になる方は、
連邦のシナリオとキャラクターの評価について気になる方は、
「機動戦士ガンダム戦記」の連邦シナリオ評価レビュー+攻略少々を見てください。
連邦のストーリーの評価が30点に対し、ジオン側のストーリーの評価は、
100点中、70点くらいかな?
連邦ヒロインの不可解の行動や、色々明らかにされなかった真実の多くは、
ジオン側で解明するようになっています。
全体の流れとして、連邦はA面で、ジオンはB面…って感じですね。
ジオンのシナリオをクリアすることで、連邦側のモヤモヤはそれなりに解消できるのですが、
やっぱり全体的に、セリフが少ないせいで、今ひとつ話に溶け込めないですね。
う~む、この類のゲームに、いわゆる紙芝居風の「アドベンチャーパート」を入れると、
評判が悪くなることが多いのですが、今回のPS3のガンダム戦記を遊んで思ったのは、
ティアズ・トゥ・ティアラーズみたいに、オプション的な要素として、
プレイヤーがそういう掘り下げのストーリーを遊ぶかどうかを選んでもらってもよかったかも?
しかし、ストーリーを全部一通り遊んでも、
やっぱりヒロインのシェリー・アスリンの立ち位置は良く分からないのですね…。
何となく分かったような気になるが、今ひとつ確信が持てません。
次に、ジオン側の「キャラクター」ですが、100点中80点くらいかな?
キャラクターらは友人だったり、幼馴染だったり、近所に住んでいるお兄さん的な人だったり、
連邦側と比べたら、かなり人間味がします。
主人公の「エリク・ブランケ」は、人との絆を捨てきれない若きアナベル・ガトー(0083)かな?
連邦側は、「戦友」と言いつつ、主役と全く関わりのない人が続々と入隊してきて、
そして友情や愛情などの描写も全然無かったので、どうも味気が無いのですね。
ジオン側のほうが、人物像の作り上げが丁寧で、それで色々なシーンが生きてくるような気がします。
ぉぅぇぃが一番印象が深かったのは、指揮官の「オットー・アイヒマン」ですね。
連邦の時で意味が良く分からなかったガウの墜落シーンは、
ジオン側で遊ぶとその意味を知ることが出来て、
そしていつもクールな指揮官の大胆な行動にビックリしますね。
ジオンのオペレーターは連邦と同じく、女性士官が勤めています。
こっちの方向性は連邦と完全に逆ですね。
ビジュアルも含めて、いかにも冷酷なエリートって感じのマオ・リャンと違って、
フィリーネ・イステルはちょっとドジっこ風味で、声も甘く、そばかすもあったりします。
なんか、こっちはこっちで色々狙っているようなキャラクターですね。
連邦側と比較したら、ジオン側は比較的に難易度が低いですね。
地上戦のイフリートにしても、宇宙戦の高機動型ゲルググ・エリク仕様にしても、
いずれも早くて強くて負け知らず…です。
連邦側の時は、ビームライフル中心でチマチマ削るような戦いでしたが、
ジオンのほうは、「ナハト・ブレード」でザクザク切り刻んだり、
「ビームナギナタ」を振り回したり、とりあえず気持ちイイ!です。
というか、そもろもジオン側はビームライフル系の兵器が少なく、
使い勝手の悪い、弾数が少ないバズーガ系が多いので、
それよりも、近接格闘兵器のほうが戦いやすいのですね。
それでも、ジオンシナリオで全く苦戦しなかった…というと、そうでもないのですね。
基本的に、苦労するのはモビルスーツと武装が固定のステージ…です。
自分でカスタマイズできない分、バランスが悪かったり、
ミッションに適しなかったりすると、ちょっと苦労します。
では、連邦の時と同じく、ぉぅぇぃが苦戦したステージの攻略メモを残します。
「ウラル山脈」の「レーダー基地破壊作戦」
このステージの厄介なところは、長距離の射撃武器を持っていない…ことですね。
その状態で敵に弾幕を突破するのは、結構難しかったりします。
で、このステージはどうやってクリアするかというと、友軍と僚機の運用は重要に成ります。
特に部下の僚機に、出来るだけ強い武器(ぉぅぇぃの場合は、バズーカを持たせました)、
出来るだけ多くの弾薬(予備マガジンや予備ENパック)を持たせます。
戦い方ですが、敵の第一陣を無視して、すり抜けます。
忘れがちですが、イフリート・ナハトは特殊のジャミング機能が付いていますので、
敵MSの索敵範囲に入らなければ、気付かれない。
これを利用して、出来るだけ敵に気付かれずに、まずは奥のレーダーを破壊しましょう。
敵の援軍の大軍が出てくる前に、残りの「左、中、右」のレーダーの二つを壊せるはずです。
最後に残されたレーダーの近辺に、敵が集結しますが、
そこに突撃するとビームの弾幕が来ますので、自分で突っ込まず、
遠距離攻撃ができる僚機と友軍に命令を出して、破壊させましょう。
その後の防空施設の破壊も、独自に判断してもらう「攻撃」コマンドとかを出して、
僚機と友軍に任せても大丈夫でしょう。
イフリートは撃破されないことを前提に、地面に走り回っている敵MSを撃破に専念しましょう。
「バハマ諸島」の「通信施設制圧作戦」
この作戦で苦労するのは、一番左下の島ですね。
イフリートは水中戦に適しているわけではないので、出来るだけ陸上で戦いたい。
左下の島に、強力な遠距離射撃の兵器がいくつかそろっているので、
それをどうにかしないと、近づけるのもちょっとひと苦労します。
で、ぉぅぇぃなりの攻略法…と言っても、攻略法ほどでもないのですが、
単機突入…ではなく、僚機と共同に移動し、そして僚機に先行してもらうことですね。
海底で対戦している間、ひゅーっと島に登って、固定ビーム砲台を壊して、
そして陸上で待機して、登ってくる敵MSを一機一機撃破していけばOKですね。
んっと、苦労したのはこの二つくらいですね。
とりあえず、武装固定ステージは比較的に苦労しますが、
面倒くさがらず、必ず強い武器やカスタムパーツを全部僚機に取り付けて、
戦力の底上げをきっちりやったら、その分だけ楽になります。
さて、これで連邦もジオンもシナリオは攻略終了です。
オススメのプレイ順ですが、やっぱり「連邦」→「ジオン」のほうが良いと思います。
何と言うか、先に裏を知ってしまうと、ネタバレさてたような感じで、
素直に楽しめない…のような気がします。
まあ、順番が逆でも、それはそれで面白いと思います。
連邦・ジオンのシナリオでは、プレイしていないステージや「ハード」モードも有ったりしますが、
それらを飛ばして、次はオンラインモードを触ってみたいと思います。
出来はあんまりよろしくない…って噂ですが、とりあえずチャレンジしてみますー