呼び方なんてどうでもええっちゅーに~。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091109-00000027-zdn_n-sci
「FF」か「ファイファン」か 終わりなき論争に幕!?
人気RPG「ファイナルファンタジー」(FF)シリーズ。略して「FF(エフエフ)」とすべきか、「ファイファン」と呼ぶべきかという終わりなき論争(?)に、ついに決着が付いた。初代FFにも携わったゲームクリエイターの河津秋敏さんが、「FFと呼んでほしい」と告白したのだ。
ちなみに台湾では、FF(エフエフ)と呼ばれることもあります。
というか、”ファイファン”という呼び方はされてなかったですね。
さらに言うと、そもそもFFは台湾ではFinal Fantasyではなく、
「太空戦士(スペース・ウォーリアー)」と訳されています。
証拠に、中国語のWikipedia…。
URLも見てください。「http://zh.wikipedia.org/zh-tw/Final_Fantasy」っと、
誰がどう見ても「Final Fantasy」ですね。
で、なぜ「太空戦士」になったかというと、二つの説があります。
一つ目の説では、当時台湾の攻略本の大手「華泰書局」の社長さんが、
誰かに「日本にこんなゲームが発売されるんだ」と、ゲームの写真を見せられたが、
「うむ、これはスペース・ウォーリアー(太空戦士)って感じだな」ということで、
あんまり情報が無い状態で、とりあえず「太空戦士」と名づけた。
当時、日本語が読めない台湾人がRPGを楽しむために、
翻訳付きの攻略本は非常に影響力が大きかったので、
「太空戦士」という名前が定着された…。
二つ目の説では、「太空戦士」の言葉が始めて現れたのは、
尖端出版社が出版した「電視遊樂雜誌(テレビゲームマガジン)の第9号」。
その時は、台湾国産の特撮ドラマの「太空戦士」が大ヒットしたので、
代理店はその流行を乗っかろうと、タイトルを「太空戦士」にしたらしい。
ちなみに、「太空戦士」の前に出された仮の名将は「公主蒙難記(プリンセス遭難記)」らしい。
いずれにしても、ファイナルもファンタジーも関係ない名前が台湾で定着してしまいました。
ちなみに、台湾ではFFはどう略されるかというと「太戦」と言った感じになります。
FF7は「太戦7」、オンラインゲームのFF11は「太戦11」、
今年12月で発売されるFF13は「太戦13」っと言った感じですね。
まあ、日本語で見ると、「ファット・ウォーリアー(Fat Warrior)」のように見えるけどね…。
ちなみに、FFの派生はどうなっているかというと…、
中国語のwikipediaによれば…。
- Final Fantasy Tactics(ファイナルファンタジータクティクス)
- 太空戰士戰略版
- Final Fantasy: Crystal Chronicle(ファイナルファンタジークリスタルクロニクル)
- 太空戰士:水晶編年史
- Final Fantasy: Crystal Chronicle Ring of Fates(ファイナルファンタジークリスタル クロニクルリング・オブ・フェイト )
- 太空戰士:水晶編年史 命運之輪
- Final Fantasy Tactics A2: Grimoire of the Rift(ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア)
- 太空戰士戰略版 A2:封穴的魔法書
- Dissidia: Final Fantasy(ディシディア ファイナルファンタジー)
- 紛爭:太空戰士
- Final Fantasy Crystal Chronicles Echoes of Time(ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム)
- 太空戰士:水晶編年史 時之迴聲
- Final Fantasy: Crystal Chronicle The Crystal Bearers(ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー)
- 太空戰士:水晶編年史 水晶信差
どう考えても太空(スペース)も戦士(ウォーリアー)も関係ないのですが、
いずれも「太空戦士」が付けられているのですね。
最後に、一つオマケです。
グーグルイメージ検索で、「太空戦士」を検索してみてください。
まあ…いろいろ面白い画像が出てきます。
台湾の特撮モノの画像も…。