おっと!これはビックリですね。
ワシントンポストの記事です。超適当に抜粋して和訳します。
→A place known for mustard shows fine taste for conservation
マスタードで有名な場所から漂う、環境保護のための良い風味建設者によれば、フランスのディジョン(Dijon)に作られた楕円状な唯一無二なオフィスビル「Elithis Tower(エリシスタワー?)」は、リーズナブルな資源を使って地球を救うための事例を示してくれる。
この建物は、世界初の「エネルギー生産>エネルギー消費」のオフィスビルになるポテンシャルを持っている。
10階建てのElithis Towerの面積は約5千平米で、大部分はオフィスとして使われている。
フランスの平均では、一平米の消費電力は400キロワットに対し、Elithis Towerは20キロワットの電力を消費します。
残りのこの20キロワットの電力をゼロするために、
利用者の理解を得る必要がある。
夜間にコンピューターの電源を消し、もっと省エネの電球を使い、
そしてエレベーターの利用を控え、自らの足で階段を利用するしかない。”最高な結果を得るために、己の振舞えを変えるしかないのさ。”と9階のオフィスから自分のハイブリッドカーまで歩くこのビルの建築者のThierry Bievreさんは言った。
49歳のThierry Bievreさんは金を稼ぐために、ビジネスチャンスとしてこの建物を捉えていることを否定しなかった。彼はこの建物の使用料や販売利益だけではなく、海外からにも同様なビルを建設するような契約も期待している。
ビルの建設費用は標準の商業ビルとそれほど変わらない(と彼は主張した)。約一千万ドル・三年で建てられました。彼の会社の建築家と技術者は既に知らせている電気・ガス・水を節約できるあらゆる手法を駆使した。
屋上のソラーパネルと75%の日差しを遮断できる建物南側の遮光板は日当たりをコントロールし、エネルギーを生産しながら、余分な熱を遮断した。そのほか、雨を収集してトイレ用水として再利用する工夫も見られる。
注意深く風や太陽光をうまくコントロールすることで、
建物の中の85%の時間に空調をつけなくでも快適な温度を保つことができた。
外部の温度が低い時、バイオシステムによって十分な加熱が加えられる。(*残りは営業トークやEU諸国のエコ意識などのまとめです)
先日、「アイスランドにサーバーを作ろう!という国家プロジェクトがあるようだ」の記事を書きました。
今回の記事のニュアンスとそんなに変わらないかもしれません。
いずれも、「温暖化対策」+「ビジネスチャンス」の事例ですね。
すべての人が一律にエコ意識を持っているわけではないので、
「苦しみながらエコ」「我慢してエコ」というのはあんまり健全ではなく、
「楽しくてエコ」「儲かってエコ」のような方向のほうが、win・winに持ち込みやすいかな?
そのために、省エネ・低炭素社会の実現にはITは必須不可欠なので、
ぉぅぇぃが勤めているIT・情報技術の学校も少し関係ありますよね。
ヨーロッパ諸国は地球温暖化に関しては敏感…と言われていますが、
実際にこの類の「アッと驚く」プロジェクトは、やっぱりヨーロッパが多いのかもしれません。
日本の省エネ技術は最先端に走っていると言われていますが、
何となく、素人目ですが、なんか今ひとつインパクトが欠けていますよね。
まあ、25%削減を宣言しっちゃったので、これからは何かしらの目が見える形で、
日本もこの類のプロジェクトが増えてくるかもしれません。
但し、こんなプロジェクトX的な取り組みの前に、
もっと地味~な努力を継続していかないといけないけどね。
まあ、口で言うのは簡単ですが、快適さを減らすと思われる政策とというのは、
十分な理解を得られなければ、なかなか実行できないものです。