節電で繋がる二酸化炭素排出削減のオススメ

京都情報大学院大学も、京都コンピュータ学院も、京都にあります。

京都と言えば、まあ、金閣寺銀閣寺清水寺などお寺とかいろいろありますが、

「京都議定書(正式名称は「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」)」というのも有名ですね。

詳しいことはwikipediaチーム・マイナス6%などが詳しいので、

ごちゃごちゃした細かいことは置いときますが、

この議定書の中では、日本は6%の二酸化炭素削減を約束しています。

で、何をどのようにすればいいのか…は結構難しいことです。

IT・教育業界は他の業種と比べたら、ガソリンを使ったりすることがほとんどありませんので、

CO2の排出はそもそも多くありません。

まあ、もともとエコ的な業種ですね。

逆に言えば、あんまり手を付けるところがない…とも言えます。

ITの学校的に、たとえば二酸化炭素の排出を抑える制御機構の開発をしたり、

インターネットなどを活用した物流システムの再構築に貢献したり、

遠い未来の話もいろいろありますが、

一人一人、「今スグできること」と言えば、

節電くらいじゃないかと思います。

ITエンジニアは、電気を主食とするパソコンは必須だからね。

節電による二酸化炭素排出の削減について、

大阪ガスのウェブページによれば、

1kWhの電力削減で、0.69キロの二酸化炭素の削減に繋がる…らしい。

理屈については、「大阪ガス:電気の使用を減らすことによるCO2削減効果について」を見てください。

簡単に言えば、発電量の増減に対する調整には、火力発電が主な手段なので、

節電すれば、火力発電の発電量が減らされる、

すなわち、火力発電によって発生する二酸化炭素が出されなくなる…という理屈です。

さて、節電によって、二酸化酸素の排出が抑えられる…ことが分かったが、

普通の日々の生活で、人はあんまり自分が使っている電化製品の消費電力について調べないのですね。

まあ、電球は何ワット(W)…っと明記されていることが多いので、

もっとも分かりやすいかも知れませんね。

たとえば60ワットの電球を一日24時間付けてたら、

60Wx24h=1440Wh=1.44kWhの電力が消費されます。
(1kWh=1000Whね)

先ほどの1kWh=0.69キロのCo2の計算式を代入すると、

1.44×0.69=0.99、約1キロの二酸化炭素が排出される…という計算になります。

なんだ~たかが1キロか~…っと思うかもしれませんが、

通常二酸化炭素というのは気体なので、めちゃ軽いのですね。

生きている人間が呼吸によって排出しているCO2は、

一日で約1キロ…という計算があります。
(*グーグルで、「人間 二酸化炭素 排出」で検索してみたら、いろいろ出てきます。)

つまり、60Wの電球を付けているだけで、

生きている一人の人間と同等な二酸化炭素を排出している…という計算にもなります。

もちろん、ガソリンを愛飲する車とかと比べたら、全然大したことありませんが、

電力による二酸化炭素も、無視できるものではありませんね。

ここまでは前触れ(長っ!)で、

ここからはひとつ簡単な二酸化炭素削減の目安を提案します。

先ほども言いましたが、人間は自分が使った電化製品の消費電力については、

あんまり神経質に調べようとしていませんが、

毎月おサイフから支払っている電気代なら、嫌でも意識してしまいます。

現在ぉぅぇぃが利用している関西電力は、

電気の使用量に応じて、電気の単価が変わる仕組みになっています。

フツウの家庭なら従量電灯Aだと思いますので、毎月の電気代が2,000円超えている家庭なら、

大体1kWh=25円くらいの電気料金になっています。
(*関西電力の電気料金単価表より)

で、ここに注目です。

電気料金では、
1kWh=25円

電気削減による二酸化炭素の排出削減は
1kWh=0.69キロ

すなわち、1キロ分の二酸化炭素の排出を減らそうとしたら、

約26/0.69=36円の電気代を節約すればよいのです!

チーム・マイナス6%では、1人1日1キロの二酸化炭素削減…というスローガンがありますが、

これを一ヶ月の電気代に換算すると、36*30=1080なので、

一人一ヶ月1080円分削減すれば目標達成…という計算になります。

見えない空気を減らせと言われても…っと思うかもしれませんが、

金額ベースにしてしまったら、割とはっきりしますし、

成果が目に見えますので、やる気も出るじゃないでしょうか?

成果を評価する基準があれば、何をしたら効果が出て、

何をしても効果が出ないことも分かりやすくなるかと思います。

日常に使っている家電製品を省エネタイプにする、

温度設定を控えめにする、遮熱カーテンを利用する、

普段使わない家電製品のコンセントを抜く…など、

対策はいくらでもあります。

頑張った分だけ、地球に優しいだけではなく、

自分のお財布にも優しい!こんなハッピーなことはないですね。

というわけで、地球のために、

皆さんも頑張って電気代の節約していきましょう~

*えっと、ぉぅぇぃが贔屓している初期型の60GBのPS3は、
恐ろしく電気を暴飲暴食することは、とりあえず忘れてあげてください…。
あやつ、演算能力はスパコン並みらしいからね…。

comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*