さて、世の中にMOTというものがあります。
MOTとは、Management of Technologyの略でして、
日本語訳すると、「技術経営」だそうです。
MOTの「M」はMBAの「M」とちょっと意味が違うのですが、
まあ、ニュアンスはちょっと近いのです。
(MBAとは、「Master of Business Adminstration」=「経営学修士」のことですね。)
MOTは場合によってテクノMBAや技術版MBAと呼ばれていることもあります。
実際に何をするかというと、
「技術(テクノロジー)」を中心に、
新しい技術の創出によって、新しい商品を生み出すプロセスを管理する…ようなものですね。
と、まあ、詳しいことは「MOTのWIKI」でも読んでください。
さて、なぜいきなりMOTの話を言い出したかというと、
なんと、ぉぅぇぃが所属している京都情報大学院大学は、
なんとMOT評価機関である国際戦略デザイン研究所の2008年度の評価によれば、
日本国内のMOT・MBAの百を超えたコースの中に、二位と評価されました。
このランキングは、
何をもって評価しているかというと、
A=学生:社会人の比率、年齢、入試の仕組みなど
B=教員:教員の構成、外部からの採用人数、教員一人当たりの学生数など
C=カリキュラム:作成したカリキュラムの更新、授業形態など
D=インフラ:物理的なインフラ、学生をサポートするITなど
E=ネットワーク:対外的にオープンなネットワーク、外部連携、インターンシップの有無など
F=パフォーマンス:卒業生の進路、起業の状況など
G=マネジメント:マーケティング、学生の満足度向上への働きかけなど
の七項目を基準としていますね。
で、その中では、KCGIの評価結果では、
「E.ネットワーク」、「F.パフォーマンス」と「G.マネジメント」に非常に高い評価を受けています。
つまり、このMOTランキングの基準によれば、
KCGIは、
1.外部(学校や企業など)と緊密に連携している
2.卒業生の就職状況が良い
3.学生満足度が高い
と評価されたわけですね。
そして、「B.教員」と「C.カリキュラム」と「D.インフラ」も、
平均よりもかなり良い評価を受けています。
つまり、KCGIは、
1.施設・設備が良い
2.教育内容が良い
3.教授陣が良い
と判断されたわけですね。
唯一評価が低めのは「A.学生」ですが、
これは別に学生のレベルが低い…というわけではなく、
基本的にMBAもMOTも社会人を対象としていますので、
「社会人の数が少ない」「学生の年齢層が低い」と、この評価が低くなっています。
私がやっているゼミは、元自衛隊や元サラリーマンの30代のおじお兄さんもいましたので、
特に社会人が少ないって感じでもなかっただけどね。
今度統計ツールでも使って、今までの歴代学生のデータを分析してみようかのう…。
しかし、仮に本当に社会人が少なかったら、
逆に言うと、たくさんの大学卒業生がKCGI選んでくれている…とも言えますので、
まあ、ほかの項目と比べたら、
これは明らかにマイナス…とも言えないような気がします。
ちなみに、ランキングされておりませんが、
MOT教育プログラム情報サイトによる試行評価も受けています。
こちらもこちらで結構高く評価していただいておりますので、
ナカナカ良い感じですね。
なにはともあれ、ぉぅぇぃは特に何かをやったわけでもなく、
ふつ~うに働いているだけなので、
別に自慢でも何でもできませんが、
結構喜ばしい事なので、
心の中に密に喜んでみました。
わい~わい~おっほっほ~( ̄ー ̄)v